加藤小夏が“とんでもなく面白くなる”と確信！ 「ススキノ・インターン」放送日決定2025/03/01 10:00
加藤小夏が主演を務める、HTB北海道テレビのオリジナルドラマ「ススキノ・インターン～マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記～」が、3月22～23日（22日深夜0：00、23日深夜0：25、北海道ローカル）、29～30日（29日深夜0：00、30日深夜0：10、北海道ローカル）の2週連続で放送されることが決定した（1話30分、全4話）。
2月20日に主要キャストによる記者会見が同局で行われ、主人公・ユキナ役の加藤、ママ役の大塚寧々、チーママ役の酒井若菜がドラマへの意気込みを語った。
「ススキノ・インターン～マーケ学生ユキナの、スナック立て直し記～」は、札幌の繁華街・ススキノにある寂れたスナック「ゆかり」の立て直しを命じられたエリート大学生のユキナ（加藤）が、大学で学んだマーケティングの知識を駆使し、スナックの運営改善と経営戦略に取り組みながら、客の悩みから垣間見える北海道の社会問題も解決していく成長物語。
脚本は映画「ハケンアニメ！」（2022年）や「晩酌の流儀」（テレ東系）、「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」（25年／フジテレビ系）、「スナイパー時村正義の働き方改革」（20年／CBCテレビ）の執筆を手がけた政池洋佑氏、監督は「恋より好きじゃ、ダメですか？」（19年／RCC）、Hulu配信ドラマ「うつヌケ」（18年）を担当した畔柳恵輔氏。同局でのドラマ制作は「弁当屋さんのおもてなし シーズン2」（24年）以来1年ぶりで、今回は博報堂DYメディアパートナーズとタッグを組む。
同局内に設けられたスナックのセット内で行われた記者会見では、役柄になりきった3人が取材陣を出迎え、ノンアルコールドリンクで乾杯した後に質疑応答を始めるというユニークなスタイルで始まった。
加藤は「ママ役が大塚さん、チーママ役が酒井さんに決まったと聞いた時に、“これはとんでもなく面白くなる！”と本当に心が震えました。皆さんにすてきな作品をお届けできるように一生懸命頑張りたいと思っています」とあいさつ。
ドラマの見どころについて、「（自身が演じる）ユキナの成長は何よりの見どころですが、笑いが起きるくらい最高な（チーママ役）酒井さんのアドリブにも注目していただけたら。私は笑いをこらえるのに必死で…」と話すと、大塚から「笑っていたよね」とツッコミが入り、3人が笑い合う一幕も。大塚が「3人がスナックでワイワイしゃべるシーンはリズム感が生まれている」と話す通り、息の合った様子をうかがわせた。
ドラマの舞台・北海道での仕事は初めてという加藤は、「撮影の5日前に北海道入りし、たくさんの人と話をさせていただいて北海道の人柄や土地柄を感じました。また、凍った道を歩くだけで大変なことも実感！ 私も2回転んでしまいましたが（笑）、そうした小さなところから、北海道出身という設定のユキナがここでどう生活しているのか、役作りに取り組みました」と説明。
また、「『すすきのゼロ番地』のスナックに撮影のためお邪魔させていただいた時、エキストラで参加くださった本当のママさんが温かく迎え入れてくれて。スナックってなんてすてきな雰囲気なんだろうと感じました」と、ロケのエピソードを振り返った。
一方、ユキナを優しく包み込み、時に厳しく導くスナックのママ・ゆかりを演じる大塚は「まだ撮影に入って数日ですけれども、もはや何カ月もやってるかのような雰囲気があり、現場が和やかで笑いと温かさに包まれています。それがそのまま、ドラマにも表れると思います。ドラマをご覧になった方は多分、スナック『ゆかり』に行きたくなってくださるのではないでしょうか」と撮影の手応えを口にした。
北海道へは何度も仕事で訪れおり、「空気がしんとしていて景色も美しい。特にスローモーションのように雪が降り、時間がゆっくり流れていく感じが、心落ち着いて大好きです。出身地ではないのですが、“帰ってきました！”みたいなうれしい気持ちがあります」と笑顔に。
また、加藤もプライベートでハマったという札幌の名物グルメ・スープカレーを作るシーンに触れ、「そのスープカレーが私の人生で食べた中で一番おいしかったんです！ すぐにレシピを教わりました（笑）」と、現場の裏話を紹介。そして、「ユキナ（加藤）や私、舞ちゃん（酒井）、それからお店のお客さん、みんなが優しい気持ちを持ち、ちょっとずつ成長していくようなドラマだと思います」と締めくくった。
自由奔放でおちゃめなムードメーカー、チーママ・舞役の酒井は「私は“地名プラス片仮名”の作品に出演する機会が多く、『ススキノ・インターン』というタイトルを聞き、これはなんかちょっと縁がありそうだなと感じました。さらに、お二人（加藤、大塚）の出演が決まっている状態だったので、『ここ絶対私入らないと悔しい！』と思い、脚本を読む前、キャスティングとタイトルだけで、『絶対に出ます！』とお返事させていただきました。初日からワイワイ撮影していて、早くも東京に帰るのが嫌だな、と思っています（笑）」と楽しそうにコメント。
北海道との関わりについて「最後に来たのは1年ほど前ですが、その前は10代の時にグラビア撮影で、20代の時にお酒のCM撮影でよく来ました。それからしばらく空いたので、今回、撮影で来ることが出来てすごくうれしいです。撮影はセットの中が多いですけれど、ホテルからHTBまで歩いてくる時、“ここ好きかも”とグッときちゃいます。ちゃんと雪を踏み締めながらここに来るわずかな時間が、私にとっては大切な時間になっています」と話した。
同局の星悠平プロデューサーは「人口減少や農家の後継者不足など、北海道ならではの問題をポップにエンタメに昇華するところに、脚本・政池さんの手腕が光っています。社会問題を決して悲観的に捉えるのではなく、スナックというアナログなコミュニケーションで成立する世界から対極にあるマーケティングを組み合わせることで、はっと驚くような解決法をドラマから提案させていただきます。ぜひご覧ください」とアピールした。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド（最新シーズン）Drama Guide Season
【2025年春】TVドラマガイド
2025年の春（4月・5月・6月）にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で見やすく紹介！
今田美桜＆北村匠海共演の朝ドラ「あんぱん」、多部未華子主演の火10「対岸の家事～これが、私の生きる道！～」、Travis Japanの松田元太主演「人事の人見」、小芝風花主演の時代劇「あきない世傳 金と銀2」のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬（1月・2月・3月）にスタートする連続ドラマを曜日別で大特集！
横浜流星の大河ドラマ「べらぼう」、松坂桃李主演「御上先生」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、永瀬廉＆山下美月初共演「御曹司に恋はムズすぎる」、川口春奈＆松村北斗共演の「アンサンブル」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」など、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを各ドラマページで随時更新☆
