橋本環奈が「家にお招きしたみたい」となごむ「天久鷹央の推理カルテ」記者会見2025/04/17

テレビ朝日系で4月22日から放送される「天久鷹央の推理カルテ」(火曜午後9:00。初回拡大スペシャル)の主要キャストがそろい踏みし、4月16日に記者会見が開催された。登壇したのは、主人公・天久鷹央役の橋本環奈、鷹央のバディとなる内科医・小鳥遊優役の三浦翔平、鷹央に憧れる研修医・鴻ノ池舞役の畑芽育、鷹央にとって“唯一怖い存在”の姉・天久真鶴役の佐々木希、鷹央&真鶴の叔父で天久一族が経営する天医会総合病院の院長を務める天久大鷲役の柳葉敏郎、全5人。
会見会場となったのは、天医会総合病院の屋上に鎮座する“鷹央先生の家”。日々撮影が繰り広げられているセット内での会見とあって、橋本は「皆さまをお招きしたみたいな感覚ですね。『おうちにようこそみたいな』感じがちょっとします」と言い、三浦も「会見というか撮影の合間というか」と笑う。この鷹央の家にはグランドピアノや7500冊もの本、甲冑などがあり、なかなかに重厚な雰囲気。今日初めてここに来たという佐々木は「鷹央先生はこんなに本を読んでいるんですね。天才ですねぇ、すごいな」と感心しきりだった。

前半部分のトークパートは、司会を務める野上慎平アナウンサーからの質問に答える形で進行。「医療シーンを演じてみていかがですか」と聞かれた畑は「ミステリーがメインの作品ですが、医療シーンとしてオペシーンもあって。先生たちを招いて医療リハを重ねたりとか。また、専門用語は聞いたことがない言葉が多すぎて、自分の言葉にする作業が難しいです」と医療ドラマならではの難しさを語る。

鷹央の姉役の佐々木は、役柄についての質問に「事務長ということもあって、凛としたおしとやかな女性をイメージしてたんですけど、鷹央を叱ることもあるので、意外と大声ばかり出しています」と真鶴の意外な一面を披露。三浦も「劇中のセリフにもありますけど、ギャップがすごい」と佐々木の熱演を明かす。鷹央とは犬猿の仲の叔父役の柳葉は、橋本に「(柳葉さんは)今日、一番笑っていらっしゃる。撮影だとキリッとした表情なので」と指摘されると「つらいです(笑)」とヒール役を演じる心境を告白した。
中盤は、キャストが事前に答えた内容をフリップにしたため、この場で公開するスタイルで展開するフリップトーク。第一問は、「天久鷹央のような天才になれるとしたらどんな天才になりたいですか?」。これに「睡眠時間が短くてもいつも元気な天才」と答えたのは橋本。「どれだけ活動時間が長くても疲れない。朝から晩まで元気でいれたらいいな」と切実な願いを語るも、佐々木は「元気よ?」とフォロー。畑にも「私も思いました。睡眠時間が短いであろうに、元気です」と言われた橋本は、「本当? じゃ、このままでいっか!」と笑顔を見せた。

この質問への答えを書いていたのがちょうど「マスターズ2025」の開催期間中だったこともあり、ゴルフ好きの三浦は「どんなグリーンでもワンパットで入れられるような天才」との答え。畑は「すぐに行動できる天才」、佐々木は「お店で食べたものを再現する天才」とそれぞれの性格が分かるような回答を見せ、最年長の柳葉は「ダジャレの天才」と言って笑わせた。

続く第2問は、「この謎私が診断してやる」という鷹央のセリフにちなみ、「この人のここが謎」。「○○さんが○年前に共演した時と肌艶が変わってないのが謎」と答えた橋本は、○○さんの正体を三浦と佐々木だと告白。ずっと変わらず肌が奇麗だと言われた2人は「頑張っているんだよ! なんとか食らい付いているの」と美肌には地道な努力があると話す。

「○○さんのことがかわいいと思わない人がいるのか謎」と答えた佐々木は、橋本と畑のかわいらしさのとりこだと言い、特に畑は人の懐に飛び込むのが上手だと橋本も絶賛。その畑は「○○さんの休日の過ごし方が謎」と柳葉に質問。「カミさんと『あつ森(あつまれどうぶつの森)』をやっているよ。今度みんなでやろう」と意外な答えが出てくると、畑は「めちゃくちゃほっこり。聞けてよかったです」と笑顔に。柳葉は「○○さんがそんなにたくましいか謎」と、育児や家事をしながら俳優業に励む、同じ秋田県出身の佐々木のパワフルさをたたえた。
続いては記者からの質疑応答に入り、初めて医師役を演じて自身に起こった変化を聞かれた橋本は「鷹央先生のキャラクターが本当に濃くて、新しいことに挑戦しているなという気持ちがある」と回答。そんな鷹央をどんどん好きになっているとも言い、それが自分の成長にもつながっているのかなと思います」と笑顔を見せた。

質疑応答を終え、会見終了……と思いきや、野上アナが「このドラマに欠かせないある方にサプライズでお越しいただいています」とゲストを紹介。呼び込まれたのは、主題歌「Black and White」を歌うDa-iCEのボーカル・花村想太。抱えていた花束を橋本に手渡し、「人によって白黒の正解が変わっていくという考えと鷹央の生きざまを掛け合わせた曲が作れたらいいなと思って制作しました」と主題歌が生まれたいきさつを伝えた。花束を受け取った橋本も「鷹央先生は謎に対しての探究心があり、何に対しても白黒をはっきりさせたい性格。そんな鷹央の生きざまが感じられる歌詞」と同意し、「花村さんの歌声にぐっと引き込まれる主題歌で、すごくうれしく思います」と作品に寄り添う主題歌を喜んだ。

会見の最後に、橋本が「医療ミステリーならではの爽快感や、鷹央とともに謎を解く醍醐味(だいごみ)を皆さんに楽しんでいただけたら」とメッセージ。「楽しいチームで撮影させていただいているので、それが皆さんにも伝わるんじゃないかと思います」と、チームワークの良さを再度アピールして会見を締めくくった。

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