カズレーザーMC「X年後の関係者たち」で大槻ケンヂら80年代バンドブーム当事者が同窓会2025/03/01 07:00
BS-TBSで、3月9日放送の「X年後の関係者たち あのムーブメントの舞台裏」（日曜午後9：00、レギュラー放送は月曜午後11：00）では、「バンドブームスペシャル」と題し、1980～90年代のバンドブームを牽引（けんいん）した当事者たちが一堂に会し、2時間スペシャルを放送する。
本番組は、当時の“ムーブメント”が起こった時の関係者を招き、今だからこそ話せる舞台裏を同窓会の形式で振り返る。
当時のバンドブームは、原宿のホコ天（歩行者天国）で演奏するバンドに10万人近いファンが押し寄せ、アマチュアバンドが登場するテレビ番組「三宅裕司のいかすバンド天国」（1989年／TBS系）が異例の高視聴率をたたき出すなど、日本中が熱狂したムーブメントだった。バンドが音楽シーンを席巻したあの熱狂は、いかにして生まれ、真っただ中にいた関係者たちは何を思っていたのか──。
今回、当時の関係者として集ったのは、サンプラザ中野くん＆パッパラー河合（爆風スランプ）、富田京子（プリンセス プリンセス）、杏子（BARBEE BOYS）、大槻ケンヂ（筋肉少女帯）、森若香織（GO-BANG’S）、JILL（PERSONZ）。
そんなレジェンドたちに、MCのカズレーザー（メイプル超合金）が、今だから話せるブームの裏側を聞いていくほか、バンドブーム直撃世代の千秋が立会人として参加。ファンの目線で当時の状況を振り返る。
集まったメンバーは、メジャーデビューがほぼ同時期なだけに、まさに同窓会のような雰囲気に。まずはお互いのデビュー時の状況からトークがスタート。バンドブームが起こる前と後でバンドはどのようなポジションだったのか。ブームになっていく過程で感じていたことや、売れる前の苦労話が赤裸々に語られていく。事務所によっては給料が払われなかったり、雑誌等の取材はいつもレオタードで受けていたり…といった仰天エピソードも飛び出す。
また、どのバンドをライバル視していたかや、それぞれが選ぶ「ブームを象徴する1曲」についても言及。THE BLUE HEARTSやたまなど、時代を席巻したバンドに対しての思いが語られるのは、当時を知る人たちにとっては興味深い。さらに、メンバーとの仲やブームならではの異常な体験など、今だから話せる裏話も次々と明らかに…。
そしてラストは豪華なセッションが実現。パッパラー河合のギターと富田のパーカッションに合わせて、、爆風スランプの「Runner」を全員で熱唱。時を越えてよみがえる、バンドのカッコよさを目撃してほしい。
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