本島純政×上村謙信「未成年」離れ離れになった水無瀬に蛭川が伝えたかったこととは?2024/12/20

本島純政×上村謙信(ONE N’ ONLY)がW主演を務めるドラマ「未成年~未熟な俺たちは不器用に進行中~」(月曜深夜、関西ローカル)が、読売テレビで放送中。12月23日放送の第8話(深夜1:32)の場面写真とあらすじが解禁された。
原作は、韓国の電子コミックで全世界で643万View超えを記録する同名人気BL作品。高校2年生という未熟な2人が“恋”という初めての感情に戸惑い、不器用ながらも互いに関わりを深めていき、人間として成長していく様子を丁寧に描いた純愛ラブストーリーだ。

第7話(12月16日放送)では、蛭川(上村)の停学処分が廊下に貼り出され、水無瀬(本島)は無実を担任の菅原(関幸治)に訴えるが、優等生の水無瀬には無関係でこの件はもう終わったと全く聞き入れてもらえない。放課後、柴(今井悠貴)と根本(宮地樹)ともその話題になり、やけに蛭川を庇う水無瀬を怪しがる柴と根本だったが、「大人が決めたことなんだから」と結局は無関心。そんな2人と別れて踵を返した水無瀬が向かったのは、あの日蛭川が頭から水をかぶった水飲み場だった。
その時の蛭川のように、水が滴るほど髪を濡らす水無瀬。優等生と問題児、正反対だったはずの水無瀬が蛭川と同じ行動を取る。それは理不尽な現実を洗い流してしまいたいのか、はたまた蛭川の気持ちを理解しようとしているのか…。既読になったまま返事のない蛭川とのメッセージを眺め座り込む水無瀬の姿に、多くの人がギュッと胸を締め付けられたことだろう。


水無瀬が帰宅すると、家では母・沙貴(加藤貴子)が留学の手続きをどんどん進めようとする。水無瀬は空返事を重ねるものの、「行きたくない」という本音は言えずにいた。一方、停学中の蛭川は父・正彦(オクイシュージ)が散らかした部屋を掃除していると、停学を聞きつけた正彦が帰宅早々に蛭川につかみかかってくる。何とか自室へ逃げ込んだ蛭川は、「お前の居場所なんかどこにもない」とドア越しにののしる正彦に「俺はあんたと同じ生き方はしない!」と初めて反抗。しばらくすると諦めて去っていくが、蛭川は力なく座り込み「いつから間違っていたんだろう」と自問自答する。水無瀬とようやく心がつながった矢先、「俺が俺じゃなかったら」という悲しい心の叫びが響いた。
水無瀬からもらったハンカチだけを手に、家を出てあてもなく過ごした蛭川がたどり着いたのは、殴られて居場所が無い時にいつも逃げ込んでいたあの公園。そこへちょうど通りかかった水無瀬が蛭川の姿を見つけ、とっさに手を握る。「人違いだったらどうすんだよ」と驚いた蛭川だったが、「間違えないよ」という水無瀬の言葉を聞いてうれしそうに手を握り返す。停学が明けたら学校に戻るという蛭川の言葉を聞いて安心する水無瀬。そして、「お前と一緒に卒業したい」という蛭川の言葉、またいつもと同じように一緒に過ごす約束を交わす。

別れを告げてそれぞれの家に帰る2人。眠れずにいた水無瀬のもとに、深夜2時を過ぎた頃に蛭川から突然電話がかかってくる。しばらく黙り込んでいた蛭川がようやく発したのは、「親父が死んでる」という衝撃の言葉だった。水無瀬が急いで向かうと、そこには放心状態の蛭川と横になったまま動かない正彦の姿が。父が死んだのは心の中でいつも死んでしまえと願っていたせいだと言う蛭川は、目に涙をあふれさせながらひたすらに自分を責め続ける。水無瀬もそんな蛭川を「お前のせいじゃない」と抱きしめることしかできなかった。父の死を自分のせいだと責める蛭川、それを目の当たりにして誰よりも無力さを痛感している水無瀬が泣きながら抱き合う姿は、ここまで2人の成長を見守ってきた多くの人々にとっても衝撃的なものだっただろう。

明け方の誰もいない街を力なく歩いていた2人。「俺といちゃ駄目」と蛭川は抱きしめてくれた水無瀬を引きはがし、このまま帰って普通の生活に戻るよう伝えると、最初は引き下がった水無瀬だったが、その強い決意が宿ったまなざしに何も言えず、蛭川とは反対方向に歩きはじめる。
水無瀬と蛭川がそれぞれあらがえない大人の力にもがく姿から始まった第7話。次回、ついに訪れてしまう2人の別れ、そして高校卒業。そんな時、かつて蛭川が住んでいた家をふと訪れた水無瀬が見つけたのは、蛭川からの一通の手紙だった。離れ離れになってしまった水無瀬に、蛭川が伝えたかったこととは…。

【第8話あらすじ】
蛭川(上村)の父・正彦(オクイシュージ)が亡くなって以来、蛭川は学校に来ない日々が続き、水無瀬(本島)は学校の成績も伸び悩んでいた。そんな中、花火大会の夜に一人で家に帰ろうとした水無瀬の前に現れた蛭川は、自身が転校することになったこと、自分の力で生きていくために水無瀬にもう連絡はしないことを一方的に伝え、水無瀬の前から姿を消してしまう。そこから月日がたち、高校卒業を迎えた水無瀬は、かつて蛭川が住んでいた家をふと訪れる。誰もいなくなった家に残されていた「水の音」のDVDを手に取り、蛭川と一緒に見た思い出を浮かべながら開けると、そこには「水無瀬へ」と書かれた1通の手紙が入っていた―――。
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