橋本環奈主演「天久鷹央の推理カルテ」畑芽育、佐々木希、高島礼子、柳葉敏郎がメインキャストに2025/03/10 06:00

テレビ朝日系で4月22日から放送される「天久鷹央の推理カルテ」(火曜午後9:00。初回拡大スペシャル)は、ベストセラー作家で現役の医師・知念実希人氏による同名小説シリーズを原作に、橋本環奈の主演でおくる本格医療ミステリー。本作で橋本と共演するレギュラーキャストとして、畑芽育、佐々木希、高島礼子、柳葉敏郎らの出演が発表された。
天才医師にして名探偵。驚異の知能を誇る診断医・天久鷹央(橋本)が、内科医・小鳥遊優(三浦翔平)とバディを組み、超越した頭脳&医師としての圧倒的な知識や洞察力を武器に謎多き事件や現象を鮮やかに解決していく本作。群を抜く診断能力を持っている鷹央だが、自閉スペクトラム症の特性から人の気持ちを読み取りきれず、歯に衣(きぬ)着せぬ物言いをして他の医師とトラブルになることもしばしば。今回発表されたレギュラーキャストには、生きづらさを抱える鷹央の“強い味方”となる人物、逆に彼女の“敵”となりうる人物が顔をそろえる。
鷹央の心強い味方には畑と佐々木。畑が演じる鴻ノ池舞は、卓越した個性と能力を持つ鷹央に憧れている研修医で、天性の人懐っこさと将来有望な医師としての資質をフル発揮しながら鷹央の“謎解き”をサポートする。さらには、鷹央と小鳥遊を恋愛関係に発展させようと2人は恋仲だというデマを院内に流すなど、チャーミングな立ち回りで物語を明るく多面的に転がしていく存在だ。合気道経験があり、腕っ節も強いという意外性も持ち合わせている。
畑にとって医療ドラマへの出演は今回が初で、「期待感と少しばかり緊張が混ざったような気持ちでおります。さらにミステリー要素も加わってくるこの作品にものすごく魅力を感じましたし、尊敬する先輩方とのお芝居をとても楽しみにしています」と、今の心境を語る。自身が演じる舞には「作品の中で一番はつらつとしていて明るいキャラクター」という印象があると言い、「研修医として鷹央先生や小鳥遊先生に一生懸命ついていく姿や、たまに見せる愛嬌(あいきょう)やおちゃめな部分を、良いバランスで魅せていけたらいいなと思っています」との向き合い方を考えているそう。
舞として参加する本作には「毎話見逃せないストーリーや個性的なキャラクターたちの掛け合いなど、きっと目が離せなくなるようなすてきなドラマになると確信しています。自身も私自身も天久鷹央のファンとしてこの作品の放送を楽しみにしています」との期待を寄せた。
佐々木が演じるのは鷹央の姉で、天医会総合病院の事務長・天久真鶴。周囲との摩擦が絶えない鷹央を心配し、温かくも厳しく接しながら見守っている存在。小鳥遊が出勤初日に一目ぼれするほどの美貌の持ち主だが、鷹央にとっては永遠かつ唯一頭の上がらない“風紀委員”的存在。なぜなら、普段は優雅でにこやかだが、怒らせたら鷹央もビビり上がるほど怖いからだ。
本作に出演が決まり、「とてもうれしかった」と言う佐々木は「鷹央はどんな困難な診察にも立ち向かい、ほかではなかなか診断が下されない状況でも的確な判断をします。事件解決に向けた、鷹央の斬新な推理がとても面白いと思いました」とその理由を語る。鷹央の味方となる真鶴を「冷静で正義感が強く、鷹央とは違った視点で物事を考えています」と人物像を語り、お互いを尊敬し合いつつも時々意見がぶつかってしまう2人を「真鶴が鷹央に厳しく接するのは『唯一の理解者でいたい』『とにかく妹を守りたい』という深い愛情と絆があるからだと思います」と考える。そんな真鶴を「強さの中に秘められた優しさを精いっぱい表現したいです」と演じることを決意。
また、真鶴にはソフトボール大会で大活躍する剛腕ピッチャーという一面もあり、「真鶴はソフトボール経験者であり、現在はソフトボールチームを組んでいる役柄なので、実際に先生に教えていただきながら自主練習もしています」と取り組みも明かす。「普段の冷静な真鶴と、ソフトボールの試合に熱くなる真鶴とのギャップを感じていただけるように頑張ります」と役への展望を語った。
