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「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】2025/03/27

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 テレビ神奈川(tvk)の情報番組「猫のひたいほどワイド」(月~木曜午後0:00、テレ玉・チバテレでも放送)の番組開始9周年を祝うイベント「猫のひたいほどワイド祝9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」が、3月8日に横浜市にある関内ホールにて2部構成で開催され、2024年度の番組レギュラー全員が登場した。

 今回の感謝祭は番組MCと“猫の手も借り隊”のメンバーが架空の航空会社“WIDE AIR LINE(WAL)”と“CAT AIR SERVICE(CAS)”の社員に扮(ふん)し、ステージを展開する。

 第1部は木曜で「ケンセー・マーキュリー」のコーナーを担当する準レギュラーのスベリィ・マーキュリーが「しりとりでWe will Rock You」の前説を行い、会場の空気を温めた。舞台が航空会社であることから、CA姿の岡村帆奈美アナウンサーと照井七瀬アナウンサーが登場。観客と共に「猫ひたradio」のテーマ曲を合唱し、“極上のフライト”へ出発した。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 そして、客席通路を通って出演者たちが入場。まずはWALから、副操縦士の瀧澤翼(月曜ブルー)、植村颯太(木曜ブルー)、キャビンアテンダントの大矢剛康(月曜レッド)、田中楓馬(木曜グリーン)、航空整備士の木村魁希(月曜イエロー)、朝田淳弥(木曜レッド)、グランドスタッフの小林希大(月曜グリーン)、大城光(木曜イエロー)が登壇。全員がそろったところでキャプテンである村上幸平(月曜MC)と井上正大(木曜MC)を「機長」の掛け声で迎え入れた。

 続いてCASの副操縦士・奥谷知弘(火曜レッド)、牧田習(水曜グリーン)、キャビンアテンダントの沖拓郎(火曜イエロー)、黒田昊夢(水曜イエロー)、航空整備士の田倉暉久(火曜ブルー)、白又敦(水曜ブルー)、グランドスタッフの川崎槙吾(火曜グリーン)、石渡真修(水曜レッド)、そして同キャプテン・機長の鎌苅健太(火曜MC)、山本匠馬(水曜MC)が登場。CASの借り隊たちはそれぞれの職種にちなんだ小芝居も披露し、早くも息の合ったチームワークを見せてくれた。

 緞帳(どんちょう)が上がり、全員が着席すると、初感謝祭である村上が月曜でおなじみのワード「こんにちはさみ」で、同じく初感謝祭の山本も水曜コーナーにちなんだワード「にぎにぎ」で、コール&レスポンスを行い、会場との一体感をつくった。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 イベント第1部はWALとCASのチーム対抗戦。一同はその前に、24年度の出来事や珍事件を伝える「視聴者が選ぶ猫ひた5大ニュース」でウォーミングアップに入る。第5位は「打倒木曜!? 白熱のやってみよう」として「猫ひたスタジオでやってみよう」での名シーンを振り返り、第4位は「お世話になっている皆さん」として、スベリィや月曜コーナー「顔の筋肉鍛え隊」の講師・高根美沙子氏、火曜コーナー「鎌苅健太の精進します」の講師・園部曉美氏、中園五月氏とのやりとりを紹介した。

 「個性爆発! 借り隊の迷言集」は第3位にランクインし、奥谷の“さーさー兄さん”や、沖が「精進します」の中で放った「群がれ!」の珍ワード、朝田の「よ」を連発する特技、“パリピ”になった大城、漢字で「大矢」を正しく書けない小林が登場。朝田がステージ上でも「よの連発」を披露した。

