「それでも俺は、妻としたい」追加キャスト解禁! 豪太(風間俊介)の“ママ友”に吉本実憂2024/12/09
テレビ大阪・BSテレ東で2025年1月11日より放送される「それでも俺は、妻としたい」(土曜深夜0:55。BSテレ東では深夜0:00)の追加キャストが解禁となった。
本作は、W主演の風間俊介とMEGUMIが夫婦役に。売れない脚本家で収入なしのダメ夫・柳田豪太(風間)は、妻の柳田チカ(MEGUMI)と抱き合おうとするも「ヤダ」と拒絶され罵声を浴びる…。そんな物語を描くのは、連続テレビ小説「ブギウギ」(2023年)で脚本を担当した足立紳氏。自身がつづった同名小説を原作に脚本を手がけ、監督も務める。
このたび発表されたキャストは豪太とチカを取り巻く5人の人物。
豪太とチカの息子で不登校気味な小学生・太郎を演じるのは嶋田鉄太。現在10歳で、特技は「台本を早く覚えること」という将来が有望な子役だ。「今回の役を演じてみて、太郎という男の子の性格や育った環境、不登校になりがんばって学校に行く姿などに何かひかれるところがありました」としっかりした意見を言う嶋田は「メインの夫婦の話しのいろいろなところにちりばめられている太郎の葛藤(?)にも注目してくれたらうれしいです。いろいろありましたが、全てひっくるめて言うなら、とても楽しかったです」と撮影を振り返る。
セックスレスに悩む豪太の相談相手であるママ友・みどり役には吉本実憂。柳田家のママ・チカではなく、豪太のママ友であるところに注目の存在で、吉本は、「私の役はシンプルに言うと豪太の友達。子ども同士もよく一緒に遊んでいて、豪太とは公園で2人で相談や愚痴などを話す仲です」とみどりの立ち位置を説明。さらに「みどりはすごくはっきりしている性格で、自分の感情に一生懸命で人の話を聞かないこともしばしば。口は悪いですが、子どもへの愛は豊富な女性です!」とみどりの性格を紹介する。
原作者の足立自身が監督を務める今回の座組みは「足立監督の柔らかい雰囲気が現場全体に広がっていて、すごく平和な撮影現場でした」とのことで、「ニコニコしながらモニターを見ている姿を見て、私自身も気持ちがすごく上がって、リラックスして現場に居ることができました」と振り返る。そんな現場で制作されている作品については「夫婦関係のリアルをドアの隙間からのぞいているような作品だと思います。風間さんとMEGUMIさんが夫婦役と聞いた時、こんな夫婦いそうだなぁと思いましたし、お2人の夫婦のシーンは見てないので、私も視聴者の皆さんと同じく楽しみにしています!と期待を寄せた。
豪太の父親・作郎を演じるのは近藤芳正。「台本がめちゃくちゃ面白くてニヤニヤしながらぜんぶ読み切りました。下ネタオンパレードなのに、読み切ったあとの爽やかさと充足感はなんだろう」と面白がれる作品に参加できたことをほくそえむ。「また風間さんとMEGUMIさんの演技がいいんです! この作品のオンエアー僕がいちばん楽しみにしてます♪」と共演者の演技を絶賛した。
近藤演じる作郎の妻・佳子は、息子夫婦の問題にあれこれ口を挟んでくる母親。演じる熊谷真実は、足立氏が脚本を書いた映画「アンダードッグ」で還暦デリヘル嬢を演じた経験を持つ。「今回は、息子への愛が止まらないと言うか溺愛? にも程がある母親の役です。聞くと監督の実話だそうで。風間さんとは2度目の共演だったので自然に愛情が湧きました。MEGUMIさんは以前からすてきだなぁと気になる方でした。嫁姑のバトルシーンではバトルなのに笑いが出ちゃう。監督からOKが出た時はうれしかったです」と撮影のエピソードを語りつつ「まずは足立監督のお母さまに見ていただきたい(笑)。喜んでいただけたらこれほどうれしいことはありません」とメッセージを送った。
そして5人目は、豪太の従姉妹・公子。演じる内田慈は、本作の原作となる同名小説が2019年に初版を発行した当時、雑誌に書評を書いた縁があるという。「足立さんの書くものが好きで、足立さんの初の長編監督作品『14の夜』に出演が決まった時も大喜びだったけど、今度は新作小説の書評! うれしすぎて、二つ返事で『やります!』とお返事しました。が、なんと予想だにしない展開に。物語の中の夫・豪太のダメさにムカつきすぎて、まったく冷静に読めない! 妻・チカが怒りのあまり面白いセリフを豪太に浴びせるたびにスカッとしては『よくぞ言ってくれた!』とチカに肩入れしてしまう。なのでもはや書評ではなく、この小説を読んで自身の境遇と重ね合わせ、一つの決断をした”ある女”のストーリーにし、一編のオマージュとして寄せさせていただいたのでした(笑)」と、書評を書いた時のエピソードを披露。そんな縁ある作品の映像版に出演することになり「豪太のアホさがダダ漏れるシーンのお手伝いをしています(笑)。どうぞお楽しみに」と気になる予告をしてくれた。
そして今回、5人のキャスト決定の報のほか、主題歌の情報も解禁となった。オープニング主題歌はなきごとの「愛才」。ボーカルの水上えみりは「“売れない脚本家“のリアルな現状と、自分の日々感じるクリエーターとしてのリアルな気持ちが重なり、才能について、愛情について、そこに対する本音を、まだ売れ“て”ないバンドマンのあらがいとしてこの曲を書きました」と、物語に共鳴しつつの創作だったことを明かした。
エンディングテーマはどぶろっくの「ずっとずっと、ありがとう。」に決まった。豪太とチカの息子・太郎が大ファンで、劇中でも数々の人気曲が使用されているどぶろっく。爽やかなメロディーと下品な歌詞に不思議と心が温まる。そんな楽曲が夫婦の究極の愛を描く本作に彩りを添える。
どぶろっくの森慎太郎は、「愛してる人としたい、という気持ち。言い換えるなら『ちちくり愛』。主人公が妻とちちくり合う日が来るまで、毎週見届けます」と宣言し、江口直人も「助平心が命をつなぐ。愛となり、歴史となり、この星の未来を育む。さあ、チチクリ合いましょう」とどぶろっくらしく呼びかけた。
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