鷹央が部長を務める統括診断部の存続をめぐり、彼女の前に大きく立ちはだかる重要人物に扮(ふん)するのは高島と柳葉。高島が演じるのは、宮城県出身の都議会議員・倉石奈津子。旧知の仲である天久大鷲とともに、天医会が所在する地域を対象とした「病院の再編・統廃合計画」を推し進めている。この計画は該当地域に新規の総合病院を作らせない上に、経営悪化の近隣病院を廃院、または天医会に吸収合併させようとするもの。これによって大きな利益を上げようとしているようで…。
倉石は原作にはないドラマオリジナルキャラクター。「新キャラクターとしてさらに面白くなる役になれたら、と気合いが入っております」と高島は語る。そんな倉石を含む登場人物たちに「主人公のキャラクター、取り巻く人間関係がとても興味深いです。たくさんの方々に見ていただけたらうれしいです」と魅力を感じていることを明かした。
柳葉演じる天久大鷲は、めいの鷹央とは常にぶつかっている天医会総合病院の院長。徹底的な合理主義者で、病院の経営改善のためなら鷹央が部長を務める統括診断部の廃止も辞さない構えを見せる。現在、倉石とともに地域医療の統廃合を計画中だが、その狙いは天医会への利益誘導か、はたまた別の思惑もあるのか――真意は謎のベールに包まれている。
高島同様、「まず率直に面白そうな企画だなと思いました。鷹央の人間性の部分の面白さと、鷹央を中心とする登場人物たちの人間模様が楽しみだなと感じています。統括診断部が中心になって物語が動いていくので、おそらく皆さんが感じたこと・見たことがない場面・感情が生まれてくると思います」と、キャラクター描写に興味を感じていると言う柳葉。自身が演じる大鷲には「病院経営という信念を持って生きていく男」という印象があり、「彼なりの男気や医療に対しての思い入れというものを大事にしていきたい」という演技プランを持つ。
具体的には「堅いだけではなく、どこか間の抜けた男の姿もあってもいいのかなという思いも持っております。見てくださる皆さんにはクエスチョンマークとビックリマークを交互に味わってもらえるような現場になればいいなと思います。信念を持っている男なので、周囲に対して果たして○をもらえるのか△なのか×なのかというのはなんとも言えないところですが、めいっ子である主人公の鷹央と医療現場の中で相対するものが生まれたり、もしかしたら同調するものが生まれたり…というところが、うまく皆さんに伝わるといいのかな、という夢を持っています」と大鷲像をふくらませている。
TVer・公式HPでは、橋本&三浦に加え、今回発表された4人のキャストも登場する30秒ティザー映像が公開中。本作の世界観を一足先に見ることができるこのティザーは、明日3月11日の「家政夫のミタゾノ」(午後9:00)最終回内でも放送される。
第1話。天医会総合病院の統括診断部に、元外科医の内科医・小鳥遊優(三浦)が派遣されてきた。統括診断部とは、各科で診断困難と判断された患者が集められる部署で、同院の院長・天久大鷲(柳葉)のめいで、副院長でもある天久鷹央(橋本)が部長を務めている。唯一無二の個性を持つ鷹央の言動は、姉で事務長の天久真鶴(佐々木)以外は誰も制御できない。研修医の鴻ノ池舞(畑)も“天久鷹央劇場”と評するほどで──。そんな鷹央は、初対面の小鳥遊を“小鳥”呼ばわりし、無邪気にぞんざいな態度を取る。小鳥遊はあぜんとするが、同時に、驚異の診断能力を誇る天才ドクター・鷹央の能力に舌を巻く。
間もなく、トラック運転手・香川昌平が交通事故を起こして救急搬送されてくる。ドーナツを食べた直後に手が震え、意識を失ったという香川。彼が口にしたのは、このところ農薬混入事件や消費者の集団嘔吐事件が相次ぐ会社のドーナツだった。しかし、いくら検査しても体に異常は見当たらないどころか、事故車内で回収したドーナツからも毒物は検出されない。この難攻不落の病状の原因究明に、鷹央と小鳥遊が挑む。
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