波瑠主演「アイシー」山本耕史、森本慎太郎を中心にツッコミ合戦で仲の良さをアピール!2025/01/12 09:00
フジテレビ系で2025年1月21日にスタートする連続ドラマ「アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~」(火曜午後9:00。初回15分拡大)が、1月11日に制作発表「ブルーカーペットセレモニー」を開催した。
本作は、波瑠が主演を務める完全オリジナル作品で、“カメラアイ”と呼ばれる瞬間記憶能力を持つ女性刑事・柊氷月が、山本耕史、森本慎太郎(SixTONES)、倉悠貴、柏木悠(超特急)らが演じる、警視庁捜査一課第3強行第1係“柊班”の刑事たちとともに事件解決に奮闘していく姿を描く、完全オリジナル脚本の刑事ドラマだ。
会場はフジテレビ本社前の大階段を降りた広場。柊班のメンバーを演じる波瑠、山本、森本、倉、柏木が階段最上段に姿を表すと、集まった一般客から大きな歓声が沸き起こる。そして5人はキレイに晴れ渡った青空を背に、ずっと真夜中でいいのに。が歌う主題歌「シェードの埃は延長」が流れる中、ゆっくりとブルーカーペットが敷かれた階段を降り、会見が行われる広場へ降り立つ。カーペットが青いのは、主人公の氷月が“氷の女王”と呼ばれていることにちなんでいるのだそう。
最初に5人からのあいさつがあり、主演の波瑠は、寒空の青空イベントに集まってくれたファンに向けて「寒い中ありがとうございます。短い時間だとは思いますけど、できるだけみんなで楽しい話ができたらと思うのでぜひ楽しんでいってください」と笑顔を向ける。
山本が「4時間ぐらいやるんで風邪を引かないように楽しんでいってください」とジョークを交えると周囲からは「そんなにやらない」とツッコミが入る。続く森本は「どれくらいやるか分かりませんが(笑)、皆さんを楽しませて、あっという間だったな、寒くなかったなと思っていただけるトークができたらなと思います」と山本をフォローしながら楽しいイベントにすることを約束してくれた。倉も「このドラマに関するいい話をたくさんできたらいいなと思います!」とイベントへの意欲を見せ、チーム最年少の柏木は「本日は皆さんに楽しんでいただけるようにがんばりますのでよろしくお願いします」とフレッシュな笑顔であいさつした。
続いて質疑応答へ。最初の質問は「役作りをする上で気を付けたこと、役と自分の共通点はありますか」。一度見たものを写真のように覚えることができる“カメラアイ”の持ち主である主人公・氷月を演じる波瑠は、「私もどちらかというと昔のことを覚えているタイプ」と告白。「氷月はそんなこと言わないんですけど、私は、忘れたいことが急に頭によみがえってきた時に『ああ!』って言ってしまったりします」と苦笑しながら答えた。そして、氷月を演じるにあたって「氷の女王と呼ばれたりするんですけど、なぜ冷たいのか、何を自分でしまい込んでいるのか。過去の部分を肉付けすることが難しいなと思って演じています」と苦労も明かした。
続いて山本は「年も一番上ですし、現場でいろんな人たちが衝突したり、ちょっとやり過ぎたことがあったら間に入ったりする役です」と、自身が演じる、柊班のまとめ役も担う土屋健次郎役について説明。そして「共通点はホントに、見た目がそっくりです!」自身と土屋に通ずるところを回答。これに森本がすかさず「そうそう! 耕史さんと土屋がまったく一緒!」と同調するも、波瑠は冷静に「そりゃそうです」とツッコミを。「毎日こんな感じなんですよ」と笑う波瑠に向かって山本は「(現場は)楽しいですよ。波瑠さんは年下なのにとてもリーダーシップがあって、引っ張ってくれていて。そういう様子を垣間見ながら、土屋という人物を楽しんで演じさせてもらってます」と、現場での充実ぶりを教えてくれた。
山本のジョークに笑顔でついていく森本は、自身が演じる穂村正吾を「わりとアナログな人間で昭和っぽい」と評するが、その理由を「捜査に関しても今の時代はネットで調べたりするんですけど、穂村くんは基本は自分の足でかせぐ」と説明。そんな穂村と自身を重ね、「私基本、オンラインでの買い物はそんなにしないんです。自分の足でデパートに行ったりコンビニに行ったりスーパーに行ったり。基本そういう人間なので、そういうところは似てるのかなと思います」と分析した。すると山本が「ずっと立ってるもんね。座らないもんね。ひざ曲がらないの?」とちゃちゃを入れる。それに対して森本は「曲がりますよ」と返しつつ「1日の中で差し引きをしてるんです。座ってる時間が長いからいま立っておこうとか」と自身のマイルールを明かした。
