當真あみ「ちはやふる-めぐり-」で連続ドラマ初主演! 上白石萌音も10年後の奏役で続投2025/04/18

當真あみが、日本テレビ系で7月スタートの水曜ドラマ「ちはやふる-めぐり-」(水曜午後10:00、開始日未定)で連続ドラマ初主演を務めることが発表された。また、映画シリーズから続投となる上白石萌音が、梅園高校の非常勤講師でかるた部顧問の大江奏役で出演することも決定した。
本作は、末次由紀氏による大ヒット漫画「ちはやふる」を原作とした映画三部作「ちはやふる-上の句-」「同-下の句-」(ともに16年)、「同-結び-」(18年)の10年後の世界を描くドラマオリジナルストーリー。末次氏が脚本のプロット段階から参加し、令和の高校生たちが競技かるたに青春を懸ける新たな物語を紡ぐ。シリーズ累計発行部数2,900万部を超える人気作の新章となる。
當真が演じるのは、梅園高校かるた部の幽霊部員・藍沢めぐる。青春とは程遠い日々を送っていた彼女が、新たに顧問となった大江奏と出会い、かるたや仲間たちとの出会いを通して変化していく姿が描かれる。
一方、上白石が演じる大江奏は、映画の主人公・綾瀬千早の幼なじみであり、高校時代は瑞沢高校競技かるた部として全国優勝を果たした人物。本作では25歳となり梅園高校で古文の非常勤講師として教壇に立ちながら、かるた部の顧問を務めることになる。
當真は出演への思いについて「参加させていただけるうれしさと緊張がありました」と率直に語りつつ、「皆さんが作り上げた映画『ちはやふる』シリーズの世界観にリスペクトを持って、末次先生の『ちはやふる』、映画『ちはやふる』シリーズのたくさんのファンの方々のイメージを崩さないよう、つなげていけたらなと思いました」と作品への敬意を示した。
映画シリーズへの感想を尋ねると、「最初に憧れという感情を持ちました。かるたをなりふり構わず追いかける姿がすごくまぶしかったです。私が映画『ちはやふる』に出会ったのはちょうどコロナ禍で部活も学校も休みになった時だったので、私の中で希望にもなった作品でした」と特別な思い出を明かし、「『ちはやふる』は本当にたくさんのファンの方々がいると思います。私もこの作品に感銘を受けた一人です。私が受けた感動を今度は見てくださる方に伝えられたらなと思っています。ぜひ、楽しみにしてほしいです」と、熱意あふれる言葉を紡いだ。
映画シリーズから続投となる上白石は、出演決定の喜びを「ひと言では言い表せません。また奏を演じられるのだという喜びがありましたし、『ちはやふる』の世界に飛び込んで心を動かせるのが本当にうれしいなと思いました」と述べ、映画撮影から10年たった感慨を「映画の10年後の世界を描くドラマですが、実際に映画シリーズの撮影からも10年がたっています。早かったのか、長かったのか…“10年という時間”に思いをはせるきっかけにもなりました。感慨深いという言葉が一番ぴったりかなと思います。放送が楽しみでなりません」と、しみじみと述懐した。
そして、「原作をお好きな方も、映画を愛してくださっている方も、初めて『ちはやふる』と出合ってくださる方も、きっと心がみずみずしく溶かされるような、栄養のようなものを体中に感じていただけると思います」と作品の魅力を強調し、「疾走感があって、葛藤もしっかり描かれている骨太な青春ドラマになると思います。どの方々にも満足していただけるように精いっぱい作っていきますので、ぜひ、楽しんでいただけるとうれしいです」と、アピールした。
また、上白石は末次氏との再会にも触れ、「(ポスター撮影の時に)本当に久しぶりにお会いしました。また一緒に作品を作らせていただけることの喜びを分かち合いました」と特別な瞬間を回想。作品内容については「10年後が舞台ということで、奏もしっかり10歳年を取っています。原作では描かれなかった奏の葛藤や、千早ちゃんへの想い、どんなふうにこの10年を過ごしてきたのかというところもしっかり描かれます」と新たな魅力を紹介し、「末次先生も『そこがすごくうれしい』とおっしゃっていました。先生にとってはきっとどのキャラクターもわが子のように大切だと思いますので、私もしっかりと奏ちゃんを愛し抜いて一緒に悩んだり喜んだりしたいと思います」と役への思い入れを語った。
本作を手がける榊原真由子プロデューサーは主演の當真について、「日々撮影をしながら、彼女の中にある静かな情熱をひしひしと感じています」と称賛の言葉を寄せ、「當真さんに演じていただくめぐるというキャラクターは映画の主人公である千早とは違い、青春とは程遠い日々を送っています。そんな彼女が奏に出会い、かるたに出合い、仲間たちに出会って変化していくさまを繊細にみずみずしく演じてくれています」と演技力を評価。さらに「いまこの時の18歳の當真あみのきらめきを、めぐるとして生きる彼女のハッとさせれるほど真っすぐな瞳を、皆さんにお届けできるのがとても楽しみです」と自信をのぞかせた。
上白石の続投に関しては、「今回、上白石萌音さんが大江奏としてちはやふるの世界に戻ってきてくれました。教師になった25歳の奏ちゃん。クランクインの日、奏ちゃんが授業をする姿を見て、言葉ではとても言い表せない感慨を覚えました」と感動を表現。「上白石さんとお話しするたび、ちはやふるという作品への上白石さんの強い思いを感じています」と俳優の作品への愛着に触れる。
加えて、「大人になった奏ちゃんを上白石さんに演じていただけることを末次先生もとても喜んでくださり、特別にイラストを描き下ろしてくださいました。連載時から時がたち、大人になった奏ちゃんや千早たち。ドラマ『ちはやふる-めぐり-』のプロデューサーとしても漫画『ちはやふる』の大ファンとしても、このイラストを見た瞬間に胸がいっぱいになりました」と感激を隠さず、「當真さんと上白石さんとこれから発表するすてきなキャストと一緒に最高の青春を作り上げてまいります。お楽しみにお待ちいただけますと幸いです」と熱意を込めて制作への意気込みを語った。

ドラマ化を記念して、末次氏による「ちはやふる-めぐり-」特製描き下ろしイラストも公開された。イラストは25歳の千早たちが教師になった奏を囲んでいるというもの。中心には黒板に自己紹介を書く奏がいて、その周りを相変わらずおてんばそうな「綾瀬千早」、スーツ姿でポーズをきめる「真島太一」、頭に手拭いを巻いてエプロンを身に着けた”肉まんくん”こと「西田優征」、白衣姿で歯を見せて笑う”机くん”こと「駒野勉」の4人が楽しそうに囲んでいる姿が描かれている。
末次氏は上白石の続投について「続編の企画が進み、大江奏役を再び上白石萌音さんにお願いすることが決まった時、上白石さんが『またかなちゃんになれるなんて』と喜んでくださったことが、とても印象に残っています」と心温まるエピソードを披露。「物語の中で10年という月日が流れたように、現実の時間も重なり、その時を経た大江奏を、上白石さんが喜びをもって再び引き受けてくれたことが、本当にうれしかったです」と、深い感謝の気持ちを表明した。
イラストに関しては、「ふたたび部活に奮闘することになった大江奏の姿を、漫画のキャラクターたちもきっと応援している――そんな思いを込めて、新しいイラストを描きました」と制作意図を解説し、「新キャストの當真あみさんとともに、自由に、そして伸びやかにこの時間を楽しんでほしいという願いも込めています」と、作品への願いと期待を込めた。
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