井内悠陽らWAVEの面々が8編のショートドラマ「犬系男子」で癒やしのわんこ男子に！2025/03/07
ABCテレビでは、3月22日に若手俳優ユニット「WAVE」が主演するショートドラマ「ショートドラマSP 犬系男子」（土曜深夜1：00。関西ローカル）を放送する。
近年、TikTokなどのSNSを中心とした“縦型動画プラットフォーム”で注目を集めているショートドラマ。1話たった数分という短い時間で楽しめる本格ドラマは、若者世代を中心に人気を博している。
「ショートドラマSP犬系男子」にはタイトル通り、個性豊かな“犬系男子”が大集合。犬系男子とは、犬っぽい男子のことを指し、その魅力は人懐っこさと従順さ。女性たちの心を癒やす存在として人気が高まっている。多様な“犬種”の犬系男子たちが強気女子と繰り広げるオリジナルストーリー全8編は、見ているだけで心温まること間違いなし。地上波でも、ショートドラマになじみのある“縦型”で放送される。
本作に登場する犬系男子に扮（ふん）するのは、2024年にデビューしたワタナベエンターテインメント所属の若手俳優ユニット「WAVE」の7人。
陽気で好奇心旺盛な“柴犬男子”柴悠陽を演じるのは井内悠陽。「爆上戦隊ブンブンジャー」でブンレッドを演じた井内は、ドラマ制作を夢見る新入社員役に。実は柴犬には狩猟犬としての一面があり、柴の先輩・新藤えみ（森日菜美）に鋭く迫るシーンも。明るさと鋭さのギャップを井内が存分に表現する。
柴を「基本的にすごく元気で人懐っこい。テンションも常に高めなキャラクター」と言う井内は、「1話ずつ主人公は変わっていく形になっていますが、全体の物語としてはつながっているので、ほかの話でもしかしたら別の話の登場人物が出てきたり…？ そして、柴悠陽の場面ではキュンとする場面があったりも…？ とにかく！ 元々、僕のことを知ってくれていた方には、ギャップがすごくて驚かせてしまうかもしれません…お楽しみに!!」と期待をあおる予告を。
“ドーベルマン男子”堂減（どうべる）翔貴役は、「下剋上球児」（2023年／TBS系）や現在放送中の連続テレビ小説｢おむすび｣（NHK総合ほか）に出演した経験を持つ中山翔貴。知的で冷静、でも甘えん坊な堂減は、秘書として社長（街田しおん）に忠誠を誓うクールな存在でありながらも、心を許した社長にはとことん甘える二面性のあるキャラクターだ。
ドーベルマンに対し、「最初は怖い犬のイメージを持っていました」という中山。「しかし、性格を調べてみると、警戒心が強いために怖く見えたり、忠誠心がある点が、自分にも似ていると感じました」と自身との共通点を明かし、「秘書として社長に対し、毅然とした態度を保ちつつ、そこがほぐれた時のギャップをしっかり表現したいと思って臨みました」と役への向き合い方を語る。
キッチンカー店員の黄金蒼介は、天真爛漫な“ゴールデンレトリバー男子”。経理部の岡野沙織（阿部なつき）をも癒やす、大きくて人懐っこいセラビー男子を身長185cmと人懐っこい笑顔が魅力の小方蒼介が演じる。愛されキャラの黄金を「メンズノンノ」で培った表現力を生かして体現する。
演じる黄金について「人に癒やしを与えられるような、周りの人にも気を配れる優しい人物だなと感じました」と印象を述べ、「台本を初めて読んだ時、ゴールデンレトリバーをイメージしたキャラクターということもあり、自分の雰囲気とは少し違うタイプの役だと思いました。でも、演じていくうちに意外と自分自身にも相手のことを気にしてしまうという共通点があるなと気付きました。その部分は、役と通じるところがあるかもしれません」と、黄金に感じた共感を伝える。
「ワタナベ次世代オーディション審査員特別賞」を獲得した井上陽向大が演じるのは、屈強な闘犬“土佐犬男子”。学生時代にはサッカーの全国大会にも出場した井上が、強靭（きょうじん）なフィジカルや精神力を生かし、土佐犬の持つ力強さを投影したキャラクターにチャレンジする。
井上は「僕も見た目はしゃべないと怖がられるタイプなので、土佐と似ているかと思います。でも、正直僕もほかの、かわいかったり愛嬌（あいきょう）のある犬をやりたかったです！」と笑う。それでも演じていくうちに、「他のメンバー犬にはない強さや漢らしさみたいなものを出せるなと思い、だんだん好きになっていきました」と共感したそう。
