「波うららかに、めおと日和」追加キャスト発表&芳根京子×本田響矢のポスタービジュアルも解禁!2025/03/28

フジテレビ系で4月24日スタートの、主演・芳根京子、共演・本田響矢の「波うららかに、めおと日和」(木曜午後10:00、初回15分拡大)に、山本舞香、小関裕太、小宮璃央、戸塚純貴、そして和久井映見、生瀬勝久ら実力派俳優陣の出演が決定した。恋愛に不慣れな男女2人のラブストーリーに華を添える。
本作は、昭和11年を舞台に交際ゼロ日婚からスタートする、歯がゆくも愛らしい“新婚夫婦の甘酸っぱい時間”を丁寧に描いたハートフル・昭和新婚ラブコメディー。主人公の江端なつ美(芳根)は、桜咲く春の季節、突然舞い込んだ縁談から、帝国海軍に勤める江端瀧昌(本田)と婚約することに。しかし結婚式当日、瀧昌が仕事のため来られなくなり、旦那不在という波乱の幕開けから結婚生活は始まる。初々しくもじれったい夫婦生活の中で何げない日常から幸せやいとおしさを感じながら、2人は少しずつ距離を縮めていく。原作は、漫画アプリ「コミックDAYS」にて、2022年10月から現在も連載中の西香はち氏による同名コミック(講談社刊)。

山本が演じるのは、なつ美の友人でタイピストの仕事をしている芳森芙美子。独身の芙美子は、教養が高く、現役のタイピストとして活躍する、いわば「モダンガール」。伯母は、海軍士官の妻たちが集まる「花筏(はないかだ)の会」の会長で、その会をきっかけに芙美子となつ美は出会い、仲良くなる。女学校時代、タイピストを目指していたなつ美にとって、芙美子はあこがれの存在でもある。
フジテレビ系ドラマに出演するのは、木曜劇場「忍者に結婚は難しい」(2023年)以来、約1年半ぶりとなる山本の気品あふれる美しい演技に注目だ。本作のオファーを受けて、「原作を読ませていただいた時点で私が実際に過ごしてきた背景とは異世界のストーリーでとても楽しみだなと思いました」とコメントした山本。演じる芙美子について「昭和11年が舞台の作品は初めてで、職業もタイピストという役は初めてなので頑張りたいと思います」と意気込み、「初共演の方々ともお会いできるのをとても楽しみにしております」と語った。さらに「昭和の初々しい恋愛模様、当時のファッションも楽しんでいただけると思いますので、放送を楽しみに待っていただけたらうれしいです」と呼びかけた。

小関は、帝国海軍に勤める瀧昌の同僚・深見龍之介役に決定した。容姿端麗で仕事もできる深見は、女性陣からも人気でとにかくモテる。恋愛に不慣れな瀧昌とは真逆のタイプで、瀧昌のことをよくからかっては楽しんでいるが、お互いがお互いの良き理解者である。
子役として俳優活動を開始、さまざまなドラマ・映画・舞台で活躍してきた小関は、2025年1月期ドラマ「御曹司に恋はムズすぎる」(カンテレ・フジテレビ系)に出演し、主人公の恋のライバル役として存在感を放ってきた。出演が決定した小関は「原作を読んで、携帯(電話)がなかった時代だからこそのピュアな恋模様という内容のとおり、うららかな温かい空気感が描かれていて、すてきな印象を受けました。僕自身、恋愛ドラマはいろいろな作品に出させてもらっていて、もちろん他の作品でも歯がゆさやピュアさを感じてきましたが、今作ほどピュアで“歯がゆい”をテーマにしている作品はなかなかないのではないでしょうか。原作と同じように時間の流れを大切にしつつ、木曜日の夜が楽しみになる、ほんわかな時間をお届けできたらと思います」と作品の印象に触れ、テーマに沿った物語を目指す。
自身の役について、「実は僕の祖父が海軍で昔からよく話を聞いていたので、その海軍役を演じさせていただけると分かった時はうれしかったです。衣装合わせで着用した白の軍服は、実際に祖父も着ていて、カッコよくて、写真に撮って残していました。そんな思い出深い軍服を、時を経て同じ心持ちで着ることになり、不思議な感覚と同時に律されました」と熱い思いを語り、続けて「深見という役は、良い意味で海軍としてのプライドと誠実さを持ちつつも、瀧昌とは真逆の手慣れした余裕のあるキャラクターだと思います。ちょっとした笑みで余裕をみせたと思ったら、その余裕が崩れる瞬間もあったり…。そういったさまざまな面が魅力的に感じられるように演じたいと思います」と話した。
続けて、「本田さんとは先日バラエティー番組でご一緒して、真っすぐですごく男らしさを感じました。今作で初めて共演しますが、同僚としてお互い楽しくも切磋琢磨(せっさたくま)しながら、元気に撮影を乗り切れたらいいなと思います」と意気込んだ。さらに、「題名通り、季節にぴったりな“うららか”なドラマがこの春始まります。このドラマはすごく優しい気持ちで見られる作品になると思います。便利なものがどんどん増えている令和の時代だからこそ、昭和初期ならではのステキな部分がよりビビットに映るんじゃないかと思います。また、当時のオシャレがすてきに描かれるドラマになると思いますので、そういった部分にも注目していただき、この作品の世界観とほっこりとする純愛を楽しみにしていただけたらと思います。ぜひご覧ください!」とアピールしている。

