本島純政×上村謙信「未成年」第7話。水無瀬は蛭川と再会するも再び衝撃の展開が…2024/12/11 15:00
本島純政×上村謙信（ONE N’ ONLY）がW主演を務めるドラマ「未成年～未熟な俺たちは不器用に進行中～」（月曜深夜、関西ローカル）が、読売テレビで放送中。12月16日放送の第7話（深夜1：38）の場面写真とあらすじが解禁された。
原作は、韓国の電子コミックで全世界で643万View超えを記録する同名人気BL作品。高校2年生という未熟な2人が“恋”という初めての感情に戸惑い、不器用ながらも互いに関わりを深めていき、人間として成長していく様子を丁寧に描いた純愛ラブストーリーだ。
第6話（12月9日放送）は、水無瀬（本島）と蛭川（上村）が肩を並べながら、蛭川の母・晴華（西原亜希）の家へと向かうシーンからスタート。晴華を守るため、父・正彦（オクイシュージ）から暴力を受けていることを隠している蛭川は、水無瀬にもうまく話を合わせてほしいと頼む。晴華に温かく迎え入れられ、2人が泊まる部屋に入るとそこにはダブルベッド一つのみ。思わず「俺、床で寝る」と言う水無瀬とは反対に、蛭川は何も気にしていない様子で…。
和気あいあいと食事を楽しむ姿は普通の仲むつまじい母と息子のようだが、父の話題になるとふと浮かない表情になる蛭川。そんな姿を見た水無瀬は、2人きりで訪れた海辺で思わず、「俺ん家に一緒に帰ろう」と提案する。思いがけない水無瀬の言葉に、蛭川は自分も父のように人を傷つけてしまうことが怖いとこぼす。そんな蛭川に「お父さんとは同じにはならない、大丈夫」と、そっと頬に手を添えて言う水無瀬のまなざしはこれまでにないほど真っすぐなものだった。
「留学にも行かない」と言い張る水無瀬に対し、迷惑をかけたくないという思いとそばにいてほしいという思いが複雑に重なる蛭川は、葛藤しつつも「行かないで」と強く水無瀬を抱きしめる。そしてその夜、ついに2人は初めての夜を過ごすことに。蛭川が「キスして」と言うと、これまで受け身だった水無瀬が初めて自ら唇を寄せ、2人は互いの温もりを確かめ合うように体を重ねて…。目覚めると、蛭川は「寝れた？」と水無瀬を背後からいとおしそうに抱きしめ、水無瀬もそれに応えるように蛭川に振り返り足を絡める。美しく尊過ぎるベッドシーンが大きな話題を呼んだ。
その後、晴華の家を後にし、水無瀬を再び海へと誘う蛭川。「俺、殴られっぱなし、やめる」と話し、父との決別を決意した蛭川は水無瀬の手を取り海に駆け出す。まるでこれまでの呪縛を洗い流すかのように水を浴びる蛭川に、「寂しかったら、俺に言って」と水無瀬も一緒にびしょびしょになりながら決意を固め…。帰りのバスで、互いの誕生日に手紙を書く約束をした2人の手はしっかりと重なり合う。後ろで流れるエンディング主題歌「花瓶」の歌詞とリンクしたその演出は、本作屈指の名シーンと言えるだろう。
学校生活に戻り、まともに生きると決意した蛭川は勉強に励み、真島（堀家一希）の誘いも断るように。そんな中、晴華に教わったレシピでから揚げを作ろうと買い物の帰りに蛭川と電話をしていた水無瀬は、偶然真島が万引をしている現場を目撃する。電話でそのことを伝えると、以降蛭川からの連絡は途絶えてしまった。翌日、学校では万引事件のうわさが飛び交う中、蛭川は水無瀬を呼び出し、真島をかばって退学になるかもしれないと打ち明ける。
実は水無瀬との電話の後、真島と話すべくビリヤード場へと向かっていた蛭川。そこで、真島が自身への当てつけとして万引したことを知り、さらには父親からの暴力のこともやゆされ、友人たちに止められながらも取っ組み合いになる。しかし、蛭川は真島から何度殴られても決して反撃せず、真島に向けて振りかざした拳もそのまま台にたたきつけ…。水無瀬との約束を守り、人を傷つけないように必死に堪えていたのだ。
「俺もお前もクズじゃない。だからやめろ」そう説得する蛭川に対し、もう戻れないところまで来てしまった真島は頭を抱えてただうなだれる。そして、蛭川は翌日教師の前で、「真島に指示を出したのは自分だ」とうそをつく。その真相を聞いた水無瀬は、「まともになるんじゃなかったのかよ」と悲しい目で蛭川を見つめるも、蛭川はただ「水無瀬は（授業に）戻りな」と言うだけだった。その後、学校の掲示板に貼られた1枚の紙には、真島と蛭川の停学処分が…。
水無瀬と蛭川の思いが通じ合い、忘れられない一夜を過ごした第6話。本当の意味で一つになることができた2人の心の機微が美しく丁寧に描かれ、幸せの絶頂かと思いきや、後半で衝撃の展開を迎え、“2人の海”はいともたやすく断ち切られてしまった。ようやく前に進もうとした矢先の事件。蛭川の潔白を知りながらも何もできないことがもどかしい水無瀬と、停学処分になり父からの暴力を受けながらも、初めて反抗する態度を見せる蛭川。残酷な運命にあらがい、不器用ながらも必死にあがく彼らに待ち受ける、さらなる衝撃の展開とは…。
【第7話あらすじ】
蛭川（上村謙信）は真島（堀家一希）が引き起こした万引事件の罪をかぶり、停学処分となってしまう。水無瀬（本島純政）は蛭川の潔白を教師に訴えるが、全く取り合ってもらえず、蛭川からの連絡も途絶えてしまう。一方、蛭川は停学処分を聞きつけた父・正彦（オクイシュージ）からの罵詈雑言と暴力に耐えながらも、初めて反抗する姿勢を見せ、タイミングを見計らって家を抜け出していた。その日の夜、塾から帰る途中で、いつもの公園に入っていく蛭川の姿を見つけた水無瀬は、ようやく会えた蛭川から「また学校に戻るつもり」だと聞いてほっと胸をなで下ろし、再び自分の家で映画を観る約束を交わす。しかし、夜中にかかってきた蛭川からの電話で水無瀬は衝撃の事実を聞き―――。
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