内田有紀と麻生祐未、愛人VS本妻の火花を散らす2020/11/11
内田有紀と麻生祐未が、WOWOWプライムで2021年4月に放送される中井貴一主演の「連続ドラマW 華麗なる一族」(日時未定)に出演することが分かった。
本作は、これまで幾度となく映像化されてきた山崎豊子さんによる同名小説をWOWOW開局30周年記念として連ドラ化したもの。高度経済成長期の日本を舞台に、阪神銀行頭取・万俵大介(中井)とその一族の繁栄、崩壊を描く。
内田が演じるのは、万俵大介の愛人・高須相子。表向きは住み込みの家庭教師だが、実態は今後の阪神銀行を大きくすべく、そして万俵家の繁栄のために、息子や娘の縁談をつかさどる閨閥(けいばつ)作りを担っている。抜群の美貌の持ち主で、時として万俵家の娘たちをも圧倒し、大介を手なずけている。
一方、大介の妻で元来の令嬢・寧子を麻生が演じる。昔のような執事や老女がいなくなり、家庭教師としてやって来た相子に妻、母の地位をじわじわと侵食され、妻妾(さいしょう)同居という奇異な生活を強いられるようになる。
内田は「高須相子は万俵家に関わるキーマンとして大切な役どころですが、彼女の心(しん)の強さと、心の奥底にある女性としての寂しさを丁寧に表現していきたいと思います。また、彼女は私がこれまで演じたことのない女性像。40代の女優として、自分でも見つけられなかった新しい顔を探し当てたいと思ってます。1960年代の日本を舞台とした重厚なテーマが 、現代の撮影技術による映像美と音響効果で、また更に進化した作品となって表現されると思います。私自身も今一度襟(えり)を正す思いで挑みます」と気合十分。
麻生は「『華麗なる一族』の一員に選ばれ、とてもうれしく光栄に思っています。今まで寧子を演じてこられた名優の方々に恥ずかしくないよう、慎重に演じたいと思います」と気を引き締め、「時代や環境が違っても、家族や社会を取り巻く人間関係は、普遍的なもの。そんな人間模様の面白さが詰まった名作です。自由を制限された世界で、精いっぱい、寧子なりの幸せを見つけていきたいと思います」と語っている。
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