そして、なつ美の幼なじみ・瀬田準太郎役には、小宮が抜てきされた。なつ美の父の秘書見習いをしていて、器用に仕事をこなすため、なつ美の母や姉妹(きょうだい)からも頼りにされている瀬田。しかし、小学生の頃、なつ美に意地悪ばかりしていたので、なつ美の中で小学校時代の印象はあまりよくないが、瀬田はずっとなつ美に思いを寄せていて…。
同局の連続ドラマは、「全領域異常解決室」(24年)以来の出演となる小宮は、「昨年10月期の水10ドラマ『全領域異常解決室』でいろいろな経験をさせていただき、またこうやって戻ってこられたことはうれしいです。今回、木曜劇場に初めて出演させていただくので、ここで自分がどう成長できるかというのはすごく考えました。また原作を読んで、とにかくなつ美がかわいかったですし、他の登場人物もみんなかわいかったです」とうれしそう。
なつ美と瀧昌の新婚夫婦の台風の目になるかもしれない瀬田を体当たりで演じる小宮は「瀬田は小さい頃からよくなつ美のことをからかっていましたが、幼いながらもなつ美に対しての気持はあり…。大人になった今、結婚をしたなつ美へどうやってアプローチするのか、すごく考えています。そういう子どもっぽい部分もありながら、必死に悩み奮闘する瀬田もかわいく、そんな瀬田を全力で演じ切りたいと思います」と説明。芳根と本田の共演については「芳根さんとは初めましてなので、ドキドキと緊張が大きいですが、瀬田準太郎として良いお芝居ができるように、頑張りたいと思います。そして、本田さんとはこの世界に入ったきっかけが一緒で憧れの存在だったので、共演できることになり本当にうれしいです」と語り、共演を楽しみにしている様子。
最後に「皆さまに作品をお届けできるうれしさをかみしめながら、最後まで頑張りたいと思います。そして、キュンキュンして、ほんわかな気持ちになれるこのドラマを是非、皆さまにご覧いただきたいので、初回放送4月24日を楽しみにしていただけるとうれしいです」と呼びかけた。

瀧昌の幼少期からの友人で、甘味処を営む・坂井嘉治役で戸塚が登場する。瀧昌の性格をよく理解しており、笑顔で思ったことや言いたいことを遠慮なく言う坂井は、結婚して間もないなつ美と瀧昌の距離が近づくきっかけにもなり…。
本作で演出を担う平野眞氏とは、同局のドラマ「監察医 朝顔」シリーズ(19年~)で一緒だった戸塚。「平野監督とは『朝顔』以来で、監督の作品に携わりたいと思っていたので念願かなって大変うれしく思っています。原作はほのぼのとしていてとても大好きになりましたし、ピュアすぎる2人をのぞき見しながら応援したくなりました。また、台本を読んで、原作の意図を崩さず、読みながら絵が浮かんでくるような柔らかい印象を持ちました。どんな映像に仕上がっていくのか楽しみです」と話し、喜んでいる。
さらに、連続テレビ小説「虎に翼」(24年/NHK総合ほか)以来、本田と約1年ぶりの共演となる戸塚は、「本田くんと同じ年齢の設定なので撮影では一気に若返りたいと思っています。そして、この作品でまた爽やかな本田くんのことをたくさん知ることができるのもとても楽しみですし、着物姿のかわいい芳根ちゃんに会えるのもとても楽しみです!」と期待している様子。
演じる役については「坂井は瀧昌の古くからの友人で、明るくてマイペースな印象です。無愛想でぶっきらぼうな瀧昌の良き理解者でもあります。真逆の性格のギャップが良いバランスになれば良いなと思います。ゆっくりと時間が流れ、ピュアな2人を応援したくなる、この桜の咲く季節にぴったりの作品です。暖かい春を感じながら楽しんでいただけたらと思います。花粉に負けずに撮影を頑張ります」と気合を入れて撮影に臨む。

