松下洸平×森川葵「放課後カルテ」児童たちとの感動の別れに、涙のクランクアップ2024/12/20 06:00
日本テレビ系の連続ドラマ「放課後カルテ」(土曜午後9:00)。12月21日の最終回を前に、主演の松下洸平、共演の森川葵、そして小学校の児童役キャストらがクランクアップを迎えた。
「放課後カルテ」は、小学校の保健室を舞台に、観察眼に優れた小児科医・牧野(松下)が子どもたちや家族の心のSOSに向き合い、未来への一歩を支えるヒューマンドラマだ。
クランクアップは、最終回のラストシーンとなる保健室のシーン。オールアップでは、拍手の中、中庭に集まった児童たち一人一人に、松下、森川から花束が贈られた。「頑張ったね!」「お疲れさま!」と優しく声をかけられた児童たちは、涙を流しながら「3カ月間とても楽しかったです」「また会えるように頑張ります!」と別れを惜しんだ。
篠谷先生役の森川には、児童たちから寄せ書きと花束が贈呈された。教室での撮影が多かった森川は「最初は『先生なんてできるかな』と思っていたのですが、一緒に過ごす時間の中で、みんなが『先生』と言ってくれるから、篠谷先生という存在になれたんだと思います」と児童たちとの関係性を振り返る。
また、「撮影が始まった頃は小学生のかわいい子どものようだったけれど、気付いたらみんな大人になっていて、すごく大きくなっていました。これからのみんなの将来を楽しみにしています。大変なこともあると思うけれど、きっと大丈夫だから、このドラマを思い出して乗り越えていってください。応援しています。本当に楽しい時間でした。ありがとうございました」と、児童たちの成長を喜び、エールを送った。
続いて、牧野先生役の松下にも花束と児童たちからの寄せ書きが贈呈。松下は、「僕は、地上波で単独で主演をやらせていただくのは、この作品が初めてでした。この作品で初めて主演をさせていただくことができて本当に感謝の気持ちでいっぱいです。そう思えるのはキャストの皆さん、スタッフの皆さんが常に助けてくださったおかげです。このドラマに参加するにあたって、一つ決めていたことがあります。それは『主役は児童役のみんな』ということです。常に一生懸命な皆さんと3カ月間一緒にお芝居ができたことを本当にうれしく思います」と初主演作品への思いを語る。
さらに、「これからも周りに何を言われようと自分が最高だと思ったことを信じて突き進んでいってください。その自信を持っていれば、絶対、何があっても大丈夫だと僕は思います。3カ月間本当にありがとうございました」と、児童たちの未来への期待を込めたメッセージを贈った。
「最終話」。卒業式が近づく中、保健室の牧野(松下)のもとに、新年度に産休から復帰する養護教諭・岩見(はいだしょうこ)が引き継ぎのあいさつにやってくる。そんな中、牧野が学校へ行く理由となった過去の患者・真琴(三浦綺羅)の様子を咲間(吉沢悠)に聞きに行った牧野は、真琴が「胸の痛み」を隠していることを知る。精神的な原因があるのではと考えた牧野は、その「痛み」を取り除くのが自分の仕事だと、高崎(田辺誠一)に真琴のケアを願い出る。
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