「川島明の辞書で呑む」ゴールデン帯進出＆兄弟番組「古着で呑む」も3週連続放送決定！2025/01/30 19:00
テレ東系で、1月31日に「川島明の辞書で呑む」（午後7：25、不定期放送）の番組初となるゴールデン帯での放送が決定した。
本番組は、辞書で見慣れない言葉を探し合い、出合った言葉をツマミにしながら酒を呑（の）み語り合う新感覚辞書バラエティー。去年1月にスタートし、深夜放送を経てゴールデンに初進出。「あ」から始まり、今回の放送では「こ」がテーマ。約1年でついに「か」行をコンプリートすることになるが、「こ」呑みで「初ゴールデン」という、運命的なタイミングの放送となる。
MCを務めるのは川島明（麒麟）で、参加メンバーは、常連のサーヤ（ラランド）、橋本直（銀シャリ）、元テレビ朝日アナウンサー・宇賀なつみ、元NHKアナウンサー・武田真一といった、日本語が大好きな「辞書呑人（じしょのみんちゅ）」たち。
次々と飛び交う知らない日本語の連続に「へぇ～」を連発。「ごぼう抜き」という言葉の意外な意味を知ったり、「口碑（こうひ）」という言葉から口碑エピソードを語り合ったり、辞書を眺めて見つけた日本語だけでトークがどんどん広がっていく。特に、元局アナウンサーの2人と、東西の芸人同士が激論を繰り広げる「イントネーション問題」は興味深い。なかでも、「お正月『く』SP」で、普段は見せない姿をさらけ出した武田が今回はどんな辞書呑みをするのか？ また、“口三味線ギター”が飛び出すのか!? に注目したい。
MC・川島は収録を振り返り、「ゴールデンでも背伸びせず、いつも深夜でやっている『辞書で呑む』の収録をしました」とゴールデン放送回とはいえ通常運転を強調。「いつもの雰囲気をゴールデンでお届けすることができるなんて最高でしたね。辞書呑人の皆さんも誰1人ゴールデンを意識していませんでした。なんだったらいつもより呑んでいましたね。この番組は長く続けていきたいと思っています。末永くよろしくお願いします！」と、あえて力を入れない理由を明かした。
「本当にいい番組です」としみじみ言うのは「か」の回で意外な姿を見せた武田。「言葉を通して毎回いろんな発見があります。今日も旅に関するいい言葉があったんですけど、『そういう旅の楽しみ方があるんだ』という発見がありました。辞書をただ読むだけなんですけど、その中から人生の新しい楽しみ方まで発見できて、素晴らしい経験でした」と本番組への思い入れを語った。
「めちゃくちゃ楽しかったです。本当に辞書でいくらでも呑めますね」と“辞書をアテに呑む”というこれまでにない発想に感心するアンガールズ・田中卓志は、「自分のプライベートの飲み会にも辞書を持っていきたくなりました」と辞書の魅力にハマっている様子。
宇賀も「子どもの頃は勉強するために使っていた辞書。どうしても学習机の上で開いているイメージがあるんですけど、お酒を飲みながら楽しく使うことができるんだと本当にびっくりしました」と、辞書の奥深さに感心。「いろいろ勉強にもなって本当にいい番組だと思います」と本番組の奥深さをPRする。
「今回、『コペルニクス的転回』という言葉が出てきたんですが、この番組自体がコペルニクス的転回です」と、具体的な放送内容にかけて番組の特徴を分析するのは橋本。「アカデミックであり面白いっていうのが斬新なんで。非常に面白い回になっていると思います」と「こ」回の見どころを解説。
「ゴールデンで放送することで『こういう番組があるんだ』ということを知ってもらえるだけでもすごくうれしい」と言うのは、シンガーソングライターとして、歌詞を通して日本語を操っている岡崎体育。「辞書でこれだけお酒が呑めるっていうことをみんなに知らしめることができて幸せでした」とゴールデン帯での放送で、より多くの人に辞書の魅力を知ってもらえることを喜ぶ。
常連のサーヤは「何も変わっていないゴールデンスペシャルでした」と、川島が言う通り、通常運転であることをアピール。「学生さんが今そこを通っていきましたけど『私たちは辞書で呑んでいるんだ』という背徳感がたまらないです」と、お酒を呑めない世代に対しての優越感を感じていた。
番組出演者が喜びに浸る超マニアックな企画をゴールデン帯に昇格させた、株木亘プロデューサー（テレビ東京制作局）は「開始から1年。レギュラーでもない深夜番組が今回で17回目の放送、そして初のゴールデン！ この超マニアックな内容にテレ東が期待をしてくれています、さすがです！」とうれしさを隠さない。「番組で取り上げた言葉と普段の暮らしの中で出合うと、昔の友人と再会したようなうれしい気持ちになれます！ 先日も『奇貨』と『コペルニクス的転回』に出合い一人でニヤっとしてしまいました。そんな気分を多くの方にぜひ味わってほしいです！」と視聴者にメッセージを送る。
さらにBSテレ東では2月5日から「辞書で呑む」の兄弟番組「古着で呑む」（深夜0：30）の3週連続放送が決定した。MCは長谷川忍（シソンヌ）で、古着を愛する「古着呑人（ふるぎのみんちゅ）」が呑める古着を持ち寄り、古着をめでながらお酒を呑むというマニアックな酒呑みヴィンテージ教養番組だ。
長谷川は、「皆さんの古着にどんな思い出が詰まっているかを語らいながら呑めるというのは最高の時間だと思います」と感激。「古着を知らない方でも知ってる方でも楽しめる番組になっていますので、一緒に呑んでいる気持ちになって見ていただきたいなと思います」と言い、古着呑人として参加する村上（マヂカルラブリー）は「正直、古着のことは私あまり知らないんですけど」とビックリ発言を繰り出しながら「兄貴分の番組『辞書で呑む』から来ているので、みんなにどれだけ呑んでいいのかを伝えたいです。このチームの番組は一番呑んでいいので、先頭切ってやっていこうかなと思っています」とやる気を見せた。
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