【トピックス】スポーツ番組の年間ランキングを掘り下げる！2024/09/20

今回のトピックス

スポーツ番組年間ランキング2023-24

今回のリアルタイム視聴でサッカーの日本×中国戦が1位になったので、今回はスポーツ番組の年間リアルタイム視聴ランキング（2023年9月～24年8月）。ベスト20は以下の順位となった。

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■スポーツ年間ランキング［リアルタイム視聴］ベスト20

順位	番組タイトル	放送局	ポイント (％)
1	開局65周年記念サッカーAFCアジアカップカタール・準々決勝「日本×イラン」（2/3）	テレビ朝日	100.0
2	SAPPORO新春スポーツスペシャル　第100回箱根駅伝復路（1/3）	日本テレビ	99.5
3	ラグビーワールドカップ2023「日本×アルゼンチン」（10/8）	日本テレビ	94.4
4	MLBソウルシリーズ2024・開幕戦「ドジャース×パドレス」（3/20）	NHK総合	93.7
5	SAPPORO新春スポーツスペシャル　第100回箱根駅伝往路（1/2）	日本テレビ	87.7
6	パリオリンピック2024　バレーボール男子・準々決勝「日本×イタリア」（8/5 22:00～）	NHK総合	80.6
7	パリオリンピック2024　バレーボール男子・準々決勝「日本×イタリア」（8/5 20:54～）	NHK総合(サブ)	79.9
8	パリオリンピック2024　バレーボール男子・予選リーグ「日本×アルゼンチン」（7/31）	NHK Eテレ	79.0
9	KIRIN CHALLENGE CUP 2023「日本×トルコ」（9/12）	日本テレビ	77.9
10	テレビ朝日開局65周年記念サッカーAFCアジアカップカタール「日本×イラク」（1/19）	テレビ朝日	76.4
11	パリオリンピック2024　バレーボール男子・準々決勝「日本×イタリア」（8/5 19:50～）	NHK総合	73.7
12	パリオリンピック2024　バレーボール男子・予選「日本×アルゼンチン」（7/31）	NHK総合	72.7
13	SMBC日本シリーズ2023　第7戦「オリックス×阪神」（11/5）	フジテレビ	72.5
14	FIVBパリ五輪予選／ワールドカップバレー2023・女子「日本×ブラジル」（9/24）	フジテレビ	71.5
15	ラグビーワールドカップ2023 1次リーグ・プールD「日本×チリ」（9/10）	NHK総合	69.8
16	パリオリンピック2024　バレーボール女子・予選リーグ「日本×ブラジル」（8/1）	NHK総合	68.9
17	テレビ朝日開局65周年記念 2026FIFAワールドカップ・アジア最終予選「日本×中国」（9/5）	テレビ朝日	66.2
18	パリ五輪予選／ワールドカップバレー2023 男子「日本×スロベニア」（10/7）	フジテレビ	65.1
19	MLBソウルシリーズ202・第2戦「ドジャース×パドレス」（3/21）	テレビ朝日	64.0
20	FIFAワールドカップ26 アジア2次予選「日本×北朝鮮」（3/21）	日本テレビ	63.1

思ったより色とりどりのスポーツが入り乱れる結果となった。お正月の絶対王者「第100回箱根駅伝・復路」をわずかに抑えて年間首位に輝いたのは「サッカーアジアカップカタール・準々決勝日本×イラン」。終了間際にPKで失点、敗北を喫した悔しい一戦だった。3位には昨年秋のラグビーワールドカップグループリーグ第4戦「日本×アルゼンチン」。4位は今年春のMLB開幕戦「ドジャース×パドレス」。そして6～8位は、今年のパリオリンピック2024のバレーボール、13位にはプロ野球日本シリーズ「オリックス×阪神」と、本当に百花繚乱。かつてのプロレスやプロ野球、サッカー、あるいはオリンピックやサッカーワールドカップなど、一つのジャンルやイベントに塗りつぶされることなく、さまざまな競技が人気を集めていることが分かる。

ここにランクインしていないものでも、高校野球や大相撲、フィギュアスケートなど、長年高い人気を保っている競技が多数あるし、卓球やバスケットボールなど急速に人気を集めるスポーツや、五輪で新採用される新競技など、その可能性はますます広がっている。スポーツ番組はことリアルタイム視聴の分野では圧倒的な強みを発揮する。何が次のトレンドとなるのか、注目していきたい。

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文／武内朗（たけうちあきら）

TVアナリスト。東京ニュース通信社にて「TVガイド」「TV Bros.」編集長ほかを歴任。TVガイドアーカイブチーム代表。好きな言葉は博覧強記。3大フェイバリットコンテンツは、ビートルズ・ナイアガラ・魔法少女まどか☆マギカ。

　【ランキングデータについて】

ランキングデータは、関東138万台を超えるREGZAの視聴データを基に、テレビの利用状況（家族での視聴や個人で視聴しているかなど）やユーザーの性別・年齢などの属性に、政府統計による世代別人口やテレビ保有率を加味した番組ごとの「推計視聴人数」を算出し、TVガイドWebが独自にランキング化したものです。
※各ランキングデータは、地上波放送とBS放送を合わせて集計したものです。
※ランキング集計期間には、集計日当日の翌日AM5:00までの番組を含みます。
※数値は1位を100とした場合の比率となります。

■テレビ視聴ランキング
・リアルタイム視聴ランキングベスト20 → 放送時刻に視聴した推計視聴人数が多い番組の20位分を掲載。
・録画再生視聴ランキングベスト20 → 録画された番組を視聴した推計視聴人数が多い番組の20位分を掲載。

■ドラマ＆バラエティー視聴ランキング
・ドラマ番組ベスト20（リアルタイム＋録画再生）
・バラエティー番組ベスト20（リアルタイム＋録画再生）
→「リアルタイム視聴」と「録画視聴」を合わせた、合計推計視聴人数の多い番組をジャンル別に10位分を掲載。
　多様な視聴形態を加味したうえで、本当に多くの人に見られている番組が分かるランキングに。

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出典元：TVS REGZA株式会社テレビ視聴データ“TimeOn Analytics”