「25時、赤坂で」駒木根葵汰&新原泰佑がドキドキの名シーンを入れ替わりで再現!2024/12/30
テレ東系で4月期に放送された、木ドラ24「25時、赤坂で」のBlu-ray&DVD-BOX購⼊者限定イベント「まだ終わらない!ドラマ『25時、⾚坂で』〜真冬の⼤忘年会〜」が12月29日に開催。ダブル主演を務めた駒木根葵汰と新原泰佑、宇佐卓真、南雲奨馬が登壇した。
原作は「on BLUE」で連載中の夏野寛⼦による同名作。⼈気俳優と新⼈俳優がBLドラマ撮影中に恋に落ちる様⼦を切なく美しく描くストーリーが話題を呼び、その勢いはLGBTQ+コンテンツ専⾨の配信プラットフォーム「GagaOOLala」での世界配信を通じて、世界中で反響を巻き起こした。
イベントでは、まず名シーンを振り返るダイジェスト映像が。自身が演じた⽻⼭⿇⽔について、駒木根は「すごく⼤⼈だなと思いますね。良くも悪くも。きちんと誰かの感情を⼤事にして、⼀歩引いてそこに寄り添う。そういう優しさがすごくすてきだなって思って。それが、後半になるにつれて⾃分の意志がどんどん出てくるっていうのが、多分⽩崎くん(新原)と会ってからだと思うので。僕はすごく演じてて苦しかったですけど、楽しかったです」とコメント。
それを受け、相手役の白崎由岐を演じた新原は「白崎としては、羽山さんの本⼼が⾒えずに翻弄(ほんろう)され続けて。⾃分の気持ちだけが先⾛っちゃって、相⼿の気持ちを聞こうにも聞けないみたいなもどかしさがずっとあるんだけど、⽩崎も⼝下⼿だし、好きな相⼿にはちょっとおじけづいちゃう部分があるというか…。お芝居の話とかだったら物事が言えるのですが、羽山さんには本心を言えない。なので、⽩崎としてもずっと苦しくて。ただ、(羽山さんが)何を考えているんだろうっていうのが⽩崎は分かっていなかったけれど、皆さんはたぶん分かっていたんですよね」と。
続けて、自身が演じた白崎についても「⽻⼭さんと出会う前の1話の冒頭でも描かれていましたが、白崎はずっとアルバイトをしていたり、オーディションに⾏っていたり…。そこであらかた羽山の人間性みたいなものを分かっていただけたと思うのですが、生きるのにずっと苦労してきた人なので、唯⼀の理解者じゃないですけど、受け⼊れてくれる懐みたいな存在に出会えて本当に良かったんじゃないかな」と思いをはせた。
そして駒木根は、そんな白崎の印象を「真⾯⽬だなと思いますし、⽩崎に関しても⽻⼭に関しても結構⽣きづらそうに⾒えちゃいますね」と話しつつ、「多分この会場にいる皆さんも『どっちタイプ?』って聞いたらどっちかに当てはまると思うんです。なかなか思いを伝えられずにいる⼈と、思いがばーって突き抜けちゃってどっかいっちゃう⼈と。2⼈が結果的に幸せになってくれてうれしいです」と希望を述べた。
中盤では、「もしも、⽻⼭と⽩崎が⼊れ替わったら?」というシチュエーションで2⼈が演技に挑む企画「あさゆき、シャッフルで」を実施。一つ目のお題は、第1話から「セックスする相⼿を探しに来ました」(白崎)「俺じゃ駄目? セックスの相⼿…俺じゃ駄目?」(羽山)。二つ目のお題は、第5話から「⼭瀬くん(南雲)とも練習したの?」(羽山)「してないですよ」(白崎)「練習する? 明⽇の俺たちのキスシーン」(羽山)が出題された。
一つ目のお題では、⽩崎に成り切って演じた新原に対し、恥ずかしさのあまりその場に四つんばいで倒れ込んでしまった駒⽊根の様⼦に会場からは笑いが。続く二つ目のお題では、セリフを言い終えた後のキス⼨前の2人の距離感に黄色い声が沸いた。
次に行われた企画は、2⼈が抱き合い、おなかに挟んだ⾵船を割るゲーム「抱きしめて、ボディを」。割れた風船の数だけ観客に舞台裏のチェキをプレゼントするというルールの上、2人が抱き合いながら⾵船割りに挑む姿に会場は興奮の嵐。最初はなかなか⾵船が割れず苦戦していた2人だったが、途中からコツをつかみ始め最終的には7個という結果に。その後、駒⽊根は疲れ果てたようでベッドに倒れ込んでいた。
すると、ここで佐久間はじめ役の宇佐、⼭瀬⼀真役の南雲が登場。第3話から、⽩崎の部屋を訪れた⽻⼭の「なのにセミダブル?…エロいね」というセリフにちなみ、出題されたセリフを誰が⼀番セクシーに⾔うことができるか争う「セミダブル選手権」が開催された。一同は「うまっ! 店の味がしますね」「1⼈だと恥ずかしいことも、2⼈だと楽しくない?」という2つのセリフに挑んだが、駒木根は途中から変顔に⾛り、新原はベッドを活⽤して本気を見せ、宇佐は鎖⾻を⾒せて決め、南雲は笑いを起こし…。最後には観客がジャッジを行い、新原が優勝に輝いた。
続けては、それぞれに与えられたテーマを元に、4⼈が即興芝居に挑むエチュード企画「もう⼀つの『25時、⾚坂で』」を。劇中劇「昼のゆめ」の撮影が機材トラブルにより中⽌になった後の役者控室が舞台で、一同は「みんなで協⼒しようね」と円陣を組んでからスタート。⽩崎に嫉妬する⽻⼭の背後で、ベッドになだれ込む佐久間と⼭瀬の姿に観客からどよめきが起こる場面も。着実にそれぞれのミッションをクリアし、無事に成功を収めた。
最後は、新原が「この『25時、⾚坂で』という作品を通じて、こうやって皆さんと年末に集まれているこの状況がすごく僕はうれしいです。しかも、配信でもたくさんの⽅が⾒てくれていたり…そんな状況って当たり前じゃないなって。しかも、ドラマ1作品がここまで⼤きくなるというのは、とても珍しいことだと思います。それもこれも皆さんの応援あってのおかげだと思いますし、何よりもこの作品を⽣んでくださった原作者・夏野先⽣に本当に最⼤の感謝を込めてありがとうと⾔いたいです。本⽇は、ありがとうございました」とあふれる思いを伝える。
駒⽊根も「ドラマの放送が終わってから、他の作品での活躍も皆さんがすごく⽀えてくれたのを今年は特に感じて。今年はこの『25時、⾚坂で』を通してたくさんの⽅に⾒付けてもらえたっていうのが、個⼈的にはすごく⼤きなニュースでした。来年も多分おのおのいろんな仕事があると思いますが、願いとしては、また⽻⼭⿇⽔として同じ姿を皆さんに⾒せられたらいいなという思いが胸にあって…。そのためには、また皆さんのお⼒が必要だと思います。とりあえず今⽇は忘年会ということで、楽しい気持ちで皆さんが帰っていただけたらうれしい」とあいさつし、イベントを締めくくった。
なお、同公演のオンライン配信は本作のBlu-ray&DVD-BOXの初回⽣産限定版の購⼊者限定で、1月13日の午後6時まで購入可能となっている。
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