橋本じゅん、濱田マリ、鈴木仁ら個性派俳優5人が川栄李奈主演「ダメマネ!」で崖っぷちタレント役2025/04/01

橋本じゅん、濱田マリ、鈴木仁、永野宗典、古田愛理が、日本テレビ系で4月20日スタートの連続ドラマ「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」(日曜午後10:30)に出演することが分かった。
川栄李奈が主演、安田顕が共演する「ダメマネ! ―ダメなタレント、マネジメントします―」は、かつて伝説の天才子役だったヒロイン・神田川美和(川栄)が芸能マネジャーに転身し、問題だらけの芸能人たちを再生しながら自らもまた人生を取り戻していく人生リベンジコメディー。安田は美和の上司で冷徹ドS部長・犀川真一郎を演じる。
今回発表された5人は、美和が配属される「TOYOプロダクション・芸能4部」のメンバーたち。中3階という微妙なエリアに位置し、売れない芸能人たちが集まる「巣窟」だ。

橋本が演じるのは、芸能4部最年長のこじらせ俳優・和田浩二。かつてCMに出演して顔だけは有名になったが、イメージが定着しすぎて俳優の仕事は激減。過去の栄光を引きずりながら、「いつかまた売れる」という夢だけを頼りに生き延びてきた男。服も生き方も有名女優の妻に管理されている。
橋本は、「芸能4部は例えるならおもちゃ箱。それも幼児から小学生まで遊んでくださいね、というイメージです。撮影では瑠東(東一郎)監督ならではの世界作り“瑠東ワールド”があるので、ちょっと脱出を試みたんですけど捕まりました(笑)。これからどこに漂流していくのか、自分でも楽しみにしています。和田は1度は世に出たという夢にしがみついて、その夢だけを食べてきたバクみたいな人。自分も表方で和田と一緒なので割と自分に近い感じで悲哀を感じながらも、『それでも夢を食べるんだ!』っていう前のめりなシルバー世代にエールを送りたいですね。『いい年してよく頑張るよ』って思っていただけたらうれしいです」と、自身と重なる役柄への思いを吐露した。

濱田は、おせっかいなベテラン女優・田辺昌枝役を担当。うわさ好き&業界歴が長いため、芸能界の酸いも甘いもかみ分けている。芝居にはやたら真剣で、一言しかセリフがない役でも監督を質問攻めにして、現場を振り回すのが日常茶飯事。悩み相談が大好き。
濱田は、「非常にテンポが良くてエネルギッシュで、芸能4部のメンバーは素晴らしいです。ただ、撮影になりますと、本番はいろんな方角から何回戦も撮るので疲れます(笑)。みんなが自分を売り込む姿、芸能界って華やかなだけじゃないっていうのを芸能4部のみんなを見て感じてほしいですね。このドラマはThis is芸能界! 普段画面に映らない芸能界の裏側が見られるので、私も見ていて『やっぱそうなのか! そうなってんのか芸能界』という新しい驚きもあります。今、芸能界にいる人も芸能関係者の人も関係者じゃない人にもぜひとも見ていただいて、リアル芸能界をみんなで共有して楽しみたいです」と、芸能界の実態を映し出す作品の魅力を強調した。

鈴木は、空気が読めない東大卒タレント・小野寺勉として登場。頭の回転は早いが、空気を読まずに知識を振りかざしてしまう厄介ポジション。盛り上がっている場面でも、冷静に鋭いツッコミを入れて場の空気を凍らせがち。本人は“頭のいい俺”を貫くつもりだが、実際はズレたキャラが定着してしまっている。
鈴木は、「芸能4部のシーンは順番に話すというよりもとにかくごちゃごちゃみんながしゃべり合うので、この会話劇から見える個性を楽しんでもらえたら。小野寺はその中でも一人違う角度からツッコんでくるようなタイプです。人数という意味でも多分そろった時の圧がすごいと思うので(笑)、そういう部分も楽しんでもらえたらうれしいですね。月曜日から仕事が始まるのが憂鬱(ゆううつ)にならないように日曜日の夜も楽しんで、『また来週も頑張ろう』って思えるような、心が明るくなるような作品になっていくのではないかなと思うので、そんな気持ちを皆さんと共有しながら自分たちも作品を作っていきたいなと思っています」と、日曜夜の活力となる作品への期待を寄せた。

