香取慎吾、5年ぶりの民放ドラマ出演で“指殺人”の捜査官に2020/10/01
テレビ東京系では2021年1月クールに、香取慎吾が訳あり捜査官を演じる新感覚クライムサスペンス「アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜」(月曜午後10:00、開始日未定)を放送することが分かった。
本作は「バイプレイヤーズ」シリーズや「40万キロかなたの恋」など挑戦的なオリジナル作品を連発する濱谷晃一プロデューサーのオリジナル企画で、同枠の社内企画募集で300通を超える応募の中から選ばれた、SNSでの誹謗中傷をテーマにした全く新しいサスペンスドラマ。香取が民放ドラマに出演するのは5年ぶり、同局のドラマ出演はの「あぶない少年Ⅲ」以来33年ぶりとなる。
“アノニマス”とは、日本語で“匿名”を意味する言葉。日本はネット上の匿名比率が7割と他国に比べて顕著に高い匿名大国(平成26年版情報通信白書より)だ。インターネットの誹謗中傷や炎上などが後を絶たず、キーボードによる殺人=指殺人(ゆびさつじん)が、社会問題になっている。物語の舞台は、この社会問題に対応するため警視庁に新設された“指殺人対策室”。香取演じる主人公・万丞渉(ばんじょうわたる)は、ある事件をきっかけに捜査一課の第一線から外された一匹狼ながらも、癖の強いメンバーと共に、指殺人に苦しむ人々の事件を解決に導いていく。顔の見えない犯罪者=アノニマスを捜査して見つけ出すというミステリーを通して、現代日本の根深い社会問題、人間ドラマを描く。
香取は「5年ぶりの民放ドラマ、33年ぶりのテレビ東京でのドラマ。小学生だった僕が電車でテレビ東京に通っていた時の緊張感がよみがえります。21年の幕開けに、僕を必要としてくれたスタッフの皆さまの思いとともに、テレビで、テレビ東京で、今の香取慎吾の全力を視聴者の皆さまにお届けできるように頑張ります。初めてテレビに出させてもらった時の喜びを思い出しながら!」と宣言し、期待に胸を膨らませている。
そして、ドラマのテーマであるSNSについては、「僕がSNSを始めて3年が経ちました。僕はSNSに助けられています。応援してくれている皆さんの言葉に、いつも笑顔をもらっています。でも、始める前に思っていたSNSへの怖さも忘れてはいません。SNSと生きる今。このドラマ『アノニマス』がSNSの闇だけではなく、その先の光も描いてくれたらと思っています」と作品の意義を語っている。
濱谷プロデューサーは「SNSの誹謗中傷問題に苦しむ人がたくさんいます。コンセプトは『もしも、SNSの誹謗中傷問題を専門に捜査する部署が新設されたら?』。正解はないかもしれませんが、香取さん演じる主人公の万丞渉と一緒に、模索していけたらと思います。香取さんとのお仕事は約10年前に『ピラメキーノ』でピラメキ体操を踊ってもらって以来ですが、主演映画『凪待ち』(2018年)も拝見し、俳優としてより魅力的になっていると実感しました。今の香取さんの魅力が光り、視聴者の皆さんにも満足していただけるドラマになるよう、精いっぱい頑張ります!」と力強くアピールしている。
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