 第2位は「大型ルーキー現る!?」として、24年度の新人だった瀧澤、川崎、黒田、田中の活躍を振り返った。1年間マラソン部で頑張った瀧澤は、イベント翌日もマラソンロケを控えており、「応援に来てください!」と呼びかけた。そして、「最初の頃より、殻をやぶって個性を出せるようになった」という田中は、楽屋トークの配信で準備した「馬じゃないよ、楓馬だよ!」の決めゼリフを披露して成長ぶりを見せ、MCの井上を喜ばせた。さらに、それに触発された川崎もお得意のギャグを披露し、会場を盛り上げた。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 第1位の「新キャラMC猫ひたに降臨!」では、村上が悪ノリして発している「奥さん!」のセリフや、「ハッピーおにぎりタイム」のコーナーで山本が全力でおにぎりを握る「にぎにぎタイム」の様子を紹介。山本がプロレス交じりのエア“にぎにぎタイム”を披露して盛り上げる一方、村上は感謝祭バージョンの過激な「奥さん!」を発し、会場に“乱気流”をもたらした。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 イベントはチーム対抗戦のゲームへ。第1戦は各チームの代表者5人がPK方式で競う「機内食をお持ちしましたビーフorチキン」。「ビーフ」と「チキン」の札を受け取った観客と、各チームの代表者が同じタイミングでどちらかの札を上げ、それが一致していれば勝利となる。観客との意思疎通を図ることが勝利の鍵となるこのゲームは、4人目の段階でWAL、CASの両チームとも3勝1敗という接戦に。札を出す観客を選ぶのは対抗するチームの代表者で、あえて対戦相手のファンとみられる観客を選んでプレッシャーをかけるなどの作戦も見られた。そんな中、山本と村上の機長対決となった5戦目で、山本が観客と同じ札を上げる一方、村上は外してしまい、ゲームはCASの勝利となった。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 第2戦は「巨大猫風船客席横断レース」。客席に放たれた巨大風船を会場の2階を経由して、観客と出演者が協力してトスで運び、ステージにいる各チームの機長がキャッチする。風船は両チーム2個用意され、先に2人の機長が風船をキャッチできたチームの勝利となる。会場全体を巻き込んだレースは、WALの村上が最初に風船をキャッチするも、CASチームが粘りを見せ、後半に山本と鎌苅が相次いで風船をキャッチ。CASチームの勝利となった。終了後は、勝利した鎌苅が負けた井上を挑発すると、井上が風船を鎌苅に投げつけ、鎌苅がひっくり返るというドタバタも展開され、会場は大爆笑となった。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】
「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 なお、二つのゲームを終え、総合勝利は2対0でCASに決定した。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 3月末で“猫の手も借り隊”の瀧澤、木村、小林、植村、田中の5人が番組を卒業する。エンディングでは、彼らからの卒業あいさつが行われた。瀧澤は「最初のロケから、走って、走って走りました(笑)。僕は走ることが好きなので、ロケを通して好きなことができてよかったです。あと、千葉県民だったので神奈川県をライバル視していたところがあったのですが、番組を通して神奈川県の素晴らしいところや地元の方の温かさを感じることができ、よい経験をさせてもらいました!」と在籍した1年間を振り返った。

 21年度から出演する木村は「昨日、この場で話すことを考えていたのですが泣いてしまいました。でも、ここに立って、言おうと思っていたことを全部忘れてしまいました(笑)。今、僕がこの日を迎えられたのは支えてくれた皆さまのおかげです。僕は『猫ひた』でたくさん成長させてもらい、芸能人生の道を示してもらいました。これからも頑張っていくので応援よろしくお願いいたします。そして『猫のひたいほどワイド』も一生続いてください!」と彼らしい言葉で思いを届けた。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 小林は「3年間お世話になりました。『猫ひた』出演が決まった時は本当にうれしくて、友達の颯太くんに連絡したことを覚えています。最初はきちんとリポートができるのかという不安もありましたが、出演者の先輩方やスタッフさん、視聴者の皆さまが温かく見守ってくださったおかげで、先日のイクラ丼のロケのような、自分なりに成長した姿をお見せすることができました。本当にすてきな番組で幸せでした」と感謝を伝えた。

 木村と同じく21年度組の植村は「最初は緊張しまくりでしたが、皆さまのおかげで1年もしないうちに現場での居心地がよくなってきて、四捨五入したら家族みたいな感じでした(周囲から笑いとともに突っ込みが入る)。リポートも最初は日本語が怪しかったのですが(笑)、今となっては大人の階段登って成長できた気がします。それは皆さんのおかげです。卒業しても『猫ひた』にお邪魔して、成長した自分を見せられるように頑張りたいです。一生の宝物の時間でした」と素直な思いを語った。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 ラストの田中は「最初はリポートもどうしたらいいか分からず、スタジオでも表情筋が死んだ状態でした(笑)。でも、井上さんや借り隊の先輩方のおかげでキャラが出せるようになりました。そして、番組に寄せられる視聴者さんからのメッセージからも、たくさん勉強させていただきました。僕がここまで成長できたのは皆さんのおかげだと思います」とハニカミながらコメントした。

 岡村アナが「卒業する彼らが『ただいま』と帰ってこられる場所を、私たちも守っていきたいと思います。皆さま、これからも彼らの応援をよろしくお願いします」と締めくくると、会場は大きな拍手で包まれた。

「猫のひたいほどワイド9周年感謝祭~蒼天へのRUNWAY~」リポート【第1部】

 ラストは番組オリジナル曲「ツナギ」に合わせて、全員で記念撮影。出演者たちは再び客席通路を通って退場し、最後まで観客を楽しませた。そして、出演者の退場後は、スベリィが再び登壇。感謝祭では恒例となった新年度人事VTRが上映され、2025年度の新体制が発表された。

 【第2部】曜日対抗編の記事は近日公開予定。


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