小日向文世、戸田恵子、麻生祐未、結木滉星らが「危険なビーナス」に出演2020/09/14
妻夫木聡が主演する10月スタートのTBS系連続ドラマ「危険なビーナス」（日曜午後9：00、開始日未定）に、小日向文世、戸田恵子、麻生祐未ら豪華俳優陣が出演することが発表された。
ドラマの原作は、多くのベストセラーを生み出している東野圭吾氏による同名小説。独身の獣医・手島伯朗（妻夫木）が、弟・明人の失踪事件をきっかけに、巨額の遺産をめぐる謎に挑む壮大なミステリー作品だ。弟の妻として伯朗の前に現れる謎の美女・矢神楓を吉高由里子が演じるほか、2人と深く関わることになる矢神家の養子・矢神勇磨役でディーン・フジオカ、矢神家の遺産相続権を持つ伯朗の弟・矢神明人役で染谷将太、伯朗が勤務する動物病院で助手を務める蔭山元美役で中村アンの出演も決まっている。
今回、小日向が演じるのは、伯朗の叔父で、数学者の兼岩憲三。憲三は伯朗の良き理解者で、家で酒をくみ交わすこともある間柄だ。また、戸田は、矢神家現当主の妹・矢神波恵役。病気で寝たきりの当主に代わり矢神家の遺産を管理しており、突然現れ明人の妻を名乗る楓を怪しんでいる役どころだ。そして麻生は、矢神家前当主である康之介の養子・矢神佐代役を務める。人の心の内を見抜く力に長けているが、本人は何を考えているか分からない人物だ。
さらに、伯朗と明人の母で、16年前に事故死した矢神禎子に斉藤由貴が扮（ふん）する。禎子は夫（伯朗の実父）の死後、矢神家の御曹司・康治と再婚し、明人を出産した。その禎子の妹で、夫・憲三と共に伯朗を実の子のようにかわいがる兼岩順子を坂井真紀、矢神家の前当主と後妻の間に生まれた支倉祥子を安蘭けい、祥子の夫で介護施設グループを営む支倉隆司を田口浩正、隆司と祥子の娘で、幼い頃から明人に好意を寄せている支倉百合華を堀田真由が演じる。
また、矢神家の現当主・矢神康治役には栗原英雄、矢神家前当主と後妻の間に生まれた矢神牧雄役には池内万作、矢神家の使用人執事の君津光には結木滉星が決まった。先の読めないスリリングな東野ワールドを、脚本家・黒岩勉氏が連ドラとして、さらに魅力あふれるキャラクターで描き出していく本作。莫大な遺産を前に人間の欲望が渦巻く世界観を、多彩な俳優陣がどう演じていくのか、期待が高まるところだ。
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