さらに、DIY好きな古参俳優・横井猛役を永野が担う。俳優の仕事がなくても事務作業をしていれば、固定給がもらえる芸能4部の“ぬるま湯システム”にすっかり甘んじてしまっている。美和の登場で「今度こそ売れてやる!」と再起を誓うも、ひねくれた強気キャラが空回り。
永野は、「セリフが面白いので純粋にそれを楽しめていますし、瑠東監督は、台本以上のアプローチを求めてくださって、面白い台本からさらに現場でみんなで作っていくのがとても楽しいですね。撮影では熱量がすごくて、額に汗かいちゃってます(笑)。芸能4部はみんな売れていないという共通の背景があるので、その卑屈さや器の小ささみたいなところをかわいそうって思うんじゃなくて、笑い飛ばしてもらえたらいいなと思いながら演じてます。きっとみんな誰しも欠点とか人間くさいところ、情けないところがあると思いますし、そういう姿がけなげに見えたらいいですね」と、人間くさいキャラクターの魅力について語る。

古田は、プライド高めのグラビアアイドル・南萌絵を表現。見た目はキャピッと明るい“今どき女子”だが、中身は意外とサバサバ&クール。どこか達観した雰囲気を漂わせ、芸能4部の中でも自分だけはイケてるとプライドは人一倍高め。趣味はゲームとメーク。芸能4部の一角にはちゃっかり自分専用の配信ブースも設置済みだ。
古田は、「本格的なコメディーは私自身初めてなので不安もありましたが、キャリアのある先輩方に身を預けて、毎日必死に食らい付いて頑張っています! 毎回撮影が楽しくて、素で笑ってしまうくらい皆さんの掛け合いが本当に面白くて。皆さんも現場で素で笑っていらっしゃるので、その楽しい雰囲気が画面の外にも伝わったらいいなと思います。芸能4部はキャラが濃いので、南萌絵のキャラクターをしっかり確立させて、愛される芸能4部の一員でいたいなと思います。毎話シリアスなシーンもありつつ芸能4部のシーンはパッと明るくなるので、そこは全力で笑っていただきたいですね」と、コメディー初挑戦ながらも意欲を見せた。
TOYOプロダクションの売れっ子が集まる華やかな芸能1・2部とは異なり、「中3階」という微妙なエリアに位置する芸能4部。備品棚や古めかしい雑貨やガラクタ、横井がDIYで仕立てた家具に囲まれた雑多な空間が、くすぶっているタレントたちの悲哀を感じさせる。
撮影では手狭な芸能4部をリアルに感じられるセットで、キャストたちの熱のこもった演技バトルが展開。橋本、濱田、永野らが迫力たっぷりの演技で場を盛り上げ、さらに鈴木、古田らが加勢して掛け合いがヒートアップ。そこに川栄が登場すると、美和の毒舌が場をかきまわして状況はさらにカオスに…。
リハーサルからフルスロットルで挑む演技巧者たちの掛け合いに、瑠東監督やスタッフから本気の笑いが起きることもしばしば。合間に細かい演出を打ち合わせすると、台本のセリフやト書きの面白さを倍増させるユニークな演技がさく裂。回を重ねるたびにアドリブも飛び出し、一人一人の表情や動きを追うのもクセになりそうなシーンが繰り広げられる。年齢も売れない理由もさまざまな彼らは、チャンスをつかむことができるのか…!? クセツヨだがなぜか元気がもらえるキャラクターたちのタフな生きざまにも注目だ。

主演の川栄も芸能4部の魅力を絶賛。「芸達者ですてきな方々とご一緒できるのがすごくうれしかったです。台本をもらった時点で、個性が強い! とは思いましたが、いざ皆さんが演じられるとよりクセの強いキャラクターに仕上がっています(笑)。そして皆さんのパワーで現場を盛り上げてくださってとても楽しい撮影になっています」とコメント。
撮影エピソードとして、「永野さんが演じる横井さんが体を張っているシーンがすでに何個かあり、その度に現場で爆笑が起こるのが印象的です。あとは、橋本じゅんさんと濱田マリさんが夫婦漫才のような掛け合いを繰り広げているのが面白いです」と明かした。

見どころについては、「ボケツッコミをする人、小言を言う人、冷静な人、濃いキャラで渋滞していますがテンポ感がよく気持ちのいい掛け合いが現場では行われています。その楽しさが画面を通してみてくださる方に伝わればいいなと思っています!」と期待を表明。
「もしも川栄さんご自身ががこのクセツヨぞろいの芸能4部を担当することになったらどうしますか?」という質問には、「もう一緒にワイワイ楽しむと思います! ただ、わちゃわちゃしすぎて収拾がつかなくなりそうなので、千葉(雄大)さん演じるツッコミ担当の木村さんにはぜひいてほしいです(笑)」と答えている。

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