ドラマオリジナルのキャラクターで、本作の物語を分かりやすく解説する活動弁士に扮(ふん)するのは、生瀬。本作の舞台となる昭和11年は、ナレーターが存在しておらず、活動弁士が時にはユニークな語り口調で物語の説明とともに物語を盛り上げる。
芳根との共演は、連続テレビ小説「べっぴんさん」(16年/NHK総合ほか)で親子役で出演して以来、8年ぶりとなる生瀬が、活動弁士という形でなつ美の新婚生活を温かく見届ける。その件に関して「芳根さんとは、以前、朝ドラで父親役としてご一緒し、その時も見守っていましたが、今回もまた見守ることになりました(笑)。当時と今ではいろいろと変わっていると思いますし、彼女の活躍はドラマやCMなどで拝見していますが、女優さんとしてどんな感じになっているのか楽しみなので、久しぶりにお会いし、お話ができたらうれしいです」と期待を寄せている。
自身の役について「ステレオタイプな弁士ではなく、僕らしい一癖も二癖もある弁士にしたいです。そして懐深く、主人公たちを見守っていければいいなと思っています」と話し、「活動弁士という役は視聴者の方の目線に立って、『そこでいけよ!』とか、見てくれている方の“代表の声”というような形で、寄り添って歩いて行きたいと思います」と、現在の心境を明かす。
本作については「演出の平野監督とは久しぶりにご一緒するので、ワクワクしています。今回のような恋愛ドラマや昭和を舞台に描いた作品に携わる機会が少なかったので楽しみです。この情報社会の世の中で便利が正義みたいな時代でもありますが、このドラマを見て『僕らも昔はこうだったよな』と思い出すこともできますし、男女の恋愛関係が歯がゆくもあり、応援したくなる、原点回帰の作品になると思います」と説明している。さらに「スタッフも俳優も本当に手を抜かずに一生懸命やっているので、その思いが伝わる作品になればと思います。ぜひ最後まで結末を楽しみに見ていただければ、何かしら皆さんの豊かな人生に添えられる作品になると思いますので、楽しみにしていてください」とメッセージを寄せた。

瀧昌がお世話になっている上官の妻・柴原郁子役を和久井が担う。瀧昌が14歳の頃からお世話をしている郁子は、瀧昌となつ美が結婚した後も、突然決まった縁談で江端家に嫁入りしたなつ美を心配し気にかけている。なつ美にとっても頼れるお姉さん的存在である。
本作のオファーを受けた和久井は、「原作がある作品であること、原作をご覧になっているファンの皆さまにも、ドラマを通して初めてご覧いただく皆さまにも、その世界をきちんとお届けすることができますようにと、背筋の伸びる思いです。原作の中のあの場面がここに、登場人物のあの言葉や心の声がここにと、台本を読みながら、原作の中の1コマ1コマが映像の中でどんなふうにできていくのだろう、どんなふうに動きだすのだろうと、とても楽しみにしております。そして、演出が平野監督だと伺い、またご一緒させていただけることがとってもうれしかったです」と監督との再会を喜ぶ。
続けて「スタンバイをして、“郁子さん”の姿になって、これからこの作品の世界の中に入っていくのだなぁと、原作の中の郁子さんの空気感をちゃんと出せるといいなぁと、静かに緊張しながら楽しみにしております。共演のほとんどの方が“初めまして”の方ばかりだと思うのですが、芳根さんと本田さん、皆さんと一緒にすてきな作品になりますように頑張りたいです」と心境を吐露し、「私たちが生きている今現在。ここにつながるたくさんの人の命や日々の暮らし、それぞれの思い。そこに生きるなつ美さんたちのドキドキやハラハラ、ホッとしたり癒やされたり、チャーミングな心の動きをぜひ、ご覧ください」と付け加えた。

このたび、初公開されたポスタービジュアルには、結婚式の衣装に身を包んだなつ美と瀧昌が、初々しくも幸せあふれる2人の姿が切り取られている。突然決まった縁談から夫婦になった2人だが、新婚生活に戸惑いつつも、時がたつにつれて2人の距離は少しずつ縮まる。また、海軍である瀧昌は仕事のため家を不在にすることも多く、そんな状況に不安を隠しきれないなつ美。だからこそ会えない時間が2人の愛を育み、夫婦としての絆は強くなる。本ビジュアルでは、そんな2人の移りゆく日々を何枚か重なる写真で表現している。そして「ただ、あなたの隣に」というコピーは、妻として瀧昌を慕うなつ美の気持ちと秘めた恋心を表現し、2人の甘酸っぱい空気感が、見ているだけで心温まるビジュアルに仕上がった。そんな特別なビジュアルの撮影に密着したメーキング映像には、芳根と本田が初対面となったシーンも捉えられており、リアルに初々しい表情を見せた2人に注目だ。
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