そんな森本の答えを受け、草食系のサイバー刑事・木皿啓介役の倉は「木皿は穂村とは真逆で、全然足で稼がないタイプ」と役柄の説明をし、「僕もあまり外に出て稼ぐタイプではなく、ずっと家にいます」と自身との共通点を挙げる。そんな回答の後、またしても山本がすかさず「ハトが怖いらしいですよ」と突っ込む。これに対して倉は「最近、ハトとトラブルになりまして、トラウマになっています」と苦笑した。
父親が警察庁長官というバックグラウンドを持つ新人刑事・瑞江律役の柏木は「親の七光りは理解できませんが、年下であるところは共通点を感じました」と共通点を語る。「僕もグループ(超特急)で最年少なので、新人という立場にはすんなりと入れたかなと思います」とグループでの立ち位置がリンクし、芝居に役立ったと話す。
続いての質問は「現場ではどんな話題で盛り上がっているか」。チームでのはやりは、倉が得意なジャグリング。「気付けば待合いのテーブルにジャグリングボールが転がっている」と波瑠が明かし、みんなでジャグリングをしているという。倉は「みんな僕よりどんどんうまくなってきていて寂しい」と焦りを明かしつつ「器用で何でもできる山本さんが上手」とジャグリングの上達が著しいメンバーを紹介。
加えて倉は、「(耕史さんは)物まねがすごく上手」だと暴露し、促された山本は、LINEの送信音を「トントトトントン…フォッ」と物まねして会場の笑いを誘った。しかし、これで終わらないのが山本で「LINEの物まねは柏木くんもうまいよね」と柏木に振り、柏木もLINEの送信音を物まねする羽目に。急な振りに「成功率低いんですけど…」と戸惑いながらチャレンジしたもののあまりうまくいかなかったようで「失敗しました…」とガックリする姿がなんとも末っ子感満載でほほ笑ましい。
最後の質問は、カメラアイを持つ氷月にちなみ、「どんな特殊能力が欲しいか」。トップバッターの柏木が「光合成です。したくないですか?」と答えると「できてるんじゃない? 日光を浴びて酸素を出して…」と返したのは波瑠。その問いに対して柏木は「そうです。地球のヒーローになりたいです。地球を救いたいです。今は葉緑体が育ってます」と笑顔で謎の願望を明かした。
倉が「雨のせいで現場が止まることがあるので、雨を止められる能力。実際、インドネシアでは“レインストッパー”というスタッフさんがいるみたいでそれになりたいです」との希望を出すと、山本は「そうすると雨のシーンが撮れないんじゃない?」と素朴な疑問を。これに対し、倉は「そこまで考えてなかったです(笑)」とあたふた。
森本は「この答えを避けなきゃいけないんだろうけど」と前置きしつつ、欲しい能力はズバリ「カメラアイ」とのこと。「僕は本当に忘れっぽい人間なんですよ。今を生きちゃってる人間なので。過去をどんどん忘れていっちゃうからこそ、どの過去でも覚えていたいっていう気持ちがあります。ささいなことでも…例えばあそこのキャベツ1玉安かったなとか」と、氷月が持つカメラアイに興味津々。
仕事で地方に赴く時、トレーニング器具を欠かさず持っていくという山本は「重いものの質量を変えられる能力が欲しい。持って行く時はすごく軽いんだけど、現地に着いたら重くできるような」と現実的な要望を。それに加え「何もやってないのに、ドラマが進んでいる能力。撮影ってそれぐらい大変なんです」とお得意のジョークで会場を沸かせた。
最後に、まぶしい光が苦手だと言う波瑠は「撮影の時に『頑張って目を開けてください』と言われるので、まぶしくても開く目が欲しいです」とリクエスト。また波瑠は、この質問に対する答えがもう一つ思い浮かんでいたそうで、それは何かと聞かれ「怪力」と答えた。その理由は「生きている中で避けたい危ないことって、怪力があればどうにかできそう。危ないものを跳ね返したり、何もかもがどうにかなりそう」と、リアリティーのある答えで締めた。
20分ほどのトークタイムは、イベント開始時にキャスト陣が語っていたように「短いながらも濃く楽しい時間」としてあっという間に終了。ちょっとした会話の合間に挟むジョークとツッコミからも、本作が生まれる現場のムードの良さが伝わってきた。最後に締めのあいさつをした波瑠は、まず、「シリアスなムードが強めの作品ではあるんですけど、事件だけではなく、柊班それぞれが抱える過去にフォーカスしたり、人間関係や温かさだったりと、ただの刑事物ではないストーリーです」と本作の見どころをアピール。そして、「ドラマはシリアスですが、チームは楽しく和やかに撮影しています」と現場の仲の良さを再度プッシュし、「これからも頑張っていきます!」と、イベント後にも控えている撮影に向けて気合を入れ、ブルーカーペットを後にした。
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