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坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に2025/02/04 12:21

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 坂井真紀宮澤エマ、倉沢杏菜が、2026年1月からNHK総合ほかで放送される大河ドラマ「豊臣兄弟!」(日時未定)に出演することが分かった。

 仲野太賀が主演を務める大河ドラマ第65作「豊臣兄弟!」で描かれるのは、戦国時代のど真ん中。強い絆で天下統一という偉業を成し遂げた豊臣兄弟の奇跡、夢と希望の下剋上サクセスストーリーだ。天下人の弟・豊臣秀長(仲野)を主人公に、歴史に“もしも”はないものの「秀長が長生きしていれば豊臣家の天下は安泰だった」とまで言わしめた天下一の補佐役・秀長の目線で、戦国時代をダイナミックに描く波瀾(はらん)万丈のエンターテインメントを、連続テレビ小説「おちょやん」(NHK総合ほか)、「半沢直樹」「下町ロケット」「陸王」(ともにTBS系)、「家政夫のミタゾノ」シリーズ(テレビ朝日系)などを手がけた八津弘幸氏が紡ぎ出す。

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 坂井が演じるのは、豊臣兄弟の母・なか。夫を早くに亡くし、二男二女を女手一つで育てた。息子たちの異例の出世に驚きながらも温かく見守り、秀吉が関白に就任すると「大政所」と称されるようになる。

 オファーを受けた坂井は、「これまで名だたる方々が演じてきた役なので、どのような『なか』を誕生させられるか、大きな喜びとともに身が引き締まる思いです」とコメント。「子どもたちを温かく見守り、時に背中を押し、母親としての優しさと強さを持った女性としてしっかり演じたい」と、意気込みを語った。

 さらに、「いだてん〜東京オリムピック噺〜」以来、2度目の出演となる大河ドラマへの特別な思いについても触れ、「俳優を始めた頃から、いつでも大河ドラマから声をかけていただける俳優でいたいと思っていました。出演は夢であり目標であり、特別なことです。楽しみにしてくださっているたくさんの方々のために全力で取り組みたい」と、強い決意を示す。

 また、坂井は2015年に放送された八津脚本のドラマ「赤めだか」に出演した経験があり、「八津さんの作品はいつでもワクワクドキドキしながら見ています。登場人物たちがどのように人生の“でこぼこ道”を歩んでいくのか、とても楽しみです」と、期待を寄せた。

 今回、豊臣兄弟の母を演じるにあたり、仲野との“母子共演”は3度目となる。「1度目は遠くに旅に出てしまった息子を思う母役で、一度も現場でお会いすることがなかったんです。2度目は、長男ばかりをかわいがり、次男である太賀さんにとても寂しい思いをさせる親子関係でした」と明かし、「今回はようやく、太賀さんと真正面から向き合い、愛情を注げる機会をいただけました。息子、娘たちを演じる皆さんと、楽しい家族を作っていきたいです」と、思いを込めた。

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 宮澤が扮(ふん)するのは、豊臣兄弟の姉・とも。しっかり者で負けん気が強く、三人の男児を育てるも、跡継ぎに恵まれなかった弟・秀吉によって政略の道具として利用される。後に秀吉の後継者となった長男・秀次が謀反の疑いをかけられ、妻子とともに処刑されるなど、数奇な運命をたどることになる。

 「八津さんが手がける作品にまた携わりたいと思っていたので、お話をいただいた時はとてもうれしかったです」と喜びを語る宮澤。「ともは秀長や秀吉よりも長く生きた人物であり、長いスパンで向き合う役になりそうだと感じ、身の引き締まる思いでした」と率直な心境を明かす。

 演じるともについては、「最初にお話をいただいた時、あの有名な豊臣兄弟と一緒に育ち、戦国時代の荒波を生き抜いたともについて、私は多くのことを知りませんでした」と打ち明けつつ、「ともは豊臣兄弟の華々しい出世の恩恵を受けながらも、想像を絶するような闇もまた経験することになりますが、物語の冒頭の家族の一員としてのともは、とにかくタフで強く、家族を鼓舞するお姉ちゃんです」と紹介。

 続けて、「厳しい環境を生き抜いていく女性としての芯の強さ、男兄弟と育ってきたたくましさをものすごく感じました。現実主義的なともと、なかなか自由な家族のコミカルな掛け合いが序盤では多いですが、この先この家族が経験していくことを考えると、原点とも言える家族の関係性を描く日々を大事に演じたいと思います」と、熱意を持って取り組むことを誓った。

 大河ドラマでの経験を振り返り、「初めての大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で第1話から最終話まで長期間で役と向き合う体験をさせていただけたことは、とてつもない幸運だったと思います。カメラが回っている時もいない時も、本当に多くのことを学ばせていただきました」と、その貴重な体験を語った。

 加えて、「今でも役名で呼んでいただいたり、お声掛けをいただくことが多く、放送が終わっても視聴者の皆さまの中で生き続けていくスケールの大きさは、大河ドラマならではかもしれません」とし、「今回は今まで描かれてこなかった豊臣兄弟の姿を、歴史書には描かれない家族ならではの視点で1年を通して視聴者の皆さんにどう届けられるのか、とても楽しみです」と、期待を膨らませた。

