「ふったらどしゃぶり」武藤潤が珍発言連発! 伊藤あさひは「もう慣れた」と絆見せる2025/01/08 22:20
伊藤あさひと武藤潤(原因は自分にある。)がダブル主演を務める、ドラマ特区「ふったらどしゃぶり」(木曜深夜0:59)がMBSで1月9日にスタート。それに先駆け、1月8日に第1話先行試写・トークイベントが開催され、伊藤と武藤、秋田汐梨、松本大輝が登壇した。
WEB小説マガジン「fleur(フルール)」(KADOKAWA)での連載を経て2013年に文庫化、18年に新書館ディアプラス文庫として新装版が発売された、大人の愛と性に迫った一穂ミチ氏のBL代表作「ふったらどしゃぶり When it rains, it pours」がMBSドラマ特区枠で実写ドラマ化した本作。
家電メーカーで働く萩原一顕(武藤)は、誤って送った一通のメールがきっかけで、“誰か分からない相手”と連絡を取り合うように。しかしそれは、同じ会社で働く同期・半井整(伊藤)だった。“セックスレス”という共通の悩みを抱える2人は、何かに導かれるかのように連絡を取り合う秘密の関係になり…。愛と性に翻弄(ほんろう)される大人の恋が描かれる。
伊藤演じる整は同居中の幼なじみ・藤沢和章(松本)にかなわぬ恋をしている役どころだが、伊藤は「本当に難しかったです。自分史上一番苦しい撮影期間でした」と。「本音を言っても和章に吐き捨てられてしまうようなシーンがたくさんあって…。僕も整と同じ気持ちになってしまって、苦しかったなっていう。もちろん楽しいこともありましたが、自分的には本当に挑戦の多い撮影だったなと思います」と告白した。
続けて、彼女の水谷かおり(秋田)とのセックスレスに悩む一顕を演じた武藤は本作が初主演作となるが、「最初はすごく緊張して、足を震わせながら現場に向かっていましたが、皆さん優しく楽しい方ばかりで、途中からは毎日スキップしながら通っていました」とにっこり。役どころについても、「自分より年齢設定が高く、社会人役ということもあり挑戦することも多かったですが、現場にいる皆さんと『一顕ならどう動くか、どう生きていくのか』と模索しながら作り上げていく時間は本当に楽しかったです」と充実感を漂わせた。
同イベントでは第1話の先行試写が行われ、印象的なシーンを問われると、伊藤は「雨の中、傘もささずにぬれている整に、走ってきた一顕が後ろから傘をさし、整が振り返る…というシーンがあるのですが、段取りかテストの時に、振り返ったらなぜか傘をさしていたはずの一顕の方がびしょ濡れになっていて! 『なんでぬれてんの?』って爆笑しちゃいました(笑)」とほほ笑ましいエピソードを。これに対し、武藤は「あれ? 俺、もしかしてぬれてる?」と自覚していなかったよう。
そのシーンについて、武藤も「めっちゃ濡れましたね。それに、すごく寒い時期に雨を降らせて撮影していたので、『雨ニモマケズ、雨ニモマケズ…』と心の中でとなえながらやっていたのがいい思い出」と振り返ると、伊藤から「あの時、僕は撮影の合間に何枚も服を着せてもらったり、ストーブにあたったりしていたのですが、彼はなぜか全くそういうことをせず、『俺は大丈夫です』と髪をかき上げていて…。それがカッコいいなと思って(笑)」と裏話が。
すると、武藤が突然「ヘビって変温動物じゃないですか。周りの温度に合わせて体温も変わるみたいな。僕もそれになろうと思っていました」と話し始め、一同は「ヘビ?」とザワザワ。「撮影していた頃はまだヘビ年じゃなかっただろ」とツッコミを入れる伊藤に対し、松本は「潤くんってこんな感じなの?」と武藤のキャラクターに対して驚きをあらわにすると、伊藤は「もう慣れました」と平然と答え、その絆を見せた。
続けて、誤って送った一通のメールがきっかけで連絡を取り合う不思議な関係になっていく本作の物語にちなみ、「見知らぬ相手に何か相談するなら?」という質問に答えていくことに。武藤からは「今回、僕はスーツを着ることが多かったのですが、いつもシャツの第一ボタンが全然閉められなくて…。どうしたら早く第一ボタンを閉められるのか、裏技とかがあれば」とまたしてもユニークな回答が返ってきた。伊藤は「早く寝るにはどうしたらいいですか、とか? 別にやることも何もないのですが、夜ふかしちゃうタイプなんです。昨日も動画を見てしまって…。すぐにパッと寝られる人がうらましいなと思ったりします」と悩みを明かした。
一方、松本は「東京駅の乗り換え距離が遠過ぎる。乗り換えを調べて、『これで行ける!』と思って普通に歩いていたら予定の電車を逃してしまって…。最短ルートがあれば教えてほしい」と嘆き、秋田は「忘れ癖はどうしたら治りますか? 一つのことをやるともう一つのことを忘れてしまうことがあって…。人生最大にヤバかったのは、家の鍵を手に持ったままゴミを捨てに行ったら鍵まで捨ててしまい、気付かず外出してしまったこと」と衝撃のエピソードを披露。ちなみに、鍵は帰宅後にゴミ捨て場で見つけることができたそう。
フリップトークでは、それぞれが「新年の抱負」を発表していく。伊藤は「石橋をたたいて、元気良く渡る!」とのことで、「実は僕、今年厄年で、昨日ちょうど厄払いをしてきたんです。なので、慎重にいきつつ、大丈夫だって思ったら元気良くそれを成し遂げたいなと。心配し過ぎてもいいことないので」と意気込んだ。
松本は「続けてやっていることが少なく、すぐに飽きてしまうので。自分に勝ちたい」と「継続」、秋田は「実は私、腹筋(のトレーニング)が一度もできなくて…」と「筋肉を付ける!!」とそれぞれ宣言。そして最後に、武藤は「もっと多くの人に“手笛”を知ってもらう!」といい、技の手笛を実演する場面も。「(手笛で)鳥を呼びたいですね。そして、口笛と同じくらい手笛というワードを有名にさせます!」と熱意を見せた。
最後は、武藤から「この作品は、数あるボーイズラブ作品の中でも、特にリアリティーさが強みだと思っています。まず第1話を見ていただいて、たくさん感動してもらえたらうれしいです」とアピール。伊藤も「本当にリアルで、きっとどこかに共感できるところがあると思うので、ぜひ感情移入しながら見ていただけたら。本当に美しく、切なく、苦しいのですが、その分皆さんにとっていとおしい作品になると思っているので、最後まで愛していただきたいです」と熱い思いを届け、会見を締めくくった。
©東京ニュース通信社
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