加藤シゲアキ、上川隆也主演「夜がどれほど暗くても」で連続ドラマW初出演2020/09/14
NEWS・加藤シゲアキが、WOWOWプライムで11月22日にスタートする上川隆也主演の「連続ドラマW 夜がどれほど暗くても」(日曜午後10:00)に出演する。
デビュー小説「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、さまざまな作品を送り出している作家・中山七里氏による同名小説を映像化。一人息子がストーカー殺人事件を起こしたことから、加害者家族になった有名週刊誌の副編集長・志賀倫成(上川)が、事件の真相を追う。
加藤が演じるのは、週刊誌記者・井波渉。雑誌「週刊時流」の若手記者で、週刊誌報道の正義を巡って上司である志賀とぶつかる役どころだ。息子が起こした殺人事件をきっかけにバッシングされ、“追われる側”となった志賀を密着取材することになる。
加藤は「実際の事件などがモチーフとなっていることもあって、リアリティーを感じました。情報に左右されがちな昨今において、真実を追い求める難しさ。つい見失ってしまう、人としてのあり方。他者との関わりとはなんなのか。この物語に込められた痛烈なメッセージに、強く胸を打たれました」と心境を明かす。
同局のドラマ初出演となることについては、「社会派でウェルメイドな作品が多い印象があり、機会があればぜひ出演してみたいと思っていました。その願いがこれほど早くかなったことに、とても驚いています」と喜んでいる。さらに、「その原作が中山七里さんだというのも二重の驚きです。そしてスタッフの方とも直接お会いし、このドラマに懸ける思いを聞いて、今こそ届けられるべき有意義な作品だと実感しました。何より複雑な心情を抱く主人公の志賀を上川隆也さんがどのように演じられるのかも楽しみで、撮影が始まる日が待ち遠しいです」と期待に胸を膨らませている。
演じる役に関しては「井波渉は志賀とは上司と部下ですが、話が進むにつれて一般的な関係とは異なり、いびつなものになっていきます。スキャンダルを扱う編集者は、一体どうあるべきか。何が正しいのか分からなくなる世界で葛藤する井波には、誰もが共感できるのではないか」と確信している。
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