IMP.・鈴木大河、森永悠希、松下優也らが伊藤健太郎主演「未恋~かくれぼっちたち~」に出演2024/12/12 08:00
フジテレビで2025年1月9日にスタートする、伊藤健太郎主演ドラマ「未恋~かくれぼっちたち~」(木曜深夜2:25=関西テレビ制作、関西テレビ木曜深夜0:25)の追加キャストとして、金井勇太、鈴木大河(IMP.)、伊勢佳世、森永悠希、松下優也、外原寧々、氏家恵、藤本悠輔、佐戸井けん太、遠山俊也が決定した。さらに、ポスタービジュアルが解禁された。
「未恋~かくれぼっちたち~」は、1月より、関西テレビ・フジテレビの木曜深夜に新設される、カンテレ×FODドラマ枠の第一弾。夢を諦め、自分の気持ちと向き合うことから逃げている主人公・高坂健斗(伊藤)が、性格が真逆の2人の女性と向き合い、前向きに変わっていく群像劇だ。
鈴木は、健斗の同僚で、新卒1年目の編集者・星たけるを演じる。上司に対して丁寧な指導や教育を求め、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを気にするZ世代の代表格。しかし、漫画には並々ならぬ熱い思いを抱えていて、それゆえ、ある事件を巻き起こすことに…。
今回がドラマ初出演となる鈴木は、「映像作品に出ることがずっと夢だったので、すごくうれしかったです。初めてのドラマなので、監督が気にかけてくださって、ワークショップを5回ぐらいやりました。小学生の時に、漫画家になりたいという夢があったので、一瞬でも夢に見ていたお仕事ができて感激でしたし、楽しかったです。星は、漫画に対する熱い気持ちを素直にぶつける部分があるので、僕も演じながら胸を打たれましたし、そこを注目していただきたいです」とアピールしている。
そして、健斗が働く編集部「コミックブーン」の副編集長・長井篤子は、伊勢が扮(ふん)する。長井は、子育てしながらバリバリ働き、部下や上層部からも信頼され、高校生だった深田ゆず(弓木奈於/乃木坂46)を売れっ子漫画家にまで育て上げたすご腕編集者という役どころだ。
伊勢は、「ドラマのレギュラー出演が久しぶりだったのでうれしかったです。そして、バラエティー豊かな共演者の方々だったので楽しみでした。脚本を読むと、生きていくうえですごく励みになるような言葉がたくさんあって、かなりグッと来ました。健斗たちの恋愛模様も気になりますが、悩みを抱えながら働く人のリアルな部分や、Z世代、Y世代と呼ばれる若者たちとの世代間ギャップなど、世の中の空気感を面白おかしく描いているので、ぜひ気楽に見ていただけるとうれしいです」と、コメントを寄せている。
さらに、健斗と、健斗がかつて心を開きかけた変わり者の年上派遣社員・鈴木(柿沼)みなみ(愛希れいか)が6年前に参加した、小説家を目指す若者向けのワークショップ“カンヅメ屋敷プロジェクト”で出会った沖一平役は、森永が務める。一平は、現在、居酒屋で雇われ店長をしており、健斗のよき相談相手となる。
森永は、「今回の役は関西人ということで、かなりのびのびと楽しくお芝居させていただいています。居酒屋一平では、登場人物たちが一息ついて一平と話をすることで、今ぶつかっている問題を解決する糸口を見つけたり、一平がその問題に対して何か言ったことで、より問題が複雑化してしまったりします。居酒屋は休憩所のようなポジションで、登場人物たちの物語の本筋とは少し違う顔が見られる場所になっているので、そこを楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。
ライバル出版社の漫画雑誌「ブリエ」の副編集長・桔川悠役を担うのは、松下。健斗が勤める出版社・三蜂社のエースであるゆずに、自社での新連載を提案する。以前からゆずの作品に興味を持っていたが、最近の作品はどこか息苦しそうだと感じ、自分なら“本当の深田ゆず”の世界観を開花させられるとゆずに力説する。
松下は、「近年は舞台作品に出演することが多かったので、ドラマ作品に出ること自体が久しぶりでしたし、現代オフィス系の作品も初めてで、ビジネススーツを着ることがないので新鮮な気持ちです。健太郎くんは、6~7年ぐらい前に、時代劇のドラマで兄弟役として共演して、それ以来だったので、またご一緒できたことがとてもうれしかったですし、対峙(たいじ)して芝居をすることも楽しかったです。健太郎くん演じる健斗に“こいつにはかなわないな”と思われるような存在になることを意識したので、そこを注目して見ていただけたらと思います」と語っている。
また、金井は「コミックブーン」の編集長・堂島貞一役で登場する。思い付きの発言や、言動が二転三転することも多く、編集部を勢いで引っ張る独断専行型のリーダー。かつては熱血で、名だたる大物作家からの信頼が厚く、名物編集者として有名だった。三蜂社に波乱を巻き起こす「第2の深田ゆずプロジェクト」の発案者でもある。
金井は作品の見どころについて「『未恋』は完全オリジナルで、誰かが0から1を作って、その1をみんなで100に膨らませていくという、とても尊い作品です。堂島はいつもフルスロットルで、自分のポリシーを持っていてブレない。それが健斗たちに何か影響を与えられたらいいなと思っています。この情報過多の時代で、自分たちで何かを生み出すことは苦しいけれど、挑みがいがあるよと背中を押してくれる作品だと思います」と説明した。
そのほか、「第2の深田ゆず」として三蜂社が売り込む新人漫画家・本島りん役を外原が、健斗の同僚で「コミックブーン」の編集者・溜池百恵役を氏家、北浜修二役を藤本が担当する。さらに、三蜂社の社長を佐戸井、三蜂社で「シャドウエイジ」という漫画の連載を持つ漫画家・貫井を遠山が演じる。
また、このたび解禁されたポスタービジュアルは、物語の舞台であるコミック編集部にちなみ、漫画風に表現。ドラマのポスタービジュアルとしては珍しい縦型となっている。健斗、みなみ、ゆず、星がそれぞれ漫画のコマの中で、一人一人が抱える、諦め、寂しさ、戸惑い、決意などを感じるような、どこか意味深い表情で遠くを見つめている。4人はいったい何を考え、何を見つめているのか。デザイナーの岡田和朗氏は、このポスターのキャッチコピー“僕たちは、まだ未来だ”について、「『(まだ)本気を出していない』、『(まだ)何者にもなれていない』など、複雑な思いを抱えながら、劇中をリアルに生きる主人公たちの“まだ”に込められた諦めきれない思いを、未来という前向きな言葉に込めました」と話している。
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