TBS連ドラ初主演の間宮祥太朗がダークリーガルドラマ「イグナイト -法の無法者-」で弁護士に2025/02/20

間宮祥太朗が、TBS系で4月スタートの連続ドラマ「イグナイト -法の無法者-」(金曜午後10:00、開始日未定)で主演を務めることが分かった。間宮はTBS系ドラマ初主演となる。
「イグナイト -法の無法者-」は、司法制度改革により弁護士数が急増し、飽和状態となった現代を背景に、訴訟を焚きつける“無法者弁護士集団”を描く完全オリジナル作品だ。2000年以降の司法制度改革により、弁護士の数はこの20年で倍以上に急増し、飽和状態となっている。それによって、依頼人からの弁護士費用が主な収入源となる弁護士たちは、弁護士バッジをつけているだけでは食えない世の中になってしまった。そんな時代だからこそ、もしも弁護士が自ら“人々の間に訴訟を起こさせる”存在となってしまったら…。
「争いは、起こせばいい」「Ignite」=“火をつける”。その言葉のように、原告になりそうなターゲットの心に火をつけ、訴訟を起こさせる。そしてあらゆる手段を使って裁判を勝訴へと導く“法の無法者集団”。まるで弁護士バッジを付けた“法の当たり屋”ともいえる彼らの目的は金か、正義か…? 父親を事故で亡くしたことをきっかけに法の世界を目指した、間宮演じる主人公の宇崎凌。そんな彼が飛び込んだのは、界隈では“無法者”として知られている怪しげな弁護士事務所だった。日本の訴訟社会化と飽和する弁護士界の実態をテーマに、これまでのリーガルドラマとは一線を画す、新感覚の完全オリジナルリーガルドラマが始まる。
間宮が演じる正義感あふれる新米弁護士・宇崎は、5年前に父親を事故で亡くしたことを機に、サラリーマンから一念発起し弁護士を志す。苦労の末に司法試験に合格したものの、就職活動では連戦連敗。そんな中、ひょんなことから就職が決まった「ピース法律事務所」は、一風変わった弁護士たちが集う場所だった。彼らは依頼人を待つのではなく、自ら争いの火種に飛び込み、人々をたきつけて訴訟を仕掛ける“法の無法者集団”だったのだ。
間宮は「このドラマの企画を聞いた瞬間、力強い作品になると感じました。法を武器にチームで戦う姿が描かれており、各キャラクターの個性がとても魅力的です」と作品に手応えを感じている様子。
さらに、自身が演じる宇崎について「型にはまらず本能的に行動する一面がある新人弁護士で、チームのやり方に戸惑いや葛藤を感じながらも事件に向き合い、成長していきます」と紹介し、「宇崎の成長や個性が馬力となれば、いいチームの空気感になっていくのではないかと思います。撮影を通じて、制作陣のドラマに対する気迫を強く感じていますので、自らを“たきつけ”ながらかっこよくて熱くなれるドラマにしたいと思っています。視聴者の方々にも心を熱くしながら楽しんでいただけたらうれしいです」と、役柄と作品への思いを語っている。
本作は、映画「正体」「青春18×2 君へと続く道」「余命10年」などを手がけた藤井道人監督を筆頭に、「帰ってきた あぶない刑事」の原廣利監督、Netflixシリーズ「イクサガミ」の山口健人監督、さらに「量産型リコ」「絶メシロード」(ともにテレビ東京)などで知られる畑中翔太氏らが集うコンテンツスタジオBABEL LABELが制作を担当。同スタジオが地上波GP帯ドラマを手がけるのは今回が初となる。
企画・プロデュース・脚本を手がける畑中氏は、「この企画は、『弁護士の数が増え、案件を奪い合う時代になっている』という知り合いの話を聞いた時に思い浮かんだ、“争いの火種がくすぶる場所へと潜り込み、人々に訴訟をたきつける弁護士集団”というアイデアから生まれたオリジナル作品です。大学時代に司法試験合格を目指していた自分自身の思いも相まって、そのリベンジのように企画を練りはじめて2年、TBSの金曜ドラマという歴史あるドラマ枠で実現することになりました」と制作の経緯を語る。
さらに主演・間宮について、「『イグナイト=火をつける』という言葉の意味のように、思いを閉じ込めた人々の心に火をつける弁護士の主人公像が、実直な誠実さの中に沸々とした熱い闘志を感じる間宮さんにぴったりだと思い、今回主演のオファーをさせていただきました」と起用理由を明かし、「『帰ってきた あぶない刑事』の原廣利監督らしく、本作は通常のリーガルドラマにはないような、スピード感あふれるアクションシーンも見どころの一つです。撮影の中で間宮さんには、原告の心を動かすとともに、ご自身にもど派手に動いてもらいたいと思っています」と期待を寄せた。
これまで数々のリーガルドラマで個性的な弁護士たちが描かれてきたが、本作は一線を画す。あらゆる手段を使って原告を勝訴に導くアウトサイダーな弁護士集団が、依頼者と弁護士という常識を覆し、視聴者の予想を裏切る巧みなストーリーと本格アクションで魅せる、ダークリーガル・エンターテインメントとなっている。
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