「私たちが恋する理由」菊池風磨&七五三掛龍也が撮影振り返る。関係性の変化も告白2024/12/21 12:00
菊池風磨(timelesz)が主演を務めるオシドラサタデー「私たちが恋する理由」(土曜午後11:00)の最終話が12月21日に放送。それに先駆け、主人公・黒澤智也役の菊池、坂元凌役の七五三掛龍也(Travis Japan)が囲み取材に応じた。
主演に菊池、ヒロインに久間田琳加を迎え、オフィスを舞台に6人の男女が繰り広げる“大人のピュア恋”を描いてきた「私たちが恋する理由」。物語もいよいよクライマックスとなり、残すところあと1話。黒澤(菊池)と森田葵(久間田)をはじめ、3組のカップルの恋模様が錯綜(さくそう)している。
菊池と七五三掛は同じ事務所の先輩後輩という関係でもあるが、あらためて撮影の経ての印象を問われると、菊池は「しめ(七五三掛)は真面目ですね。連絡もマメで、クランクインする前にも3回くらいメールをくれて…」と語る。
一方、七五三掛は「風磨くんはバラエティー番組での印象が強かったので、現場ではっちゃけている方なのかなと思っていたのですが、すごく大人で周りを見ていて。相談に行った時も親身になって聞いてくださって、想像の倍以上優しかったです」と、菊池の印象に変化があったよう。
そんな2人はジュニア時代から交流があったと言うが、菊池は「同じジュニアでもしめは当初から踊れたので、ダンスのお仕事が多くなって。でも、僕のような踊れない人間はそういうところに行けず(笑)、だんだん同じ現場がなくなっていって…。その後僕がデビューして、のちに彼らがデビューするまで、実はあまり絡みがなかったんです」と告白。
ただ、本作の撮影を通して再びその仲は深まったようで、菊池は「僕、そんなに先輩然とするタイプではないのですが、しめにはやられていますね。出し抜かれています(笑)。年齢も1個しか違わないのですが、かわいらしくて太刀打ちできない。現場にいるとその場が明るくなる存在です」と、七五三掛を称賛する。
対する七五三掛も、「風磨くんはオールマイティーで、どの世代の方に対しても会話が上手なイメージ。そして、黒澤さん同様に後輩の面倒見が良くて、優しくて…。現場でもあまりしゃべっていない人に話を振っていたり、いつも気に掛けてくださる。それが後輩としてはすごくうれしかったです」と感謝を述べた。
本作では、これまでの数々の名キュンシーンを届けてきた2人だが、菊池は「黒沢と葵の恋模様が加速していく中で、距離感が少しずつ縮まっていくさまを表現できたらいいなと思っていて、そこは丁寧に演じていた部分です」と。「特に、会社にいる時の黒澤と、家で葵と一緒にいる時の黒澤の姿というのは、見ていて照れるぐらい違うので(笑)、そういう部分も注目していただければ」とこだわりを明かす。
続けて、七五三掛は「物語が後半になるにつれて、“市川さん”(山崎紘菜)から“絢香さん”に呼び方を変えるなど、坂元くんのカッコいい部分がどんどん見えてくると思います。それまでは先輩後輩だった関係性がガラッと変わっていくので、そういう変化も楽しんでいただきたいです」と見どころを挙げた。
なお、本作での共演シーンは多くない2人だが、TELASAで配信中のスピンオフドラマ(後編)では坂元が黒澤から料理を教わるシーンが。撮影を振り返り、七五三掛は「ポテサラを作るシーンは1日かけて撮りました。黒澤さんが結構スパルタで…(笑)。でも、なぜスパルタなのかというのも本編とつながっているので、合わせてチェックしていただけたら」とアピール。
菊池もそれに同意しつつ、「見ているとポテサラが作りたくなるよね。細かくレシピを紹介しているわけではないのですが、使っている具材は分かると思うので、ぜひ皆さんにも黒澤のポテサラを作っていただきたいです」と呼び掛けた。
また、3組のカップルに続き、視聴者の注目を集めたのが黒澤と葵の恋を大きく揺らした後輩・伊丹瑞貴(杢代和人/原因は自分にある。)の存在だ。第5話では黒澤への切ない恋心が明らかになったが、菊池は「伊丹の思い、戸惑いや葛藤が随所で見受けられますが、それがある種このドラマのスパイスになっているなと。演じる上で、心情を表すのが難しい役だろうなと思っていました」と杢代をねぎらう。
そんな杢代が菊池を「親分」と呼ぶほどに慕っていることが話題に上がると、菊池は「撮影初日に一緒にサウナに行ったのですが、その日からなんだか様子がおかしくて(笑)」と。「なぜそんなに僕が刺さっているのか分からないのですが、これまで違う事務所にそういった存在がいなかったので面白いなと思って。僕も楽しくやらせてもらっていました」とほほ笑んだ。
最後は、今夜放送の最終回に向けて「坂元くんで言うと、第7話で絢香さんと同じ気持ちというのは確かめ合ったものの、黒澤さんたちとは違ってまだ心が完全に通じ合っていないといいますか…。そんな2人が最終回でどうなるのか、ぜひ見届けていただきたいです」と七五三掛。
菊池も「今もそれぞれの恋が動いていて、黒澤たちもうまくいきそうでいかない…という状況で。決して大きなもめ事が起きているわけではなく、2人の微妙な擦れ違い、ズレを味わっていただけたらと思います。言わば和食みたいな感じですね(笑)。繊細な味の変化を最後まで趣深く楽しんでいただきたいです」と、視聴者にメッセージを寄せた。
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