「アンサンブル」松村北斗、川口春奈の印象の変化明かす「事務所の先輩みたい」2025/01/15 04:00
日本テレビ系で、川口春奈が主演し、松村北斗(SixTONES)が共演する土ドラ10「アンサンブル」(土曜午後10:00)が1月18日にスタート。東京・よみうりランドにて、1月14日にイルミネーション点灯式と制作発表会見が開催され、川口と松村が登壇した。
本作は、「現実主義」の女性弁護士・小山瀬奈(川口)と「理想主義」の新人弁護士・真戸原優(松村)という正反対の主義を掲げる2人がバディを組み、恋愛トラブルに関する裁判に挑む中で、自らの恋愛観にも向き合っていくトラブル満載のリーガルラブストーリー。
まず行われたイルミネーション点灯式では、登壇して早速点灯ボタンを押すよう司会の辻岡義堂アナから促され、2人は「ドッキリじゃないですよね?」「なんかドッキリのボタンみたい…」と少々おびえつつも息を合わせてボタンをプッシュ。もちろんドッキリではなく、休園日で静けさに包まれた園内にカラフルで美しいイルミーネーションが輝いた。
点灯後、川口は「人がいない遊園地も、ここまで全体がイルミネーションでライトアップされている遊園地も経験したことがなくて。しかもわれわれで点灯させていただいたので、すごくいい思い出になりました」と。松村も「イルミネーションがついた瞬間の心がキラキラする感覚は、このドラマの見どころにもつながっているなと思って。やった意味があるといいますか、全く無関係のことをやったわけじゃなかったんだなっていう、つながりを感じられたいいイベントでした」と満足げに振り返った。なお、松村は今回辻岡アナと久々に会ったそうで、「元気で大きい男性アナウンサーさん、安心するし、すごく好きなんです」とその再会にも喜びをあらわにしていた。
来たる第1話の見どころについては、「役柄的に正反対な私たちの対比が1話では強く描かれていて。その中で2人がどうバディになっていくのか…というところと、 私演じる瀬奈はゴルフの打ちっ放しが趣味のキャラクターなので、ちょっとだけ練習したんですけど、それも見られると思うので見守っていただきたいです」と。なお、川口はこれまでゴルフ未経験とのことで、松村から「苦戦していましたよね」と突っ込まれると「そう。突然変な方向に飛んで行っちゃったりして…ワンカットだけ使われていました(笑)。ただ、瀬奈の趣味なので今後もときどきゴルフのシーンが出てくるのと、友達といる時の瀬奈、真戸原といる時の瀬奈…と、いろんな瀬奈を見ていただけるかなと思います」とほほ笑んだ。
続けて、松村からは「僕のイチオシは、じろう(シソンヌ)さん演じる早川(崇)の登場シーン」と意外な回答が。「1話は真面目なシーンが多いのですが、今後コメディー要素として早川がかなり大事なキャラクターになるんです。そんな中で、早川の登場シーンはすごく奥まった場所で嫌なことをじとっと言うのですが、もうそれが好きで仕方がなくて!(笑)。プロデューサーさんには怒られるかもしれませんが、1話は早川だけ覚えていただけたら僕はもう満足です」と熱弁。
川口もそれに同意し、「最高ですよ、じろうさん。2人でずっとじろうさんのことをイジっています(笑)。現場で寝落ちして斜めになっているじろうさんの写真を撮ったり…マスコットキャラクターのような感じで、本当に現場のムードメーカー。大好きです」と。人見知りという川口だが、「以前コント番組で共演させていただいたこともあり勝手な安心感があって、気負わずにお話ができる方」と、同僚を演じるじろうへの愛を語った。
ほかに共演者とのエピソードを問われると、松村から父・和夫を演じる光石研の名前が。「光石さんとは映画で2回共演させていただいて、僕としてはすごく絆を感じ、信頼している大好きな方。また、これは僕の勝手な見解なのですが、お芝居をやっている人って、きっと多くの人が光石さんの子ども役をやりたいと思っている気がしていて。光石さんの子ども役をやると一段上がれるみたいな、僕はそういうふうに感じていたので、今回光石さんがお父さん役と聞いた時にすごくうれしかったのと、僕も成長できたかもしれないと思えました」と光石への思いを告白した。
