「ドラゴン桜」髙橋海人ら東大専科9人がそろってクランクアップ2021/06/26
6月27日に最終回を迎えるTBS系連続ドラマ「ドラゴン桜」(日曜午後9:00)。このほど、東大専科の生徒を演じる9人 がそろって仲良くクランクアップを迎えた。
ドラマは、週刊漫画誌「モーニング」(講談社)で2018年から連載されていた三田紀房氏による「ドラゴン桜2」が原作。05年に放送された前作ドラマの原作である「ドラゴン桜」(03〜07年連載/講談社)の15年後を描く続編だ。元暴走族の弁護士・桜木建二(阿部寛)が、偏差値32で経営破綻寸前の龍海学園の再建を目指し、元教え子の弁護士・水野直美(長澤まさみ)と共に、生徒たちを東大に合格させるために奮闘。東大専科の生徒役として、髙橋海人(King & Prince)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎、鈴鹿央士、志田彩良、細田佳央太が出演。第8話の終盤では、西山潤と西垣匠が扮(ふん)するヤンキーの2人も加わった。
主演の阿部から直接花束を受け取ると、これまでの撮影を振り返って感極まり涙ぐむキャストも。それぞれの思いを抱きながら約4カ月間の撮影を終えた。
瀬戸輝を演じた髙橋は「この『ドラゴン桜』に出演できると聞いた時は本当にうれしくて、人生を懸けて頑張ろうという意気込みで臨みました。東大専科のみんなは、すごく勢いのある俳優さんばかりで、僕はつたない演技だったかもしれませんが、そんな中でも監督やプロデューサーさん、そして桜木先生にいろんなアドバイスをいただきながら瀬戸輝という役と
向き合えたことは僕にとって一生の、二生の、三生の財産になりました。この4カ月間の思い出を大切にこれからも頑張っていこうと思います。ありがとうございました!」と述べた。
早瀬菜緒役の南は「作品に入る前には、皆さんの足を引っ張らないかなとか、ちゃんと話せるかなとかいろんなことを考えていたのですが、優しい皆さんのおかげで充実した毎日を送らせていただくことができました。今は終わってしまうのが寂しいなと感じています。またどこかで皆さんとご一緒できる日を楽しみにしています。ありがとうございました」と再会に期待を寄せた。
岩崎楓に扮した平手は「まずはたくさんご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。まだ皆さんは撮影が残っているかと思いますが、無事終えられることを祈っています。本当にありがとうございました」と感謝。
天野晃一郎役・加藤は「僕は普段寝る時によく夢を見るのですが、この撮影期間は朝早くから現場に参加させていただいたりなどもあって夢を見ずぐっすり眠れていたんです。ただ、撮休の時だけは夢を見て、その時に見る夢がだいたいこの現場の夢で。撮休の時くらい、現場を離れさせてくれよと思いながらも、そのくらいこの現場の皆さんだったりとか現場の雰囲気が大好きでした」と愛着をにじませ、「本当にやりがいを感じていましたし、監督・キャスト・スタッフの皆さんからいい刺激をもらいながら天野晃一郎としてやってこれたんじゃないかなと思います。皆さんまだ目に見えないウイルスと闘いながらの生活が続くかと思いますが、心と体にはお気を付けてください。また皆さんとご一緒できるよう、精進してまいりますので、その時はよろしくお願いいたします。ありがとうございました!」と周囲を気遣った。
藤井遼役・鈴鹿は「 藤井遼は当初、キャラ的にみんなから嫌われる役柄だったので、現場でも嫌われているなって感じることがちょいちょいありました(笑)。ですが、最終話まで撮影して専科のみんなとはすごく強い仲間意識でつながれたし、そこにリアルな絆も生まれました。スタッフさんたちにも支えていただきながら刺激的な毎日を送れていたので、僕にとってこの作品は本当に大切な財産になりました。本当にありがとうございました!」とコメント。
小杉麻里役の志田は「約3カ月ほど前に制作発表をやらせていただいて、その時に飯田(和孝)プロデューサーがこの作品に懸けているとおっしゃっているのを聞いて『本気で頑張らなければいけないな』と感じました。そこから目の前のことを一つずつ丁寧に頑張ろうと思ってこの作品と向き合ってきました。毎日いろんなことを吸収させていただいて、この作品に出させていただけて本当に幸せでした。そしてこの専科のみんなに出会えたことが本当に幸せだなと思います。ありがとうございました!」と全力で挑んだことを報告。
原健太を演じた細田は「健太の特性上、いろんな人にご負担をおかけしたこともあったかと思うのですが、最後まで皆さんに支えていただいたおかげで、健太という役を生きることができたと思います。自分の一つの目標だった『日曜劇場』にこんなにすぐに出演できるとは思っていなかったので、オーディションで受かったことを知った時はすごくうれしかったんです。そして、本当にこの作品で自分の今持っているものを出し切れたと思っています。また皆さんとどこかで会えるよう頑張ります。本当にありがとうございました!」と語った。
そして、小橋辰徳役の西山は「眉毛を剃ってから約4カ月もたったんだと思うとちょっと感慨深いです。そしてまさか、最後までこのメンバーと一緒にいられるとは思っていなかったので、今、結構ウルッときています。明日から髪の毛と眉毛を生やしたいと思います。本当にありがとうございました!」、岩井由伸役の西垣も「長い間ありがとうございました。何者でもない無名の僕を使おうと思ってくださった監督とプロデューサーさんには感謝の言葉しかありません。そして、約4カ間一緒に過ごしてくれた専科のみんなもありがとうございました。特に(西山)潤くんありがとうございました! またこれからも頑張っていきます。本当にありがとうございました!」とそれぞれ率直な思いを口にした。
最終回では、それぞれの決意を胸に、共通一次の結果発表の日がやって来る。果たしてその結果は? その一方で、学園買収には教頭の高原浩之(及川光博)が関わり、坂本智之(林遣都)と米山圭太(佐野勇斗)も加担していた。着々と進んでいく学園売却の準備に桜木と水野はどうすることもできず、しかし生徒たちの合格のために全力を尽くす日々が続く。そんな中、桜木はある秘策を提示。東大受験、買収劇、ともに大逆転に導くことができるのか? そして迎える涙の合格発表、思いも寄らない奇跡が起きる。
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