丸山隆平主演映画「金子差入店」世界観が詰まった特報映像公開2024/12/26
丸山隆平(SUPER EIGHT)が8年ぶりに主演を務める映画「金子差入店」の公開が2025年5月16日に決定した。あわせて、特報映像&ティザービジュアルも解禁された。
10月には韓国・釜山にて開催された第29回釜山国際映画祭に出品され、10月3日に現地で行われたワールドプレミア上映で初お披露目された本作。丸山演じる主人公の金子真司は、刑務所や拘置所に収容された人への差入を代行する「差入屋」を一家で営んでいる。ある日、息子の幼なじみの女の子が殺害される凄惨な事件が発生。彼女の死にショックを受ける一家だったが、犯人の母親が差入をしたいと金子差入店を訪ねてくる。差入屋として犯人と向き合いながらも、金子は日に日に疑問と怒りが募り…。そんな時、金子は、自分の母親を殺した男との面会を求め、毎日のように拘置所を訪れる女子高生と出会う。2つの事件の謎と向き合ううちに、金子の過去が周囲にあらわとなり、家族の絆を揺るがしていく──。
特報映像は、拘置所の面会室から始まる。「金子差入店の金子といいます」と丁寧にあいさつする金子をアクリル越しににらみつけるのは、被疑者・横川(岸谷五朗)。面会室特有のアクリルの隔たりには、互いを見つめる表情も映し出される。そして、BGMの悲壮感と緊張感が増すとともにシーンが変わり、「辛いんだよ、突き刺さってくるみたいでさ」という金子のセリフとともに、渦巻く人間模様を表すかのように感情的な場面がたたみかけられる。
そして、ぼうぜんとした表情で立ちすくむ金子が見つめる先で、警官や救急隊員に抑え込まれながらも泣き叫ぶ、金子の息子・和真(三浦綺羅)の同級生の母親・徳山詩織(村川絵梨)の姿や、鬼気迫る表情で怒鳴り散らす金子の姿も…。さらに、「あの子はちゃんと分かっている。パパの仕事のことも」という金子の妻・美和子(真木よう子)のセリフから、映像に徐々に光が差し、温かみを帯びていく。涙を流しながら抱きしめ、抱き合うシーンが続き、ラストには、「差し入れるのは、小さな希望」というナレーションとともに固くつないだ手が映し出される。まさに、ダークサイドから希望に満ちた光までを追いかけた映像に仕上がっていると言っていい。
また、同時に公開されたティザービジュアルは、面会室のアクリル越しに憂いのある表情を見せる丸山を、温かな光で照らしている印象的なデザイン。悲しさと温かさ、2つの側面を併せ持った雰囲気に仕上がっている。対面している髪の長い人物の背中が映るが、この人が一体誰なのかも気になるところだ。
主演の丸山は、本作に込められたメッセージを「この映画の登場人物たちは、家族の中の小さいけれど大事な出来事から、社会で起きた大きな事件まで、同時進行で向き合っています。それは今この瞬間も、世界中の人々が直面していることではないでしょうか」と捉える。
真木、三浦、川口愛奈、北村匠海、村川、甲本雅裕、根岸季衣、岸谷、名取裕子、寺尾聰といった名優陣と、丸山が織り成す影と光の物語に期待したい。
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