須黒清華アナが産休で「武田鉄矢の昭和は輝いていた」を卒業。「次の世代にこの番組で学んだことを伝えていきたい」2021/01/13
テレビ東京の須黒清華アナウンサーが産休に入るため、1月15日放送回をもってBSテレ東の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」(金曜午後8:00)を卒業。最後の収録を終え、福田典子アナウンサーがバトンを受け継いだ。
2013年の番組スタート当初はバーテンダーという立ち位置で、14年からは武田鉄矢のアシスタントとして番組の進行を務めてきた須黒アナ。最後の収録では、武田から感謝の言葉と花束を受け取り、スタッフの拍手に包まれた。新アシスタントに就任する福田アナは、1月29日放送の「この人この1曲⑧」からの登場となる。
約8年、番組出演した須黒アナは「今からおよそ8年前の初回収録では、小さい頃からテレビで見ていた武田鉄矢さんとご一緒するということでとても緊張しました。でも本当に先生のように、時に父のように昭和という時代を鮮やかに語ってくださったので、毎回楽しみながら昭和を知ることができました。驚くほどの記憶力で当時のCMソングを再現してくださったり、武田さん流の時代考察が聞けるたりするのも、この番組ならではの面白さでした。次にこの番組を担当する福田アナは平成生まれ! また新しい感覚を持った世代が昭和をどう見るのか、そして武田さんとは同郷ということで、2人がどんなコンビになっていくのか楽しみにしています」と期待を寄せた。
福田アナは「およそ8年もの間この番組を担当された、大好きな先輩である須黒さんからは、武田さんは本当に優しく何でも教えてくださるお父さんのような存在だと聞いていましたが、本当に初回から優しく、そして武田鉄矢さんの知識量と勉強量に、毎回とてもとても驚かされます。来月には30歳になる平成生まれの私ですが、この番組を通して昭和のことを学び、その楽しさや新たな発見を視聴者の皆さまと共有していけたらと思います」と意気込んだ。
さらに、須黒アナは「戦争、東京オリンピック、高度経済成長、そしてその中で生まれた多くの名曲、文化…今は当時の話を直接聞く機会も減ってきていますが、昭和には今の時代にも通じるヒントがたくさんあります。昭和を生きた先輩方から直接話を聞いたものとして、これからは次の世代にこの番組で学んだことを伝えていきたいと思っています」と今後についても言及。
福田アナもまた「平成3年生まれの私にとって、昭和に起きた出来事やはやったものは、どこか他人事のようで、教科書の中の事柄のようにこ
れまで感じてきました。しかし、ここまでのたった数回の収録で、『昭和歌謡が海外で流行していた!?』『昭和のこのドラマが、あの映画に影響を与えていたんだ!』と、すでにトキメキが止まりません! そして、昭和の時代で忘れてはいけない、戦争。暗く、底知れない闇の時代ではありながら、武田鉄矢さんやゲストの方のお話などから、教科書では分からない人々の暮らしがイメージできることで、そこでもがき続けた人々の強さや明日に向けて生きる力などその時代にあった希望の光を感じられると気付きを得ました。この番組を担当するにあたり、両親にもよく昭和のことや祖父母のことを尋ねるようになり、初めて知ったこともたくさんありました。たとえば、祖母の家族は、コリーが人気だった時代に警察犬を育てていたことがあるそうです。父が幼少期に見ていたドラマの主題歌を陽気に歌って聴かせてくれたり、昭和歌謡を一緒に口ずさんだりもしました。うれしい会話の連鎖を私が感じたように、番組で見ていただいた内容が、視聴者の皆さまの家族や周りの方とのコミュニケーションにつながっていくとうれしいです」と番組の意義を語った。
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