「家政婦クロミ」会見で関水渚と藤原紀香が面白トークを披露！2025/01/09
明日、1月10日からテレ東系の「ドラマ24」枠で放送が始まるパニックホラードラマ「家政婦クロミは腐った家族を許さない」（金曜深夜0：12）の記者会見がテレ東本社で開催され、主人公の最恐家政婦・クロミ（黒見白華）を演じる関水渚、クロミが仕える灰原家の主人であり敏腕社長・灰原翠役の藤原紀香、翠の年下の夫で裏では若い女性と不倫をしている灰原蒼太役の高橋光臣、不登校になっている長女・灰原緋莉役の大熊杏優が登壇。撮影現場そのままの楽しい雰囲気のなか、本作の撮影エピソードなどを和気あいあいと披露した。
会見は撮影からスタート。タイトルボードを持ったテレ東のキャラクター・バナナ社員「ナナナ」が現れると、役衣装に身を包んだキャスト4人は大喜び。特にナナナの大ファンで大きさ違いのぬいぐるみを持っていると言う藤原は満面の笑顔に。4人＋ナナナでの撮影が終了すると、4人はそれぞれ席につき、本作に出演が決まった時の気持ちを振り返った。
「テレ東のドラマが大好きで、また出られるのがうれしかったです」と言う関水は、2024年2〜3月に放送された「ブラックガールズトーク」で朝日奈央、石井杏奈と共にトリプル主演を務めたが、単独主演は初。「主演が務まるか不安になったのですが、共演者のお名前を聞いて『なんとかできるだろう』と前向きな気持ちになりました」とオファーがあった際の正直な気持ちを明かした。
関水を前向きな気持ちにした強力な共演者陣からも「以前テレ東のドラマに出たときもチャレンジングな作品でしたが、今回はさらに刺激的な描写が多いので、これからどうなっていくのか楽しみにしながらやりたい」（高橋）、「22歳の私に（高校生の）緋莉が演じられるか不安だったんですけど、それ以上に、素晴らしいスタッフやキャストの皆さんと作品が作れることにわくわくしました」（大熊）といった期待の声が上がった。
「テレ東の『ドラマ24』が大好き」だと語る藤原も「（灰原家には）心に秘密や闇を抱えている、完璧でない人たちが集まっています。そこから家族のほころびが出て、最後には大変なことになっていく…とても攻めた脚本が上がってきたので、楽しみだなと思っています。私自身初めての“ファミリーパニックホラー”を楽しんでいこうと思いました。演じがいのある役をいただいたご縁に感謝しています」と意欲を見せた。
そんな藤原が、現場ではとてもおちゃめな言動をしていると明かしたのは関水。「この組は皆さんすごく明るくて、毎日楽しいんです。何より紀香さんがおちゃめなんです。昨日も…いいですか？」と藤原に了解を取った上で「昨日も、ピカチュウの物まねができると言ってやってくださって。上手でした」と撮影現場での楽しいエピソードを披露。高橋が「ピカチュウ」と呼びかけると、藤原は「サトシの物まねで呼んで」と追撃。困り果てた高橋に変わって、関水がサトシの声でピカチュウを呼び、藤原が「ピカ！」と答えるまさにおちゃめなやりとりに会場はほっこり。
関水に「おちゃめ」といじられた藤原は、「関水ちゃんは私のことを面白いと言いますけど、いちばん天然で面白いのはあなたですよ」と笑顔で暴露。また、キャスト同士の仲が良い現場ではありながらも「パチッとスイッチが入ると関水ちゃんの瞳がクロミに変わる瞬間が私はすごく好き」と、撮影に入ると一瞬で雰囲気が変わるとも明かした。
そして会見中盤には、新年の会見であることにちなみ、登壇者が事前にしたためた「書き初め」を披露する一幕も。テーマは「今年の目標を表す漢字一文字」。
関水が書いたのは「祝」。「おめでたいことが多い一年になってほしい」という願いを込めつつ「ドラマは、視聴率がよかったり話題になったりすると『祝●●』と言われるので、この作品でも『祝」がたくさん付くといいなと思います」と笑顔で話した。
「行」と書いた高橋は、打ち込んでいる武術の教えを引用し「今年は何においても行動を大事にして進めていけたらな思います」と宣言。
大熊は「自分らしさを大切にしながら、人と比べずに自分のペースで自分の道をじっくり歩んでいきたいという思いを込めてこの漢字にしました」と「悠」に込めた思いを伝えた。
見事な筆遣いで書いた「與」を披露した藤原は、自身のキャリアを「第2ステージに入ったと思う」と言い、「昨年はいろいろなことがあり、周りの人にたくさんの愛を与えられたなとすごく思うんです。私もエンターテインメントの世界にいる端くれの人間として、ドキドキだったりハッピーだったりエキサイティングなことだったりを皆さんに与えていきたいなと思います」という展望を語った。
さらに、灰原家の長男・灰原千翠役の阿久津仁愛が選んだ漢字一字も紹介された。阿久津が選んだ漢字は「学」。この字には「毎年さまざまな経験をさせていただいていますが、今年もたくさんのことを学んで吸収していける年にしたいです」という思いを込めたとのメッセージが読み上げられた。
そして会見の締めくくりに、主演の関水があいさつ。「ドラマの内容はファミリーパニックホラーということで、深刻な回もあるんですけど、このように皆さま本当に素晴らしい方々で、撮影は楽しくやっています。見ている方にも楽しい作品がお届けできるのではないかと思いますので、これからも撮影がんばります」と、信頼できる仲間と力を合わせて作品作りに挑むという決意を表明して、会見は幕を下ろした。
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