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渡辺翔太、木村佳乃ら新キャスト発表! 広瀬アリス主演「なんで私が神説教」に個性的な教師が集結2025/02/22 04:00

渡辺翔太、木村佳乃ら新キャスト発表! 広瀬アリス主演「なんで私が神説教」に個性的な教師が集結

 渡辺翔太Snow Man)、木村佳乃伊藤淳史岡崎紗絵野呂佳代小手伸也堀内敬子が、日本テレビ系で4月スタートの連続ドラマ「なんで私が神説教」(土曜午後9:00、開始日未定)に出演することが分かった。

 広瀬アリスが主演を務める「なんで私が神説教」は、無職生活を脱却するためになんとなく高校教師になった主人公・麗美静(広瀬)が、問題児ぞろいの生徒たちの事情に巻き込まれ、したくもない“説教”をしなければならない状況に追い込まれ、悪戦苦闘するさまを描く、いっぱい笑えてスカっとする、新たな学校エンターテインメントだ。

 コンプライアンス問題、パワーハラスメント、モンスターペアレント……現代の教育現場が抱える問題を前に、言いたいことも言えない中、本音と建前を使い分け、「なんで私が!?」と心の中で叫びながらも、教師としてどう生徒と向き合うかをユーモアたっぷりに描く。

 静の勤める私立名新学園の教師陣には、静を含めくせ者ぞろいの教師たちがそろう。そんな教師陣として、渡辺、岡崎、野呂、小手、伊藤、木村の6人が出演し、静を優しく見守る母・叶子役を堀内が演じる。

 渡辺が演じるのは、名新学園2年9組の担任で数学教師の浦見光。生徒思いで熱意のある教師だが、思ったことを遠慮なく口に出し、時に空回りすることもある。抜けている部分もありつつ、生徒たちには愛されるキャラクターで、女子生徒から恋愛相談を受けることも。

 役柄について渡辺は、「僕の演じる浦見先生は、明るくて熱意があって、でもちょっと抜けている愛されキャラということで、今まであまり演じたことのないキャラクターなので、とても新鮮な気持ちです」とコメントし、「広瀬さんはじめ同僚の先生方と本読みでお会いしたのですが、初めて集まったとは思えないぐらいの明るい雰囲気で、これは笑いの絶えない現場になるぞと確信しました。現場の楽しい雰囲気を視聴者の皆さんにも届けられるように精いっぱい走り抜けたいと思います。ぜひ放送をお楽しみに!」と、和気あいあいとした現場の雰囲気を伝えている。

 2年8組の担任・林聖羅役を務める岡崎は、プライベート第一主義の英語教師で、流行に敏感な今どきの女性。現在交際中の恋人がいて、早く結婚したいと考えている。教師という仕事に特別な情熱を持っているわけではないが、次第に生徒との関わりが深まっていく。

 岡崎は、「自分の学生生活を振り返ると、“なんでも楽しむ!”これがテーマだったと思います。行事は毎回クラスメートと全力で臨んでいました。先生は学生の成長の上で本当に大切な役割を担っているのだと卒業してより実感します。先生たちが今日も教育の現場で奮闘していると思うと本当に尊敬します。そんな先生役にはまだ少しドキドキしますが、楽しんで作品の世界に入れたらと思います」と、教師という職業への敬意を述べる。

 さらに、「今回演じさせていただく聖羅さんは、一見、先生には見えないような風貌ですが、内面は芯がしっかりとしている女性。彼女の内面まで体現できるよう精いっぱい頑張りたいです!」と役作りへの意気込みを語り、「ドラマを通して、先生と生徒の枠を超えて、心に残る“お説教”を受けられることを私自身も楽しみにしています。人と人との関わりが薄くなってきている現代ですが、その中で、“今の時代を生きる”一生懸命な先生の姿を是非皆さんに見ていただきたいです」と、作品への期待を寄せた。

 野呂は、2年1組の担任で学年主任を務める世界史教師・大口美幸役を担う。生徒にも教師陣にも厳しい指導をすることで知られるが、その真面目な姿勢が保護者たちからの厚い信頼を集め、学年主任に任命された。野呂は、「あまり学校が好きではなかった私ですが、そんな私が過ごした学生時代と今の学校の在り方がこんなにも変わっていて、学校運営をしていくのが大変なことをこの作品で知りました」と、教育現場の変化について触れる。

 また、「オークラさんには昔からバラエティ番組ですごくお世話になっていて、オークラさんの作品に出演させていただくことはとても感慨深く、頑張りたいと思います。よろしくお願い致します」と、脚本を手掛けるオークラへの信頼を語った。

 伊藤は、名新学園2年5組の担任で政治経済教師・森口櫂役として登場。常にスマホでゲームをしているため影が薄いが、実は膨大な知識を持ち、自分の得意分野になると饒舌(じょうぜつ)になる人物だ。「本作の脚本を読んで、今の時代に求められている作品だと強く感じました。世の中には『これは言ってはいけない』『あれはしてはいけない』といったルールが増えてきていますが、それでも『人と人とのやりとりの中で忘れてはいけない大切なこと』がある。その点を鋭く突く作品だと思いました」と、脚本への印象を語る伊藤。

