小野花梨単独初主演！ 馬場ふみか＆兵頭功海＆小池徹平と紡ぐ記憶喪失サスペンス2024/12/03
小野花梨が、日本テレビ系で、2025年1月9日スタートのプラチナイト新木曜ドラマ「私の知らない私」（木曜午後11：59＝読売テレビ制作）で主演を務めることが分かった。風間俊介とダブル主演を務めた「初恋、ざらり」（2023年／テレビ東京）で、第50回放送文化基金賞ドラマ部門優秀賞を受賞するなど活躍の幅を広げている小野にとって、初の単独主演作となる。
物語は、1年間の記憶を失った主人公・羽田芽衣（小野）が、突如手に入れた幸せな生活の中で殺人疑惑をかけられ、真相に迫っていく予測不能なヒューマン・ラブサスペンス。目覚めた時には生涯のパートナーや新しい職場、そして亡くなったはずの親友まで手に入れていた芽衣だが、次第に周囲から敵意を向けられ、大切なものを奪われていく。記憶を失った空白の1年に隠された真実とは何か―。仕組まれたわなの裏には、驚愕（きょうがく）の秘密が隠されていた。
「プロデューサーから『クランクイン前に最終回までの台本を仕上げます』と言っていただき、作り手の皆さまの意気込みや愛情を強く感じています」と語る小野は、「物語の展開、登場人物の人間性や歴史など、ページをめくればめくるほど次の展開が楽しみになりました。キャラクターたちが複雑に絡み合い、引っ掛かりを残しながら物語が進んでいく疾走感を楽しんでいただければ」と胸を膨らませる。
自身が演じる芽衣については、「1年分の記憶を喪失しているので序盤は特に周りのキャラクターから与えられるエネルギーがとても大きい。新鮮に受け止めながら、記憶をひもといていくエネルギーにつなげられるよう大切に演じたいと思います」と役作りへの思いを明かす。
そんな芽衣を取り巻くキャラクターとして、容姿端麗で表面的な優しさの裏に激しい憎悪を秘めた親友・篠原翠役に馬場ふみか、記憶を失くした芽衣の同僚でサポート係として接するも、殺人疑惑をかけて芽衣を追い詰める相沢龍之介役に兵頭功海、優秀な外科医で、記憶を失くした芽衣の婚約者として常に芽衣の味方で勇気づける西島奏多役に小池徹平が名を連ねる。
馬場は、「それぞれのキャラクターの思いが交錯していて、次のお話が気になる本当に面白い作品です。読めば読むほど明らかになることが増える一方で、まだ分からないことも多く、登場人物全員がどのような人生をたどるのか、とても気になっています」と作品の印象を語る。また、演じる篠原翠については、「主人公・芽衣の親友でありながら、高校時代に亡くなったと思われているという設定があり、そこには大きな秘密が隠されています。物語全体に深く関わる重要な思いや秘密を抱えたキャラクターだと感じています」とその役柄の複雑さに触れた。
兵頭は、「誰がどのような思いで、どのようなうそをついているのかを解き明かしながら進んでいく本作のようなサスペンスを演じるのは初めてで、『こういう本の作り方なんだ』と驚きました。次のお話が本当に気になる台本です」と熱を込め、「企画書の段階から『絶対面白い！』と思っていましたが、台本を読み進めながら、その答え合わせをしているような感覚です」と期待を寄せる。演じる相沢龍之介については、「主人公の芽衣に殺人の疑いをかける重要な役どころ。物語を進めるうえで非常に大きな役割を担っているので、自分の思いや感情をしっかりと表現していきたいです」と意気込みを示した。
小池は、「記憶喪失をテーマに、人間関係が複雑かつミステリアスに描かれており、見ている人の好奇心をかき立てる作品です。登場人物一人一人にスポットライトが当たり、時間を忘れるほどのめり込める脚本の魅力を感じました」と作品をアピールし、演じる西島奏多については、「主人公・芽衣の婚約者で、とても優しく包容力のあるすてきな役。とにかくいい人です！」と笑顔で話し、この役を演じられる喜びを明かした。
