「新・暴れん坊将軍」GACKTがかぶき者藩主役でド派手に降臨！2024/12/18 05:00
テレビ朝日系で2025年1月4日に放送される、松平健主演「新・暴れん坊将軍」（午後9：00）でGACKTが、将軍の座を狙う尾張藩主役で出演することが決定した。
「暴れん坊将軍」は1978年から2003年にかけて放送された痛快時代劇シリーズで、シリーズ12作のほかスペシャルを合わせた放送回数は832回。同じ俳優が演じた単一ドラマとしては大川橋蔵主演の「銭形平次」（フジテレビ系）の888回に次ぐ。そんな“将軍”ドラマの原点にして頂点ともいえる「暴れん坊将軍」の最新スペシャルが17年ぶりに復活することになり、発表と同時に大きな反響を呼んだ。
監督を務めるのは三池崇史、脚本は大森美香氏が執筆。これまでに描かれてこなかった、吉宗の家族の物語にも触れる展開となり、嫡男・家重役でなにわ男子・西畑大吾の出演が決まっている。さらに、吉宗を巡る人々に、小澤征悦（本間要治郎役）、藤間爽子（おきぬ）、木村了（大岡忠光役）、駒木根葵汰（徳川（田安）宗武役）、内藤秀一郎（蘭丸役）、勝村政信（大岡忠相役）、小野武彦（加納五郎左衛門役）、高島礼子（おさい役）、生瀬勝久（辰五郎役）らが顔をそろえている。高島は、1988年放送の「暴れん坊将軍Ⅲ」で御庭番・梢役で女優デビューしており、縁の深い作品に凱旋することとなった。
GACKTが演じるのは、徳川御三家の筆頭格、尾張徳川家の当主であり、尾張藩第七代藩主の徳川宗春。過度な倹約はかえって無益”であり、“民のためには派手に楽しむことこそ肝要”という信念を持ち、吉宗の倹約令にことごとく反し、尾張独自の自由な政策を貫いている。その豪儀な様子が評判を呼び、市井では吉宗よりも将軍にふさわしいという声も上がっている。吉宗が後継問題に揺れていることを知り、将軍職への野心を燃やして…という役柄だ。
「『暴れん坊将軍』には、松平健さんの立ち回りが豪快かつ爽快で、年月を重ねても腕が落ちない…という不思議な世界観が魅力的だな、という印象を持っていました。ボク自身、昔からよく拝見していましたので、その作品で健さんと共演できるのは“誉れ”ですね。大変、光栄に思っています」と本シリーズへの印象と出演の喜びをを語るGACKT。松平とは初対面だったと言い、「17年ぶりの復活でありながら、変わらず全身にパワーがみなぎっていてスゴイなと思わされましたね」と大御所の存在感に圧倒されたことを明かす。
今回、GACKTが過去に見ていたシリーズと大きく異なるのは、三池監督が采配をふるったこと。実は、オファーを受けたのは三池作品であることも大きな理由だった言い、「自分のやるべきことをしっかりまっとうしたいと思っています。『暴れん坊将軍』という作品世界の中でアクセントとなるような、見る人を飽きさせない存在であることを求められていると思うので、そこはしっかり役割を果たしたいですね」と意気込む。また、「三池作品はカメラ割りにしてもストーリー展開にしても独特です。本作は時代劇ですが、テンポ感もよく、どんな作品になるのかなという期待が大きいですね。今までの時代劇と三池さんの考え方はだいぶ違うところはあると思いますが、若い人たちにも時代劇って面白いんだなと思ってもらえるきっかけになればうれしいです」と三池監督の手腕に期待する。
演じる徳川宗春は、“民のためには派手に楽しむことこそ肝要”というモットーを持つ藩主。「宗春は非常に“かぶいて”いて、独自の思考で生きる人間。長すぎるきせるもド派手な衣装も、型にハマらない彼の生き方の表れだと思います。とても面白い人物だと思いますし、ボクに合っているなとも感じています」と、自身にピッタリな役柄であると自負。そんな作品を「17年ぶりに『暴れん坊将軍』が帰ってくるのは、ボクにとっても非常にうれしいこと。世代によってはご存知ない方もいるかもしれませんが、この作品を見て“時代劇って面白い”と感じてもらえたらうれしいです」とアピール。さらに、「近年、時代劇の数が減ってることもあり、ご年配の方々にとっても大変喜んでいただける作品だと思います。お正月をご家族で過ごす中、お子さんからご年配の方まで一緒に見て楽しんでいただけたらうれしいです」と往年のファンへのメッセージも忘れなかった。
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