新納慎也が「社畜人ヤブー」で連続ドラマ初主演。“社畜”を極めたエリートサラリーマンに!?2025/02/13

BS松竹東急では、水曜午後11:00のドラマ枠「水曜ドラマ23」が、4月よりパワーアップし、金曜午後10:30にお引越し。枠タイトルを「金ドラ」とし、リニューアルする。その第1弾として、4月4日にスタートする新納慎也主演の「社畜人ヤブー」(金曜午後10:30)を放送することが決定した。
「社畜人ヤブー」は、那智泉見氏の同名コミックス(PHP研究所)を実写ドラマ化。サービス残業は当たり前で給料は据え置き、働く社員を会社の歯車としか扱わない生粋のブラック企業である「ウェルブラックコーポレーション」を舞台に、社畜人・薮隣一郎(新納)の働き方と生きざまを通して、「仕事」と「人生」への向き合い方を問うBL(ビジネスラブ)の社畜ファンタジーコメディーだ。
営業部第二課の課長・薮は、“残業は会社からのおもてなし”、“クレームはお客さまからのラブコール”、“低賃金は控えめな自分へのじらしプレイ”だと、超ポジティブに捉える優秀な社畜人。「社畜たるもの常に体を張り、その仕事に尽くすべし」。愛社精神100%のビジネスマンである薮の生き方や働き方には、彼自身とは対照的にワークライフバランスを大切にしたい現代の社会人たちにも刺さる言動が要所に散りばめられており、地味でも過酷でも低賃金でも、懸命に働く全社会人に向けて「社畜ライフ」も悪くないと、自分を成長させてくれる準備期間であるという前向きな気持ちにさせてくれる。非現実的だけど、どこか共感できる働き方改革を逆説的に唱えた作品に期待が高まる。
そんな、スタイリッシュ&クールな薮を演じる新納は、社畜のかがみであり、現代の働き方とは真逆の路線をひたむきに走り続けるキャラクターをどのように演じ、魅せていくのか。今作で連続ドラマ初主演を飾る新納は、「新納慎也の主演ドラマなんて今生ではないと思っていました。脇で自由に演じることが役割だと思っていたので。そんな僕に主演作を用意してくださるなんて、なんて勇気のある企画だろうと恐縮しています。本当にうれしいです。後にも先にも新納慎也主演ドラマなんて今回限りかもしれないので、絶対に見てほしいです!」と力を込めた。

さらに「座長としての自覚も意気込みもないですし、そんなのおこがましいと思っているのですが、この作品の薮隣一郎の魅力をお届け出来るように精いっぱい演じます! すでに僕自信が薮さんのファンになっているので。魅力的なキャストと頼れるスタッフ陣が集結しています。ちょっと最近見ないようなすてきなドラマができる予感がしていますので、みんなで力を合わせて総合芸術を完成させます!」と語り、手応えを感じている様子。
台本を読んだ感想を聞かれると「正直、面白くて深いです! ありがちな会社内ドラマかと思いきや、コメディー要素もあり、あり得ないような世界観で…。でも、現代社会の風潮に一石を投じるようなテーマが心に残る気がします。僕自身は仕事が大好きなのですが、“ワークライフバランス”が叫ばれる昨今。でも『仕事を愛して仕事に生きるのもアリなのではないかな?』と薮さんが教えてくれるような…。もしくは逆説的に『仕事がすべてじゃない』と受け止めてくださっても良いと思います。風潮に流されることなく、自分が好きなことを好きと言って生きがいにすることの尊さを感じました」と説明した。
最後に「『面白いドラマないかな?』と探す日々だと思います。僕もドラマが大好きなのですが、そんな僕が『あっ、このドラマは面白そう!』と思える作品です。ちょっと見たことないような作品になると思います。現実的なのか非現実的なのか、その間で生き生きと仕事をする“ヤブー”こと薮隣一郎を、きっと皆さまも大好きになると思います! そうなるように頑張ります。ぜひお楽しみに! 何より、新納慎也主演ドラマはこれが最初で最後かもしれないので、絶対に見てください」と重ねてアピールしている。
ドラマを手がける、吉廣円花プロデューサーは「『社畜人ヤブー』と出合った時に、薮隣一郎の異様な愛社精神とアブノーマルでスタイリッシュなワークスタイルに衝撃を受けました。薮は“社畜”という、普通なら屈辱的にも聞こえる言葉を自称し、そう呼ばれることを“快感”とまで感じている変わり者。撮影現場ではカットがかかるたびに笑い声が響き、間違いなく面白い作品になると確信しています! そんな一方で、『働くとは?』を考える、意外と(?)、深い話にもなっています。多様な働き方がある令和。時代錯誤かもしれませんが、仕事に身を捧げ、“快感”を得られるほど心から楽しんで仕事をする薮の働く姿勢をうらやましく感じる人もいるのではないでしょうか?」と問いかけている。

原作の那智氏は「この度のドラマ化、最初にお話をいただいた際には大変驚きました。次いでうれしい気持ちが込み上げてきたのですが、あまりのことに、どこか現実感が薄かったのを覚えています。企画が進行するごとに、出版社さま、松竹の方々、脚本家さまや関わってくださる皆さまのことを知り、改めてとても光栄な機会をいただけたのだと実感し、胸が熱くなりました」と喜び、「この作品が皆さまの手で、現代の感性や価値観のアップデートを経て、視聴者さまに届けられる日を、心より楽しみにしております。そして、微力ながら私も、最後までお力添えできれば幸いです。さて、真面目な話はこのくらいで…。笑ってちょっと元気になれる、そんなドラマ『社畜人ヤブー』をぜひ、楽しんでいただけるとうれしいです!」とメッセージを寄せている。
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