「モンスター」第10話。ジェシーからコメント到着「弁護士役は大変です!」2024/12/16 11:30
フジテレビ系では本日12月16日に、趣里が主演を務める月10ドラマ「モンスター」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)の第10話が放送。
「モンスター」は、常識にとらわれず、感情を排除して相手と向き合う得体の知れないモンスター弁護士・神波亮子(趣里)が、若手弁護士・杉浦義弘(ジェシー/SixTONES)とコンビを組んで、時に法が追いついていない令和ならではのさまざまな問題と向き合い、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう、異色のリーガル・エンターテインメント。独自の感性を発揮して「人間」を描いてきた奇才・橋部敦子氏の脚本によるオリジナルストーリーだ。
第9話では、ある画商の依頼を受けた弁護士で亮子の父・粒来春明(古田新太)が、贋作だと悪評が立った絵画に新たな価値を生み出すという、まさに“無敗の弁護士”と呼ばれるにふさわしい剛腕ぶりを見せつけた。一方、23年前の大草圭子法律事務所でのシーンでは、粒来の隣に幼い亮子の姿もあり、パラリーガルの村尾洋輔(宇野祥平)を神経衰弱で負かしたり、事務所で六法全書を読みあさったり、ときには父の依頼人に生意気な口をきくなど、どことなく現在の亮子につながる描写もちりばめられていた。
第10話では、前田敦子が扮(ふん)する妊婦・横沢さくらの相談がきっかけで、亮子が粒来の空白の12年間を少しずつ解き明かしていく様子が描かれる。一方、公開された第10話の予告には、おそろいの白いダッフルコートに身を包んだ亮子と杉浦の姿や、杉浦が亮子に対して声を荒げる姿、さらには怪しいサングラス姿でカタコトの日本語を話す姿など杉浦のシーンが満載で、これまで亮子が活躍する裏で、どこか頼りない弁護士だった杉浦の活躍に期待が高まる。
そんな杉浦と亮子の関係についてジェシーは、「回を重ねるごとに“間”が合ってきたかなと思います。亮子と杉浦のコンビ感や絆が少しずつ積み上がっているのが、じわじわと伝わっているといいなと思います」と手応えを感じている様子。そして、「お互いちょっとアドリブを入れたりというのも、増えてきた感じですね。カットがかかるまで、一言二言追加でボソっと言っているところは、アドリブだったりします。そういうのが楽しいですね。やりすぎても良くないというか、おかしな方向にいってしまうので、それほど多くはないですけど…」と、撮影を振り返った。
周囲からの反響についても、「先日、田村淳さんに『モンスター』を見ているよと言っていただきました。『ジェシーの表情や受けの反応がすごくいいよね』って!」と明かし、「杉浦がいることによって、ストーリーに柔らかい面が出ていいね、といろいろな人から言っていただけてありがたいです。家族からは、大変そうだねと言われます(笑)。弁護士役は大変です!」と話した。
また、監督から、「えっ?」のバリエーションを考えてほしいと言われたことに関して「最初にオーダーがあって、自分なりにいろいろ考えた部分でした。でも、現場に行って、相手のリアクションを受けての『えっ?』ではあるので、やってみて、ちょっと違ったなと思うこともありますし、『えっ?』だけのセリフの時とか、やっぱり難しいです。役を演じるのは好きですけど、簡単ではないです」と苦労した様子。
印象深いシーンを聞かれると「第8話で亮子がティーポットを高々とあげて、紅茶を注ぐシーンが好きです。あのシーン自体、元々は台本になかったものですが、監督の遊び心の一つで、あのシーンは面白かったですね。あとは、第1話で亮子がブチ切れるシーンも好きです。こんな感じになるんだと」と、二つのエピソードを挙げた。
そして、撮影現場での思い出として、「共演者の素顔は…みんな優しいです(笑)。撮影中によく話をすることは、ご飯の話が多いですね。先日、趣里さん、宇野さん、音月さん、4人で焼肉行きました。みんないい人です。古田さんとはまだ飲みに行けてないのですが、行きつけのお店を三つほどお聞きしたので、運試しみたいに、フラっと行って、会えたらいいな、なんて思っています」と明かした。
さらに、注目の第10話については「頑張ってラップに挑戦します」と、予告の1コマについてネタを明かしたジェシー。「弁護士として寄り添うことの一環なのですが、ぜひ、そこも見逃さずに見ていただければと思います」とメッセージを寄せた。
第10話。父の粒来が、以前弁護を担当した画商から、群馬での案件にかつて父が関わっていたことを聞いた亮子。時を同じくして群馬から、妊婦のさくら(前田)がわざわざ自分を訪ねて来たこと、そして、逮捕された闇バイト組織の指示役・キングが群馬出身であることから、亮子は12年前に粒来が家を出た理由は群馬にあるのではないかと考える。
15年ぶりに、故郷の群馬県山遥村に帰省したというさくらは、村の草木が枯れ、両親や村人たちが見るからに具合が悪そうだと顔を曇らせ、その原因が、村にできたサカミクリーンという産廃処理場にあるのではないかと話す。しかし、役場に訴えても取り合ってもらえず、さらに、サカミクリーンに賠償請求と営業停止の訴えを起こそうとするも、隣の本樹市の弁護士には相手にされなかったという。それもそのはず、環境汚染に対して個人が訴えを起こすことは珍しく、非常に困難。杉浦も今回の依頼にはいつも以上に難色を示すが、亮子は群馬というキーワードがどうしても引っ掛かる。すると案の定、サカミクリーンの顧問弁護士が粒来であることが判明して…。
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