なお、川口は元恋人・宇井修也役を演じる田中圭と今朝渋谷で撮影をしてきたと明かしつつ、「(圭さんとは)初めてご一緒させていただくこともあり、まだあまりお話できておりません…」とぽつり。「今日、朝一頑張ってしゃべってみようと思って、渋谷のど真ん中でたくさん考えて、『渋谷って普段来ますか?』『俺は結構来るよ。来ないの?』みたいなお話をしたり(笑)。今日は結構いろいろなお話ができて、収穫があった日でした」と、初々しいエピソードを披露した。
撮影前と現在でお互い印象が変わったかと問われると、共に「変わったよね」と顔を見合わせ、川口は「松村さんはフランクにたくさんおしゃべりをしてくださる方なので、緊張せずに自分らしくいられるというのは2人のキャラクター上においてもすごく助かっています」と感謝を。一方の松村は「僕はちょっと遠い存在というイメージで入ったのですが、今は事務所の先輩のような感じ(笑)。ロケ中とかも『なんかおいしいギョーザあるみたいでさ~、食いてえなぁ。食うっしょ? ちょっと二つ買ってきて!』みたいな感じで、めちゃくちゃカッコいいんです(笑)。頼りになります」と、川口の意外な一面を明かし会場の笑いを誘った。
その後、瀬奈の「仕事で大切なのはコスパタイパ」というセリフにちなみ、「それぞれ仕事をする上で大切にしていること」の話題に。すると、松村は「辞めないこと」と発言。「僕は中学生の時にこのお仕事を始めて、しばらくよく分からないまま続けてきちゃったので、不意にハッとしたり、 心がガクンとなるようなこともあったんですけど、辞めさえしなければなんとかなることもたくさんある、ということがだんだん分かってきて。だから、しんどいと思ってもいいし、休んだり立ち止まったりしてもいい。『辞めない』ということさえ守っていれば、まず一つ小さなハードルはクリアできるかなというところで、『辞めない』というのをモットーにしております」と、凛と前を見据える。
対して、川口も「いろいろありますが、向上心と好奇心でしょうか。それが原動力であり、モチベーションにもつながると思うので。何年も何十年も同じお仕事をやっていたら、悪い意味じゃなくても慣れたり、こなすことができますが、いつまでもそこに遊びや子ども心みたいなものを持っていたいなと。“もっと見たい、知りたい”という興味を常に持って取り組みたいですし、物事を重く捉え過ぎず、何事も楽しむことをまず意識してやっています」と、仕事への向き合い方を述べた。
最後はそれぞれが視聴者へのメッセージを。松村は「小気味良いテンポが見どころですが、ただ早いではなく、じっくり見たいところは見せてくれて。笑えるシーンなどはその間も大切にしつつ、 『ここは!』というところは鮮やかにスキップしてくれる、本当に気持ちいいドラマ。後半にかけて話の主軸が少しずつ変わっていき、いろいろなことを感じられるドラマで、毎週気付いたらあっという間に過ぎる1時間をお送りできるかなと思います」とアピール。
川口も「松村さんがおっしゃった通り、テンポ感やリズムがすごく良い作品だと思います。リーガルとは言っていますがラブの要素もしっかりあり、さらにはお互いの家庭への向き合い方、仕事やクライアント、事件に対峙(たいじ)していく…いろいろな要素がギュッと詰まっています。本当にあっという間で、 どの点を取っても楽しく見ていただけるのではないかなと。重たくならず、カジュアルに見ていただけるかなと思います」と見どころを語り、会見を締めくくった。
©東京ニュース通信社
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