「ミッドナイト屋台～ラ・ボンノォ～」スタート！ 主演・神山智洋が本作にかける思いを語る2025/04/11
フジテレビ系では4月12日から、WEST.・神山智洋が主演を務める土ドラ「ミッドナイト屋台～ラ・ボンノォ～」（土曜午後11：40＝東海テレビ制作）がスタート。神山が本作の見どころやこの作品にかける思いを語った。
「ミッドナイト屋台～」は、味覚を失ったスゴ腕フレンチシェフ・遠海翔太（神山）と、味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元（中村海人/Travis Japan）がコンビを組んで、平日の夜のみ、寺の境内でおしゃれな屋台をオープン。客にとってのオンリーワンメニューの注文を受けることで、客のおなかと心を優しく包みこむ2人が、客との交流を通じて一歩踏み出していく様子を描いたオリジナルドラマ。
ドラマの撮影は、清々しい晴天の下でスタート。寺の台所を舞台に、初めて翔太が輝元の前で料理の腕を振るうシーンでクランクインした神山と中村。早朝からのロケにもかかわらず、「おはようございます！」と元気な声で現場に入った。初日ということもあり、2人とも声のトーンなど細かな部分まで監督と話し合い、キャラクターを作り上げていく。
そして、神山が調理をするシーンの撮影が始まった。事前に調理指導を受けてきた神山だが、撮影にあたり改めて手順を入念に確認。さらに、プロっぽく見える手際のいい調理のコツについて、フードコーディネーターにも確認。そのおかげもあり、何度か練習した上で本番に臨むと、一発でOKが。モニター越しに見ていたスタッフからも「カッコいい…」の声が漏れる。そんな、一流シェフ・神山が「魅せる」所作にこだわった演技にも注目だ。
毎週、絶品屋台めしで悩める客の心とおなかを満たす本作の第1話で登場するのは、「焼き飯」。この一品は、料理が苦手な吉川美広（黒谷友香）のために、夫がよく作ってくれたもの。翔太と輝元は、その焼き飯を忠実に再現することで、夫婦の思い出を浮かび上がらせていく。フライパン一つで作ることができる焼き飯は、誰にとってもなじみのある家庭料理だが、神山にどんな印象を持っているのか聞いてみると「自分の中では、外で食べるのがチャーハン、家で食べるのが焼き飯、というイメージで、炒飯と焼き飯は別モノという感じです。今回の焼き飯も調理方法を教わりましたが、ポイントは具材をきちんとさいの目に切ることと、最初にショウガ、ニンニク、豚肉をごま油でじっくりと炒めて香りを出すことですね。ちょっと手間がかかるんですけど、それがおいしさにつながるんだということを実感しました」と、作る際のポイントと共に答えた。
教わった後に自宅で作ってみたそうで「本当においしかったですよ。ちなみに撮影中はスタジオ中にごま油のいい香りが漂っていて、外からスタジオに戻ってくると食欲が刺激されて大変でした（笑）。調理シーンで見てもらいたいのは、焼き飯に火を均等に入れるためフライパンをあおるところ。撮影用のフライパンが結構重たいのですが、そのほうがうまく振ることができるような気がします。焼き飯はシンプルな分、作り手の技量がよく分かる料理。ぜひ注目してもらいたいと思います」とエピソードを明かした。
ドラマで登場する料理の多くは、焼き飯のような家庭料理。「誰にでも思い出があるような料理なので久しぶりに作ってみようかなと思ってもらえたらうれしいです。もちろん、翔太と輝元が助け合いながら奮闘する様子も、ぜひ楽しんでください」と視聴を呼びかけた。
地上波連続ドラマ単独初主演に関して「WEST.としては2014年にデビューして、今年は11年目になります。去年は10周年を盛大に祝ったわけですが、今年はそれ以上の年にしたいという気持ちが、自分の中にありました。そんな中で、また皆さんに見ていただける作品に参加できるということが何よりうれしかったですね。そして、Travis Japanの中村海人くんとバディを組むというのもうれしい。土曜の夜にゆっくり見ていただける、飯テロになるようなドラマが作れたらと思っています」と意気込みを語った。
本作の見どころについては「僕が演じるスゴ腕シェフ・遠海翔太と、海人くんが演じる僧侶・方丈輝元が、寺の境内で屋台を開業します。料理を通してお客さまの心を解きほぐしたり、大切な記憶をよみがえらせたりと、非常に温かいドラマになっていると思います。また、味覚を失った翔太と鋭い味覚を持つ輝元は、性格などあらゆる部分が真逆。そんな彼らが協力し合うという、デコボコ感も魅力ですね。海人くんと一緒に仕事をしたことは何度もありますが、ドラマでの共演は初めて。翔太と輝元同様、僕と海人くんもキャラが結構違うので、共演していてもとても楽しいです」とコメント。
演じる翔太と似ている部分や異なる部分を聞かれると「翔太はどちらかというと口下手で、屋台でもお客さまとのやりとりは輝元に任せています。僕も口数は多くないので、そこは似ているかもしれません。その一方で、仕事に対する思いは少し異なるような気もします。料理への情熱を持ちつつプレッシャーも感じている翔太ですが、僕はアイドルという仕事を100%楽しんでいるので、そこは違うかもしれませんね。ただ、シェフが味覚を失うというのは、僕にとって耳の調子が悪くなるようなもの。そう考えると心が折れそうになるのも理解できます」と説明した。
最後に「翔太はフレンチのシェフですが、輝元が看板に『何でも作ります』と書いたことから、お客さまの要望に合わせてさまざまな料理を作ることになります。料理を通して、お客さまのつらい思いを浄化させたり、大切なことを思い出させたりするところが見どころだと思います。味覚を失って、料理と距離を置いていた翔太が、輝元と出会うことでもう一度料理と、そして過去の自分と向き合うことになります。輝元がきっかけで翔太が変わっていく様子にも注目してもらいたいです」とアピールした。
第1話。パリから帰国しフレンチレストランを開く予定だった翔太。しかし、ある理由で開店計画が頓挫（とんざ）し、宅配便のドライバーで生計を立てていた。ある時、通夜の返礼品を届けた寺で副住職の輝元と出会う。しかし、手違いで、予定していたカステラが入っていないことが判明。途方に暮れる輝元に対し、翔太がその場で代わりの料理を作ると言い出す。「俺、シェフなんで」こうして交わることのなかった2人が出会い、運命が動き始める。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド（最新シーズン）Drama Guide Season
【2025年春】TVドラマガイド
2025年の春（4月・5月・6月）にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介！
今田美桜＆北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、小泉今日子＆中井貴一W主演「続・続・最後から二番目の恋」、橋本環奈×三浦翔平「天久鷹央の推理カルテ」や桐谷健太主演「いつか、ヒーロー」、小芝風花主演「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬（1月～3月）に放送された連続ドラマを曜日別で分かりやすく紹介☆
松坂桃李主演「御上先生」、板垣李光人＆中島裕翔W主演「秘密」、永瀬廉＆山下美月初共演「御曹司に恋はムズすぎる」、月9「119 エマージェンシーコール」、川口春奈＆松村北斗共演の「アンサンブル」など、深夜ドラマやBSドラマを含め、出演者、主題歌、記者会見リポート情報なども各ドラマページに掲載！