 脚本を手がける八津氏との再タッグについては、「八津さんの作品の出演は、連続テレビ小説『おちょやん』が初めてでした。とても自分に務まるとは思えない役をいただいたと感じる緊張と挑戦の日々でしたが、結果的に私の役者人生を変える作品となりました」と回顧。「八津作品はドラマチックで冷酷な現実のすぐそばに笑いと人情の温かみがあると感じますが、八津さんは世界観に必要なキャラクターしか描かない、当て書きはしないというお話を伺いました。今回も八津さんからいただいたともを、豊臣兄弟の世界でのびのびと人間臭く演じられるように準備したいと思っています」と、役への準備に意欲を見せた。

 また、初共演となるキャスト陣については、「豊臣ファミリーの皆さんとは初めて共演させていただくので、今からどんな家族になるのか、どんな掛け合いができるのか楽しみです!」と、胸を弾ませている。

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 そして倉沢は、豊臣兄弟の末妹・あさひ役を担当。あさひは、貧しい農家に生まれながらも、持ち前の明るさと前向きな性格で家族を和ませる存在。兄たちの出世により裕福な暮らしを手にするが、突如として秀吉の命によって夫と引き裂かれ、徳川家康の元へ嫁がされるという運命をたどる。

 本作へのオファーに倉沢は、「とてもうれしかったです。こんなにも大きな役を自分が演じられるのかと驚きもありましたし、緊張もありますが、素晴らしいキャストやスタッフの皆さんと一緒に『豊臣兄弟!』に参加できることが光栄で、とても楽しみです」と心境を明かし、「しっかりと地に足をつけて頑張りたいと思います」と、決意を新たにする。

 あさひという女性については、「さまざまな作品で描かれてきた彼女は、時に悲劇の女性でありながら、芯の強さを持った人物でもあると感じています。つらい別れや試練を経験しながらも、兄たちによって誰もが経験できないような波瀾(はらん)万丈な人生を送ったのではないかと思います」と分析。「その激動の人生をしっかりと表現できるよう、全力で取り組んでいきたいです。また、台本を読んで、お兄さんが2人いる末っ子らしい、無邪気で自由奔放な一面を持った子だと感じました。母や姉にも愛され、素直で真っすぐなあさひをのびのびと演じられるよう頑張ります!」と、役柄にしっかりと向き合っていく姿勢を見せた。

 大河ドラマへの思いも強く、「私自身はもちろんのこと、両親や祖母、そして亡くなった曽祖母など、私の大切な家族も長年楽しみにしている作品です。視聴者の皆さんの中にも、昔から見ている方が多いのではないでしょうか」と語る。「そんな歴史ある大河ドラマに自分が出演できる日が来るとは夢にも思っていませんでした」と感慨深げに振り返り、「『光る君へ』では藤原妍子役というすてきな役と巡り合いましたが、今回はあさひというキャラクターに出会えたことに、心から感謝しています」と、感謝を口にする。

 脚本を手がける八津氏の作品に関しては、「どの作品も最初から最後まで、ワクワクしながら見入ってしまいます。家族でも楽しく見ていたので、今回その世界に自分が入れることが本当にうれしいです」と述べ、「『豊臣兄弟!』も同じように、見る人が夢中になれる作品になるように、一生懸命演じていきたいと思います」と、熱意を込めた。

 また、共演者たちとの関係にも期待。「仲野さんや池松さんの兄弟をはじめ、坂井さんや宮澤さんという素晴らしい家族の一員としてお芝居できることがとても楽しみです」と語り、「これまで多くの作品で拝見してきた方々とご一緒できることに、身の引き締まる思いです。素晴らしい環境で学びながら精いっぱい挑戦したいです」と、新たな経験を楽しみにしている様子。

 さらに、「前回の大河『光る君へ』では、同じ出演作品にいながら共演場面がなかった(徳川家康役の)松下洸平さんと、今回はしっかりご一緒できることもとても楽しみです」と笑顔を見せた。

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 今回のキャスト発表を受け、主演の仲野は「胸がいっぱいです。作品を見るたび、共演するたびに、その役に臨む姿勢に多大なる影響を受ける大好きな先輩ばかり。なんだか熱に浮かされているような、並々ならぬ興奮状態にあります」と、心の高ぶりを隠さない。さらに、「宮澤エマさん、倉沢杏菜さんとは“豊臣兄弟姉妹!”ということで、みんなで一丸となって坂井さんに甘えていきたいと思います!!」と、共演者との関係性にも触れ、「戦国乱世の時代を、こんなにも情熱的で素敵なキャストの皆さまと一緒に駆け抜けられることを心からうれしく思います」と、コメントを寄せた。

坂井真紀、宮澤エマ、倉沢杏菜が「豊臣兄弟!」に出演! 仲野太賀&池松壮亮と“ファミリー”に

 また、豊臣秀吉役の池松壮亮も「この素晴らしいキャストの皆さまと共に、この物語をお届けできることを大変うれしく、光栄に思います」と喜びを語る。「家族、仲間、ライバル――さまざまな関係性の中で、一丸となって作り上げるチームの仲間として、皆さまと共に素晴らしい作品を届けられるよう、今年初夏から撮影に励んで参ります。どうぞご期待ください!」と、力強く意気込んだ。


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