 続けて、「僕自身も子どもがいるので、学校という場には日々触れる機会があります。先生方とのやりとりや、子どもたちの様子を見ていると、本当は言いたいけれど言えない…という瞬間が少なからずある。そういうリアルな感覚が、主人公・静のセリフや心情にしっかり詰まっていて、とても胸に刺さりました」と共感し、「僕が演じる森口櫂は、立場の違いから広瀬さん演じる静と対立することも多く、彼女のキャラクターや魅力をより際立たせる存在になれたらと思っています。現場での共演が今から楽しみです」と撮影を心待ちにしている。

 小手は、名新学園の教頭・新庄保役を担当。学園運営の安定を最優先に考え、教師たちに「生徒を怒るな、褒めるな、相談に乗るな」と指導する厳格な教育者。パワーバランスを巧みに操るが、上層部と現場の板挟みになり苦悩する場面も。「オークラさん脚本といえば、以前『となりのナースエイド』で演じた猿田弥彦というキャラクターが強く印象に残っています。今回、『学園モノにおける教頭』という名物ポジションをたまわり、さあどう主人公をいびってやろうか(笑)と台本を読み進めてみましたが、クセ強なキャラが立ち回る世界観に対して、舞台装置としての学園描写がむしろ非常にリアルで驚きました。教育現場での生徒(と保護者)と教師の距離感や問題が等身大に描かれており、単なるコメディーではない作品になると感じています」と、冗談を交えつつ物語の魅力を紹介。

 自身の役柄に関しては、「今回演じる教頭・新庄保は、教育者というよりは学園運営のために権威的でありたい人物で、教師たちに『生徒を怒るな、褒めるな、相談に乗るな』と指導する、正直あまり応援したいとは思えないキャラクターですが(笑)、さまざまな外圧に板挟みになる中間管理職として、翻弄(ほんろう)されながらもけなげにサバイブしていく姿も描かれます」と解説し、「向き合う相手によって見え方が変わる人間として、リアリティーとコメディーをうまく使い分けられたらと思っています」と演技プランを示す。

 そして、「オークラさんの脚本は、喜劇と悲劇が表裏一体で、キャラクターを掘り下げようと思えばどこまでも深くなる構造になっています。果たしてどの程度掘り下げていくのか、制作の皆さんと一緒に方向性を模索していくのが今から楽しみです」と、撮影に向けた思いを伝えた。

 名新学園の校長・加護京子役を木村が担当。京子は、静の母親・叶子の大学時代からの親友で、静のことを生まれた時から知っており、親戚のおばちゃんのようにかわいがっている存在。自分の信念がハッキリしていて少し強引なところもあるが、その強引さが人を動かしていく。いまだ独身で、麗美家に入り浸っているという私生活も。生徒や教師たちをまとめる立場にありながらも、ユーモアと強い信念を持って学校を運営する校長として活躍する。

 木村は、「27年前に日本テレビのドラマで新人教師役を演じたのですが、そこから時を経て今回はいきなり“校長”役に! すごい出世を遂げて、驚きました(笑)。これまで保護者役が多かったので、学校の先生役は久しぶりです」と自身のキャリアの変化を振りつつ、「私が演じる加護京子は、私立名新学園の校長。私自身の学生時代の記憶では、校長先生は男性のイメージが強かったのですが、彼女がそのポジションにいるということは、何か光るものがあるはず。その説得力を持って演じていきたいと思います」と役柄と役作りのポイントに触れる。

 加えて、「脚本を読んで、最初に感じたのは『面白い!』ということでした。コメディタッチかと思いきや、大人にもグッと刺さるセリフが随所に散りばめられていて、単なる学園ドラマではないなという印象を受けました。台本がとにかく面白いので、それをしっかり生かせるように、全力で挑みます!」と作品への熱い思いを語った。

 堀内は、静の母・麗美叶子役で登場。夫を亡くし、女手一つで静を育ててきた温かい母親で、料理が得意な家庭的な女性だ。「台本、とても楽しく読ませていただきました! 今の時代って、『叱る=悪いこと』みたいに思われがちですが、叱ることと教えることって本来は別のものかなと。ただ感情的に怒るんじゃなくて、相手の成長を願ってちゃんと伝えるのが本当の『叱る』ことなのに、それすら避けられることが多くなっている気がします」と、現代の教育に対する自身の考えを明かす。

 重ねて、「遠慮し過ぎて言うべきことを言えなくなると、結局その人のためにならないこともあるんじゃないかと思います。特に、子どもや若い世代にとっては、大事なことを指摘してくれる人がいないと、あとで大きな壁にぶつかった時に乗り越えられなくなるかもしれません。もちろん、昔みたいに理不尽に怒鳴るのは違うと思うけど、『ここは違うよ』って伝えることまで避けるのは、逆に優しさが足りないのかも……結局、大事なのは『愛情を持って接すること』なのかなって思います」と、作品のテーマともつながるメッセージを述べ、「素晴らしいキャストと、スタッフと共に、愛のあふれる、楽しい作品を作れることが、とてもうれしく思います。お楽しみに」と、期待を込めた。


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