東京オリンピックの競技を解説【バレーボール】日本男子は若手が台頭、女子は今季ネーションズリーグ過去最高の4位2021/07/14
バレーボール競技は、屋内で試合を行う6人制インドアの男女と、1チーム2人で屋外の砂浜で対戦するビーチバレーボールの男女、計4種目があるが、一般的にバレーボールといえばインドア6人制のこと。18m×9mのコートの中央にネットを張り、2チームがネット越しにボールを打ち合って得点を競う。オリンピックでは、1964年の東京大会から正式競技に採用。日本女子代表“東洋の魔女”が金メダルに輝いた瞬間は、同大会のハイライトとして語り継がれている。2度目の東京大会では、どんな伝説が生まれるのか。
男女とも12チームが出場。まず、6チームずつA・Bの2組に分かれて総当たりの予選ラウンドを行い、各組4位までが決勝トーナメントへ進む。試合は5セット(3セット先取)制。1セットは25点先取のラリーポイント制で、第5セットのみ15点先取。24-24(第5セットは14-14)になった場合(デュース)は、どちらかのチームが先に2ポイントの差をつけるまでそのセットを続ける。
日本は男子が3大会ぶりに出場。開催国枠での出場だが、2019年ワールドカップで1991年以来となる4位に食い込み、個人ではエースに成長した石川祐希がベストアウトサイドスパイカー、大会当時19歳だった西田有志がベストオポジットスパイカーに選ばれた。若手が台頭し、チーム力は向上している。予選ラウンドでは、A組でベネズエラ、カナダ、イタリア、ポーランド、イランの順に対戦する。日本は世界ランキング11位(7月4日付)。ベネズエラ、イラン以外は日本よりランクが上で、厳しい戦いが続きそうだが、まずは初戦に勝って勢いに乗り、決勝トーナメント出場権をつかみ取ってほしい。金メダル候補は連覇が懸かるブラジル。前回リオデジャネイロ大会以降も、2017年ワールドグランドチャンピオンズカップ、2019年ワールドカップ、さらに今季ネーションズリーグと国際大会を制覇。世界ランクも1位をキープしている。そのブラジルを破って2018年世界選手権チャンピオンに輝いたポーランドも有力。アメリカ、イタリアなども上位を争いそうだ
日本女子の世界ランクは5位。2019年ワールドカップは5位、今季ネーションズリーグは過去最高の4位と、メダルまであと一歩の位置にいる。予選ラウンドはケニア、セルビア、ブラジル、韓国、ドミニカ共和国と対戦。4度目のオリンピックとなるキャプテンの荒木絵里香、今季ネーションズリーグで活躍した古賀紗理那、エースとして期待される黒後愛らを軸に予選ラウンドを突破し、決勝トーナメントにも勝ち進んでほしい。メダル候補は世界ランク1位で今季ネーションズリーグ優勝のアメリカ、同準優勝のブラジル、2019年ワールドカップ優勝の中国などだ。
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