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岩瀬洋志&齊藤なぎさが事故物件の“お化け調査員”に! 児玉和俊氏の話題作を実写化2025/02/27 05:00

岩瀬洋志&齊藤なぎさが事故物件の“お化け調査員”に! 児玉和俊氏の話題作を実写化

 フジテレビ系では、3月7日・14日に岩瀬洋志主演、齊藤なぎさ共演でおくるスペシャルドラマ「告知事項あり。~その事故物件で起きること~」(午後11:40)を放送。岩瀬はフジテレビ制作ドラマ初出演にして初主演、齊藤はフジテレビドラマ初出演を果たす。

 物件に関する映画やドラマが大ヒットをみせる昨今。フジテレビでも、さまざまな不動産物件で起こる奇々怪々な事件の謎を、破天荒なヒーローと物件マニアのヒロインが鮮やかに解決していく不動産ミステリードラマ「問題物件」(水曜午後10:00)を放送中だ。そんな中、新たに物件をテーマにしたドラマが誕生する。

 原作は、賃貸不動産管理業界歴15年の中で、7000室を超える部屋を見てきた児玉和俊氏による「告知事項あり。 その事故物件で起きること」(イマジカインフォス刊)。発売後に即重版した書籍で、発売からおよそ1カ月という期間で映像化されることに。フジテレビが誇るリアルホラーエンターテインメントドラマ「ほんとにあった怖い話」チームが、不動産ミステリーにホラー要素を注ぎ込んだ“不動産ミステリーホラードラマ”をおくる。

 部屋の中や建物内で人が亡くなった物件=事故物件では、心理的瑕疵(かし)が生じるとして、その事実を告知する義務が生じ、不動産の賃貸契約や売買契約の際に、貸主・売主が顧客に告知しなければいけない。そんな物件に関する情報のことを“告知事項”という。本作の舞台は、そんな事故物件に実際に霊がいるのかを調査する“お化け調査会社”だ。事故物件を専門に室内調査を実施し、異常がない場合には証明書=お化け不在証明書を発行することで、不動産の資産価値減少を食い止めることができる調査を行っている。そんな会社に勤務するビビりな調査員と、厄よけ・除霊で有名な寺生まれのヒロインが、とある人物から依頼された物件調査に挑む。

 岩瀬が演じるのは、お化け調査を行う岩倉不動産に勤務する真山悠斗。悠斗は大学を卒業後、大手デベロッパーの不動産会社に入社。そこそこの成績で社内からも評価されていたが、会社の売り上げ主義に付いて行くことに限界を感じ、転職先を探し始める。その後、とりあえず生活ができればいいという思いから、近所の不動産会社に履歴書を送ったことで岩倉不動産と出合うことに。しかし、悠斗は風で扉が閉まった音に大げさに驚くほどのビビりで…。現在は新人教育係で後輩の指導をしている。

 そんな悠斗は、子どもの頃、祖父の広い家でかくれんぼをすることが大好きで、いつも通り隠れる場所を探していた時に「遊ぼ、遊ぼ!」と子どもの声を耳にする。怖さを感じつつも声のする方に行ってみると、そこには見たことのない薄暗い部屋があり…。この日、初めてかくれんぼで祖父に見つからなかったが、部屋に入った後の記憶はなかった。その後、悠斗はこの世に霊が住んでいる場所があると信じるようになり、建築物に興味を抱くように。加えて、人一倍恐怖心を抱くようになってしまい…。

 発表にあたり、岩瀬は「出演の決定を知った時はホラー!? と驚きました。ホラー作品は今回が初めての挑戦です。緊張と不安のドキドキと、現場の雰囲気や撮影の進め方ってどんな感じなのかなと、とても楽しみにしていました」と、率直な思いを告白。

 演じる真山の魅力は「ビビリなところ」といい、「演じる時のポイントは真山の昔の記憶です。彼自身、子ども頃、祖父の家で遊んでいた時に突然、子どもの声が聞こえました。その方向に向かうと薄暗い部屋を見つけ、中に入ったのですが、その時の記憶を失っている。その経験から、真山はずっとその声の正体が何なのか疑問に思っていて、人一倍霊に関して恐怖を抱いています。なので、緊張感を忘れないというところは大切にしています」と演じる上で心がけたことを明かした。

 視聴者に対しても、「今回は(地上波放送)前半後半、そしてTVer2本の計4本でお送りします。この作品はそれぞれの役に個性があって。ドキドキ、ハラハラ楽しんでいただける作品になっていると思います。ぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。

 対して齊藤が演じるのは、厄よけ・除霊で有名な愁明寺を実家に持つ新入社員・東雲杏。多少の霊感はあるが、はっきりとは見えず除霊をすることもできない。寺に来るさまざまな思いを抱えた人たちの悩みに寄り添い、時には除霊をして心を軽くしていく両親の姿を見て育ったため、誰にでも明るく振る舞い、大人が相手でも物おじしない性格が育まれた。

 大学入学のタイミングで上京すると、そのキャラクターで友だちがたくさんでき、フォロワー1万人ほどのインフルエンサーに。岩倉不動産へは、SNSのネタになりそうだという好奇心からエントリーし採用された経緯が。他の人よりも霊に対する抵抗が少なく、お化け調査に対しても特に抵抗はない。真山らと共に初めての現場に向かうが、調査用の音声機材のマイクに向かって大声で会話してしまうなど、ちょっと抜けているところも…。

 そんな杏役に挑む齊藤は、「これまでホラー作品に出演したことがなかったので、挑戦させていただけることはすごくうれしかったです。ただ、ホラーがとても苦手なんです。怖がりで、見ることができなくて…。だから、どういう演技をしたらいいんだろうという不安もありましたし、そもそも台本を読めるのか心配で…。1人の空間で読んだら怖くなりそうだったので、移動中とか、人がたくさんいるところで読むようにしました(笑)。ホラー作品の演技は、他の作品とは違って恐怖感とかを大きく演じなければいけなくて。それはホラー作品ならではだと思うので、すごく新鮮でした!」と振り返る。

 演じる杏については、「真山と対照的ですごくあっけらかんとしているし、自分の性格とも近い感じで、すごく演じやすかった」とのこと。続けて、「真山、杏をはじめ“お化け調査員”たちの掛け合いが見どころです。ギャグっぽい感じや、ホラーの真骨頂のような部分も見られると思いますので、ぜひ楽しみにしていただけたら」と呼びかけている。

 なお、TVerではオリジナルストーリーを独占配信予定といい、こちらの続報にも期待したい。


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