「やぶさかではございません」会見で松村沙友理が“理想の壁ドン”と駒木根葵汰を絶賛!2025/03/26

テレ東系4月2日より放送されるドラマNEXT「やぶさかではございません」(水曜深夜0:30)の記者会見が、3月26日に都内で開催。主演の松村沙友理、駒木根葵汰、濱正悟、田畑志真、片山萌美の5人が登壇した。
“相思相愛”溺愛胸キュンラブコメディーとして描かれる本作は、LINEマンガ限定レーベル「ジーン LINE」で連載していたMarita氏の同名マンガが原作。引っ越し先で偶然訪れたサイレントカフェ「アサガオ」で働き始めることになる主人公の不思議麻衣(松村)は、同僚として出会った人との距離感近めな年下男子・上下亮(駒木根)とある日をきっかけにお互いを“観察”し合う仲になっていく。しかし、麻衣は恋愛こじらせ中……。距離感バグ年下男子の亮との関係は進展するのか!?

DXTEENが歌うオープニングテーマ「Tick-Tack」が流れる会場に登場した5人は、会見が始まるまでの間は5人で談笑したりと、仲の良さをうかがわせる。そして始まった会見は、ボケとツッコミが満載の楽しいひとときに。「ドラマの記者会見は人生初」だと明かした松村は緊張気味だと言い、隣に座る駒木根は「松村さんの緊張が伝染しそうです」と笑う。そんな松村は、「乃木坂46の初めての冠番組『乃木坂工事中』(月曜深夜0:15)がテレビ東京さんでの放送で。今回も大好きなテレビ東京さんでの放送なので、とてもとても大切な作品になりました。ぜひ皆さん一緒に盛り上げていただけたらうれしいです」と最初のメッセージを送った。

次に、記者から寄せられた質問に答える質疑応答へ。原作コミックや台本を読んだ時の感想を聞かれ、松村は「原作では麻衣がコミカルに表現されているシーンが多かったので、生身の人間がやってもおかしくない程度にオマージュできたらいいなと思いました」と回答。ラブコメ作品の経験がほとんどないという駒木根は「胸キュンシーンはそんなに多くやったことがなかったので、ちゃんとできるかなという不安がありました。でも、松村さんとお芝居をしているうち、こんなすてきにリアクションしていただけるなら、僕も思い切ってやっていいなと思いました」と松村が相手役であることに感謝した。
そんな駒木根に対して松村は、「初めましての時はお互い目も合わないぐらいの人見知りだよね」と振り返り、「気付いたら亮くんみたいにグイグイきてくれるようになって。何日かしたら、駒木根さんに亮くんが乗り移っていました」と笑う。そう言われた駒根木は、後の質問での答えで「振り切って演じようと思ってやりました。(自分自身の)距離感がおかしくなってないかな? とドキドキしてました。でも、物理的にも心理的にも、距離感が近いとこんなに安心するのかって思って、自分でも知らない自分が出てきた気がします」と、亮を演じたことでの自身の変化に言及していた。

カフェ「アサガオ」の臨時スタッフとして働く作家の縫目玄役の濱は、「玄は自分の価値観をしっかり持っていて。気合を入れてというより、力を抜いてリラックスして演じた方がいいキャラクターだろうなと思って挑みました」と役作りへの向き合い方を述べると、他のキャストから「現場に台本を持ってこないんですよ。カッケー! と思いました」(松村)、「手ぶらみたいな感じで現場に入ってくるんです」(駒木根)という暴露が。濱は「一応、“機械”のなかに入っています」と釈明し、会場を笑わせていた。

「アサガオ」のスタッフ・手相なな役の田畑は、「出てくる方たちがみんなかわいくていい人だなと思って台本を読んでました」とほっこり。しかし「ななちゃんは不思議さんのことが推しとして大好きなので、上下に負けてられないなと思って演じました」と、駒木根に宣戦布告。それに対し「バチバチでしたね」と答えた駒木根は、「ここにいる5人も含め、キャストの中でななちゃん(田畑)が一番年下なんですよ。僕はその次。唯一年下感が出せるのがななちゃんなんです」とお兄さん風を吹かせる。そして田畑に「いたずらが大好きで、すごくからかってくるんです!」と抗議されると、駒木根が「汗かいてきちゃった(笑)」と慌てる一幕も。

アメリカ在住の麻衣の親友・戸棚千尋役の片山は、「とにかく(麻衣と亮の)2人がかわいくて、最初からほぼ相思相愛じゃない? っていう。そこに千尋としてどう割り込んでやろうかと考えながら演じていました」と、麻衣の理解者としてどう存在すべきか考えたと語る。

続いてはXで募集した視聴者からの質問コーナーへ。「今回の役を演じたことで変化したことは?」との質問に、濱は、「あることができることになりました。最初に登場した時にはできないことが一つあるんですが、それができるようになっているので、見てください」と予告。さらに、「一番緊張したシーンは?」という質問に松村は、「予告にもあった壁ドンが緊張しました。(駒根木の距離が)すごく近くて……身長も高いですし、理想の壁ドンってこれなんだろうなって思って撮られていました」とニッコリ。対する駒根木は「お姫さまだっこするシーン。松村さんは軽いんですけど、落としたらいけないじゃないですか。まあまあな回数をこなしたので、その日の夜は腕が上がらなくなりました」と全女性憧れの場面の裏側を告白。駒根木の体当たりを松村は、「50回はやったよね? でも、私は楽でよかったです。怖さも不安もなくて、すごく力強いお姫さまだっこでした」と絶賛した。

ほかにも、撮影現場でのエピソードなどの質問が飛ぶなか、松村は時折、“さゆりんごポーズ”を繰り出して「うふふ♡」「だってアイドルだから♡」とアピール。これには共演陣は、「どうしたらいいの、これ?」(駒根木)と困惑しつつも、「受け止めるしかない」(濱)、「受け入れます!」(片山)と覚悟を決め、会場の笑いを誘っていた。

キャスト陣の仲の良さが存分に感じられたアットホームな会見もいよいよ終盤、最後に座長の松村が締めのあいさつを。「この作品は胸キュンで幸せいっぱいのストーリーなので、楽しんで見ていただけたらいいなと思います。それぞれのキャラクターが個性豊かでかわいらしくて愛すべきところがいっぱいあるので、細かいところをチェックしていただけるとうれしいです!」と、キャラクターたちの個性を楽しみながらキュンキュンしてほしいとメッセージを送った。

登場人物すべてに魅力がある本作。互いに信頼を寄せるキャスト陣によってどんなキュンキュンドラマが展開していくのか、楽しみが膨らむ会見だった。
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