勇敢で我慢強い“秋田犬男子”の秋田龍ノ介を演じるのは「ジュノン・スーパーボーイ フォトジェニック賞」を受賞した樫又龍ノ介。秋田は侍役のオーディション会場にやって来る俳優で、樫又自身、時代劇に強い憧れを持っているという接点が。強く優しく懐の深いキャラクターを和服姿で演じる。
「台本を配られるまで、自分がどんな犬なのか楽しみでした」と言う樫又だが、「犬の役かと思ったら侍の役でびっくりしました（笑）。さらに細かく言うと侍の役ではなく、ドラマのオーディションのために役作りとして侍の生活をしている役者でした（笑）」と意外性のある役が回ってきたことに驚いた様子。そんな役を「終わってみると演じていてとても楽しい役でした」と楽しんで演じたことをうれしそうに話した。
カフェ店員の“チワワ男子”千輪（ちわ）花道役にはそ植野花道。実はチワワは、愛らしい反面、勇敢で警戒心の強い番犬でもある。かわいらしい笑顔をふりまきつつも、店長（奏羽茜）に店番を任され、愛らしく、時にけなげに奮闘する。
そんな千輪を「チワワのように心を許してる人とそうでない人とでは接し方やキャラクターが違う多面的な表情がある役柄」と評する植野。「僕自身も誰に対しても同じように接するというよりは人によって出てくる自分が違うので、そういう所でもとても親近感が湧く役柄でした」と役とのリンクを感じ、「チワワの特徴なども演技に取り入れたりしているので、それがどこなのか、探しながら見てみるのも楽しんでもらえるかなと思います」と見どころをアピール。
愛くるしさ全開の“トイプードル系男子”戸井府（といぷ）亜蓮を演じるのは、「男子高生ミスターコン2023」準グランプリに輝いた櫻井亜蓮。高校を卒業したばかりの櫻井は、本作に登場する犬系男子で唯一の男子高校生。あざとくて純粋な彼は、さわやかな笑顔と無邪気な雰囲気を武器に、先輩・千尋（米澤りあ）を翻弄（ほんろう）する…!?
あざと系男子を演じた櫻井は、自分にも「自少しあざといところがあるらしく、自分にとってもやりやすかったです」と告白。「第一印象はこの男の子めっちゃあざといと思って、もう狙ってるのかなってくらいあざとくてびっくりしました。相手役がりあちゃんということもあって、途中少しわちゃわちゃしちゃったところがあるので少し反省ですが、そのわちゃわちゃ感もうまく作品に溶け込んでいたらいいなと思います」と、楽しすぎて思わずテンションが上がってしまったと舌を出す。そんなところがまさに、あざと系トイプードル男子だ。
物語の舞台は、映像像制作会社「Dog Run」。明るく前向きな新人、柴悠陽（井内）は、先輩の新藤えみ（森）のドラマ企画を 熱心にサポートしていた 。それには単なる仕事以上の思いがあって…？ そんな中、社内で大事にされていた“金の招き犬”が忽然と姿を消してしまう。
同じ会社で働く社長秘書の堂減翔貴（中山）は、社長（街田）を守るため日々奮闘中。彼の忠誠心と鋭い観察力が事件解決のカギとなるのか？ 一方、会社近くでキッチンカーを営む黄金蒼介（小方）は、忙しい経理の岡野沙織（阿部）に、心温まるオムライスと優しい言葉で癒やしを提供している。総務の土佐陽向大（井上陽）は、招き犬の行方を追うがなかなか見つからない。帰り道、トラブルに巻き込まれた女性を格闘技のスキルで助け出す。
また、男子高校生の戸井府亜蓮（櫻井）は、先輩の千尋（米澤）に片思い中。思い切ってデートへ誘うと、緊張する彼の姿が逆にあざとく映り、千尋は彼に魅かれていく…。俳優を目指す秋田龍ノ介（樫又）は、「Dog Run」で行われたオーディション会場で迷子の少女を見つけ、自らの信念を貫く姿勢を見せて彼女を勇気づける。さらに、会社近くのカフェで働く千輪花道（植野）は、店長（奏羽）に突然任されたワンオペ中に泥棒事件に巻き込まれてしまう。この泥棒はいったい何者？ 果たして、金の招き犬は見つかるのか？ さまざまなシチュエーションのショートドラマ8編が繰り広げられる。
なお、地上波放送後に、TVer・ABEMAで見逃し配信される。
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