吉沢亮が草彅剛と初共演!「青天を衝け」初対面シーンは「緊張感があって楽しかった」2020/11/13
吉沢亮が主演を務め、NHKで2021年2月14日スタート予定の大河ドラマ「青天を衝け」(日曜午後8:00ほか)で、物語序盤の大きな山場となる、渋沢栄一(吉沢)と徳川慶喜(草彅剛)が初めて対面するシーンが、神奈川県相模原市の相模川で撮影され、撮影に参加した吉沢、草彅、栄一のいとこ・渋沢喜作役の高良健吾、慶喜の家臣・平岡円四郎役の堤真一が感想を語った。
同作は、約500の企業を育て、約600の社会公共事業に関わった「日本資本主義の父」として知られ、新しい一万円札の顔としても注目が集まる渋沢栄一が主人公。幕末に農民の子として生まれた栄一が、倒幕の志士を目指しながら幕臣となり、維新後は新政府に仕官。後に下野し、実業家として銀行などさまざまな産業を興し、近代日本の礎を築く姿が描かれる。脚本は、同局連続テレビ小説「あさが来た」などで知られる大森美香氏が手掛ける。
この日撮影されたのは、街道を馬に乗って走る慶喜と円四郎の一行を、栄一と喜作が懸命に追いかけ、栄一が仕官の意志や自身が抱えている思いを慶喜に伝える、2人の初対面を描いたシーン。吉沢と草彅はこのシーンがまさしく初共演で、緊張感と高揚感が混じり合う撮影現場となった。栄一×喜作、慶喜×円四郎という、あくの強い2組のバディも物語の見どころとなる。
吉沢は「(このシーンの撮影前までは)血洗島の畑に囲まれ、みんなでわちゃわちゃしているシーンばかりでしたので、今日の草彅さんや堤さんのように“カチッとした”方々が現場にいることが新鮮でした。言葉のやりとりも今までのテンションとは全く違う雰囲気があり、緊張感があって楽しかったです」と明かす。
そして「『青天を衝け』は本当にエネルギーにあふれている、すごく前向きな作品です。渋沢栄一もこれまでの大河ドラマでは描かれてこなかった人物なので、どういう人生を、どういうふうに歩むのか予想できない部分もあると思いますが、そういったところも含めて視聴者の皆さまに、一緒に楽しんでいただける作品になると思います。共演者の皆さんと力を合わせ、全力で演じていきますので放送開始までぜひ楽しみにお待ちください」と期待感をあおる。
草彅は「今日の撮影は栄一、喜作と出会い、抱えていた強い思いをぶつけられるシーンでしたが、お二人のエネルギーがビシバシと伝わってくる、とてもいいシーンでした。本当に大河ドラマが始まったなって気持ちでワクワクしています。こうやってお芝居できるのは楽しいので、視聴者の皆さんにも何か温かいものを届けられることができると思います」と撮影を満喫している様子。
「今日の撮影では1日中走っていました」と笑う高良は、「今後の撮影ではまた10代を演じますが、今日のシーンではそこから成長した喜作なので、どのように差をつけたらいいか考えながら演じました。喜作は“何かのために”という思いを強く持ったキャラクターで、『こういうふうに思ったり考えたりするんだな』と自分でも発見することがあるので、放送ではそこも楽しんでいただけたら幸いです」と見どころをアピール。
さらに、堤は「これまでの撮影はスタジオで江戸城や長屋が主な舞台でしたが、やはりロケは新鮮ですね!」と声を弾ませ、「円四郎は栄一、喜作と慶喜をつなぐ役でもあるので、その出会いが描かれるこのシーンは特に演じていて楽しかったです。すてきなドラマをお届けすることができると思います! 放送開始まで楽しみにしていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せた。
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