小芝風花が「モコミ」クランクアップ。「悩みながら作っていった役」2021/03/29
テレビ朝日系連続ドラマ「モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~」(土曜午後11:00)は、4月3日放送・第10話で最終回。物の気持ちが分かる少女・清水萌子美(小芝風花)と、一見幸せそうに見えるが実はそれぞれに問題を抱える家族の絆と再生を描く本作で、小芝をはじめキャスト一同がクランクアップを迎えた。
キャスト一人一人が撮影を終え、「不安を感じない日はない中、この家族、このスタッフさんたちと一つの作品を作ることができて幸せでした」(工藤阿須加)、「新しい時代の家族像を示すことができたと思います」(田辺誠一)、「“爽やか”という言葉に取りつかれた数カ月間でした(笑)」(加藤清史郎)と感想を語る中、ついに小芝も撮影最終日に。
先に撮影を終え、「母親というものは家族に育てられるものだとあらためて感じました」と語っていた母・千華子を演じた富田靖子は、小芝がすべての撮影を完了するタイミングで現場に駆けつけ、花束を手渡した。小芝は富田からのねぎらいの言葉に弾けるような笑顔を見せ、さらに「萌子美という役はすごく難しくて、萌子美の部屋のセットを見たりしながら、悩みつつ作っていきました。プロフェッショナルな方たちとご一緒できて、最後まで萌子美を演じることができました! 本当に皆さんのおかげです。ありがとうございました!」と役と向き合った日々を振り返り、感謝の言葉で締めくくった。
最終回では、行方が分からなかくなった縫いぐるみのトミーを捜すため、萌子美が木々たちに居場所を知らないか問いかけ、その祈りが通じたのか、再び物の声が聞こえるようになり、トミーとの再会を果たす。そして、萌子美、萌子美の恋の相手・岸田佑矢(加藤)、父・伸寛(田辺)、兄・俊祐(工藤)もそれぞれが自分の夢に向い行動を始める。また、千華子も少しずつではあるが父・観(橋爪功)との関係を改善していく。観は、なぜ音信不通だった千華子たちの前に現れたのか、その真相を明かす。
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