倉科カナの迫力にディーン・フジオカがガクプル!? 「正直不動産ミネルヴァSpecial」2025/01/14 18:00
2月5日に大ヒットドラマ「正直不動産」シリーズ最新作「正直不動産ミネルヴァSpecial」が（NHK BS午後8：30、BS4Kは午後7：30）が放送される。放送に先駆け、東京・渋谷のNHKでは会見が行われ、主演を務めるディーン・フジオカ、倉科カナ、脚本家の清水匡氏が登壇した。
「正直不動産」は、22年にシーズン1が放送されたビジネスコメディードラマ。祠（ほこら）と石碑を壊したたたりによって、うそがつけなくなったやり手の不動産営業マン・永瀬財地（山下智久）が不動産で悩む人々を救う物語。
「～ミネルヴァSpecial」では、永瀬が勤務する「登坂不動産」の営業マンだったが、現在は強力なライバル会社「ミネルヴァ不動産」の営業マンである神木涼真（ディーン）が主人公。ミネルヴァ不動産立川店の新店長に就任した神木はこの街を開拓するべく、同僚の花澤涼子（倉科）と共に「空き家問題」に目を付ける。一方、その空き家を巡り、大手不動産会社の営業マンも参入しての闘いが始まる。さらに、この騒動に、元登坂不動産の営業マンだったが、独立して不動産ブローカーとなった桐山貴久（市原隼人）も加わる。
そんな時、なぜか売ることのできない特別な空き家が出現し、神木はスランプに陥る。横やりを入れてくる大手不動産を撤退に追い込み神木を救うため、花澤や新加入の雪野遥香（見上愛）と豹堂レオン（西垣匠）、そして、ミネルヴァ立川店の社員たちが心を一つにする。
今作も、もちろん神木のタップダンスは注目ポイント。会見に登場したディーンは、「実はシーズン2を終えた後も、個人的に練習を続けていたぐらい、この役を通じて出合ったタップにすごく縁を感じていまして。ダンスの起源は、言葉にならない思いを全身を使って表現するものだそうですが、演出としても言葉ではない、いろんなコミュニケーションの方法があるんだなと感動しました」とタップダンスへの思いを語った。
さらに、神木のNo.1の座を狙う花澤の雄姿も見どころ。「倉科の迫力ある芝居はどうだったか」と聞かれたディーンが「もう足元から全身ガクプルでした（笑）」と会場の笑いを誘うと、倉科は「神木さんの心情を察するからこそできた“受けの芝居”なので、神木さんの芝居あっての花澤です」と謙遜しつつ、撮影を振り返った。
新加入した雪野と豹堂もかなり個性豊かなキャラクター。ディーンは、「2人が独自の色を添えてくださったのも含めて、本当にバランスが素晴らしい作品だなと思いました」と試写を見た感想を明かし、倉科は「2人みたいな個性が許されている会社っていいなと。そして、役者としてはうらやましいなと。雪野のようにかわいらしいコップを持ってみたいし、豹堂のようにナルシストでひょうひょうとした役をやってみたいです。私は、『会社のために!!』みたいな役がすごく多いので、自由気ままに表現なさってる2人を見て、うらやましかったですし、刺激にもなりました」と笑顔を見せた。
清水氏も「ミネルヴァ不動産の人たちは個性的な方々ばっかりで、新人も含めてそれぞれ別の思惑で動いているんです。その思惑がぶつかりあっていく様は本当に楽しく書かせていただきました」と明かし、「実際出来上がったドラマを見ると、書いていた時以上に楽しかったですし、何度見ても中盤から涙が止まらないので、素晴らしいドラマになっています」と太鼓判を押した。
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