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真矢ミキ主演「さくらの親子丼」の魅力。「作る人、食べる人というのは無言で心をつなぐ」2020/10/13

真矢ミキ主演「さくらの親子丼」の魅力。「作る人、食べる人というのは無言で心をつなぐ」

 10月17日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「さくらの親子丼」(土曜午後11:40=東海テレビ制作)。民間の子どもシェルターを舞台に、真矢ミキ演じる九十九さくらが、温かい料理を通じて傷ついた子どもたちと心を通わせていく成長物語は、今回でシリーズ第3弾となる。

 真矢は「台本をいただくたびに、さくらと共に私も成長させられていると感じます」と作品との深い結びつきを口にするなど、愛着のある役を演じるにあたり、真摯(しんし)に取り組んでいる。

 本作の撮影が始まったのは9月。清々しい朝、木々に囲まれた自然豊かなロケ地でクランクインを迎えた最初のシーンは、子どもシェルター「第2ハチドリの家」のリビングから。“食べること”を通じて子どもたちに愛を伝えてきたさくらは、シェルターの食事スタッフとして働いている。フェイスシールドを着け、エプロン姿の真矢が登場。「九十九さくら役、真矢ミキさんです!」というスタッフの掛け声と拍手とともに、深々とおじぎをする真矢の姿は、すでにさくらそのものだ。

真矢ミキ主演「さくらの親子丼」の魅力。「作る人、食べる人というのは無言で心をつなぐ」

 リビングでは、傷ついて「第2ハチドリの家」にたどり着いた子どもたち(井本彩花、hibiki、倉島颯良、遠藤健慎)が集っている。ちなみに、子どもキャストは400人以上から寄せられた“一人芝居映像”のオーディションを勝ち抜いた、個性豊かで才能あふれる若手俳優たち。

 「さくらの親子丼」といえば、行き場のない子どもたちにさくらが親子丼を振る舞うシーンが印象的。この日も朝から親子丼のおいしそうな匂いがセットに広がり、真矢の親子丼を作る姿も堂に入っている。真矢は「作る人、食べる人というのは無言で心をつなぐ。何も語らずとも、まるでキャッチボールをしているようにその人の優しさがズドーンと入ってくるから、さくらも淡々と親子丼作り続けるのは、それが分かっているからでしょうね」と話している。

 なお、今回から新たに新人弁護士・宮部雪乃役で新川優愛、「第2ハチドリの家」のホーム長・高瀬川多喜役で山崎静代が参加。前作に続き、さくらと一緒に子どもたちを支える弁護士・三谷桃子に扮(ふん)する名取裕子も登場する。

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