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「それ妻」“ダメ夫”風間俊介&“恐妻”MEGUMIが驚き明かす「今まで見たことがないドラマ」2025/01/10

「それ妻」“ダメ夫”風間俊介&“恐妻”MEGUMIが驚き明かす「今まで見たことがないドラマ」

 テレビ大阪・BSテレ東で、風間俊介MEGUMIがダブル主演を務めるドラマ「それでも俺は、妻としたい」(土曜深夜0:55。BSテレ東では深夜0:00)が1月11日にスタート。それに先駆け、記者会見が開催され、風間とMEGUMI、原作・脚本・監督を務める足立紳氏が登壇した。

 原作は連続テレビ小説「ブギウギ」(NHK総合ほか/2023年)の脚本などを手がけた足立氏の同名小説(新潮文庫刊)で、売れない脚本家の夫とそんなダメ夫を罵倒する妻の夫婦“性”活エンターテイメント小説を実写化。風間が夫の柳田豪太役を、MEGUMIがそんな夫からのセックスの誘いを拒絶し罵声を浴びせる恐妻・チカ役を演じる。

 本作について、風間は「今までに見たことがないドラマが完成したと思っています。僕ら夫婦の空気感というのが、ドラマというよりも本当に日常を切り取っているような感じで…。誰がいいとか悪いとかではなく、みんなの言い分がそれぞれあって、それがぶつかり合って、しかもそれが本音で語られていくという、ある種ドキュメンタリーのような作品が出来上がりました」とコメント。

 MEGUMIも「本当にドキュメンタリーのような家族の物語で、なかなかこういうアプローチのドラマはないんじゃないかな」と風間に同意しつつ、「すごく生々しい会話であったり、いい意味での家族の汚い一面みたいなものが存分に表現されていて。妻である私をはじめ、夫や息子、いろいろな人の目線で楽しんでいただける作品にもなっています。そして、私的にはかなり衝撃的な作品だと思っていますので、ぜひ目撃していただければうれしいです」と、魅力を語った。

 脚本を読んだ印象を問われると、MEGUMIは「ドラマって、あえて美しく言ってみたり、こういうのって日常であまりないなって思うような会話もあるじゃないですか。でも、この作品はガチである会話といいますか(笑)、普段の会話がそのまま脚本になっていて。それがすごく私はうれしかったです」とにっこり。

 風間も「夫婦や家族って、それこそ“親しき仲にも礼儀あり”じゃないですが、言っちゃいけない、言わないようにしていることがあると思うんです。でも、この作品はそれがむき出しで、もう全部言っているという(笑)。よく“夫婦げんかは犬も食わない”と言いますが、いくところまでいくと、むしろちょっと食べてみたいなと思うけんかが存在するんだと思いました」と、驚きを明かす。

 一方、自身の夫婦や家族をモデルにこの作品を描いた足立氏は、「今お二人がおっしゃったように、本当にいいセリフがひと言もないんですよ(笑)。大体朝ドラやほかのドラマでは胸に染みるようなセリフが出てきますが、この作品は真逆で、ここまでいいセリフがないのは逆に素晴らしいなというふうに僕は思っています」と自画自賛。

 風間とMEGUMIに対しては、「この2人だったら絶対に面白くなるだろうなと思っていた、第一希望のお二人に決まったのでうれしかったです。ただ、本読みだったり、演じていただいているうちにすごく申し訳ない気持ちが出てきて…。こんな人間を演じても楽しくもなんともないんじゃないかという、いたたまれなさが実はちょっとありました」と思いも告白。この言葉を受け、2人は「楽しかったし、本当に家族みたいでしたよね」とほほ笑んだ。

 そんな足立氏がモデルの豪太を演じる風間は、「豪太と僕自身につながるところはないのですが、僕にも駄目な部分というのは多々ありまして。風間俊介として直さないといけないところ、人間として弱いところを普段は隠しつつ、人知れず直したり、少しずつ伸ばしていけたらいいなと思っているのですが…豪太はむき出し力がすご過ぎて(笑)。なかなか見たことがない主人公だなと思っています」とその印象を。

 実際に足立氏の妻とも会ったというMEGUMIは、「豪太は監督をベースにしたキャラクターではあるのですが、嫁として見ていると、正直『なんだこいつ』と(笑)。本当に勘弁して…と思うような出来事が日々続くのですが、チカもチカで『私も変わらなきゃ』とか『なんでこうなっちゃったんだろう』っていう複雑な思いを抱えながら家族と一緒にいて、もんもんとしているという。そんなチカの“小さな革命”を願う気持ちみたいなものも大切にしました」と演じた日々を回顧。さらに、「サブスク並みにキレキャラをやらせていただいていますが(笑)、その中でもトップオブトップのキレ役です!」と声を上げた。

 終盤では、記者から「ドラマのタイトルにちなんで、今年“したい”ことは?」という質問が。風間は「僕、ディズニーを愛しておりまして。昨年、ディズニークルーズの日本就航が発表されましたが、その前に世界のどこかでクルーズに乗りたいです」と熱望。MEGUMIは「結局、食べるものが人をつくるんじゃないかなと思って」と話し、「料理を人に振る舞いたいです。季節のものをシンプルな料理法で、すてきな器で皆さんに提供できたら」と美容家らしい意気込みを。一方の足立氏は「僕はドラマのタイトルと同じでいい」と、愛妻にリクエストをおくった。

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