「クロ現」“No No Girls”が話題！ ちゃんみなの本音に桑子真帆アナが迫る！2025/01/27
ラッパー、シンガーとして活躍するちゃんみなが、NHK総合で1月29日放送の「クローズアップ現代」（月～水曜午後7：30）に出演。番組のキャスターを務める桑子真帆アナウンサーが、ロングインタビューを通して彼女の素顔に迫る。
「強い女ですよねって言われることが多いんですけど、普通の人。全然強くないです」。力強い歌とパフォーマンスで、Z世代を中心に絶大な人気を集めるちゃんみなは、そう静かに語る。“帰れ国へ”“醜いブスが歌ってんじゃないよ”“細すぎる 太すぎる デカすぎる チビすぎる 死ぬ死ぬ死ぬ 女が死ぬ”。過激ともいえる彼女の歌詞の多くは、実体験から生まれている。日本人の父と韓国人の母の間に生まれ、幼い頃からルーツによる差別に直面。アーティスト活動開始後も、自身の容姿に対する誹謗中傷は続いた。
しかし、彼女は投げつけられた言葉をそのまま歌詞に織り込み、痛みを乗り越えていく意志を表現する。「”私はこんなにつらかった、私の家族はこんなにつらかった、みんな最低だ”ってメッセージじゃない。”私はそれでも人のことを愛したい”っていうメッセージなんです」と、その創作の本質を明かす。
日本語、韓国語、英語を巧みに操るトリリンガルとしても知られる彼女は、2024年7月、韓国のアーティストASH ISLAND氏との結婚・妊娠を発表。新たなステージを迎えながらも、自身の経験を社会変革へとつなげる挑戦は続く。
最近話題を呼んだのが、プロデューサーとして手がけたガールズグループのオーディション「No No Girls」だ。年齢、国籍、身長、体重などの応募条件を撤廃し、さまざまな理由で社会から“NO”を突きつけられてきた人たちに参加を呼びかけた。その選考過程を公開した動画は世代や立場を超えた共感を呼び、YouTubeでの総再生回数は6億回を超えた。
10代〜20代を中心に圧倒的な支持を受け、国内外で注目を集める彼女。その当事者だからこそのうそのないメッセージは、多くの若者の心をつかみ続けている。「この社会を変えたい、私じゃないと変えられないと本気で思っている」…真っすぐなまなざしで語るちゃんみな。いまなお残る社会の息苦しさをどう打ち破っていこうとしているのか…？ そのビジョンや本音をロングインタビューで浮き彫りにする。
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