また、作品のタイトルにちなみ、「自分にこんな一面があったんだ…」「自分でも驚いた…」といったエピソードを尋ねると、「体調を崩さない屈強な体」を挙げた小野。「”私の知らない強さ”が天性のものとして備わっているのかも」と冬のロケへの意欲を見せる。続けて、重厚感のある作風ながら「皆さまと楽しく撮影できたら」と、明るい現場作りへの思いも。「制作陣の愛情と膨大なエネルギー、すてきなキャストとスタッフの皆さま。この素晴らしい環境で、自分の心が”楽しみ”と”緊張感”で震え立つのを感じています」と、新年一発目のドラマへの期待感をにじませた。
さらに、共演者たちもそれぞれの”知らない自分”についてコメント。馬場は「朝に強いと思っていたのに、最近、仕事帰りに歩きながら寝てしまって壁にぶつかったことがある」と苦笑い。兵頭は「人懐っこいと言われる一方で、大人数の中でスンとなる瞬間がある。そんな意外な一面に気付きました」と告白。小池は「身体能力には自信があったのに、最近ぎっくり腰になってしまい、『私の知らない私、見～つけた』と実感しました」と笑いを誘う。
撮影に向けての思いも、それぞれの立場から語られた。馬場は「それぞれの強いエネルギーがバーンと出るシーンが多いので、皆でたくさんコミュニケーションを取りながら、楽しく頑張っていきたい」と意欲を示し、兵頭も「小野さんのお芝居がとてもすてきだと思っていたので、ご一緒できるシーンが多いことが楽しみ。置いていかれないよう気を引き締めています」と真摯（しんし）な姿勢を見せる。小池は「年末年始も撮影が続くかもしれませんが、みんなで素晴らしい新年を迎えられるように。僕も精いっぱい盛り上げていきます！」と笑顔を見せた。
作品については、馬場が「登場人物それぞれの目線から見るとかなり違って感じられる作品。何度も見ていただくことでより楽しんでいただけると思います」と魅力を語れば、兵頭は「『CODE－願いの代償－』（23年／日本テレビ系）でお世話になったプロデューサーからの信頼に応えられるよう、全ての力を注ぎ込みたい」と決意を示す。小池も「2025年、注目を集めておかしくない、期待値がとても高いドラマ。たくさんの方に広めていただきたい」と呼びかけた。
「心を揺さぶるオリジナルのラブサスペンスドラマを」という思いのもと、脚本家の大林利江子氏とともに企画開発が進められてきたという本作。物語の全体像について、作品を手がける中間利彦プロデューサーは「このドラマは、記憶喪失もののありがちなドラマではありません。『友達への思い』『家族への思い』『愛する人への思い』『過去への思い』、登場人物たちそれぞれが抱える“思いの掛け違い”の中で物語が動いていきます。起きている事象は刺激的なのに、登場人物たちに共感できる部分が必ずある。そして、伏線の先で明らかになっていく“殺人疑惑の真相”から目が離せないはずです」と自信を見せる。
主演の小野について「二転三転する衝撃的な事実に直面するリアルな感情を、説得力を持って演じる必要がある非常に難しい役どころ。『そこにいる』と自然に感じさせてくれる圧倒的にリアルなお芝居をされ、見ている人が共感すると共にひきつけられる小野花梨さんなら、この難役を演じきってくれると確信しました」と起用の理由を語る。
共演陣に関しては、「芽衣に憎悪を向ける親友・篠原翠役は、独特の存在感を放ちながら凛とした姿が美しい馬場ふみかさんに。芽衣を追い詰める謎の同僚・相沢龍之介役には、ミステリアスな雰囲気を持っていながら意志の強い瞳が印象深い兵頭功海さんに。芽衣を支える婚約者・西島奏多役は、笑顔が誰よりも温かく大人の魅力を纏う小池徹平さんに演じていただきます」と解説し、「先日のビジュアル撮影＆本読みで、全員から『このドラマを絶対に面白くしてやろう！』という気概を感じました」と信頼を寄せる。
そして、「寒い時期の撮影を、キャスト・スタッフ一致団結して乗り切り、この冬、最も刺激的で心揺さぶるヒューマン・ラブサスペンスをお届けしたい」と意気込みを語った。
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