松平健50周年記念公演へ意気込み。上様が“闇バイト”も成敗!?2024/11/30
2025年1月に博多座(福岡市博多区)で「松平健芸能生活50周年記念公演」が行われる。大きな節目となる公演を前に合同取材会が福岡市内で開かれ、松平健自身が意気込みなどを語った。
ステージは2部構成となっており、第1部の演目は松平の代表作である「暴れん坊将軍」。上様(8代将軍・徳川吉宗)役として白馬に乗って登場し、おなじみの「成敗!」と一喝して迫力ある立ち回りを披露する。脚本と演出は大人計画所属の細川徹氏が手がけた。コメディー要素も存分に含まれ、テレビドラマとは趣の異なる展開となりそうだ。
すでに7月の東京・明治座と、10月の大阪・新歌舞伎座の公演を終え、松平は「今までの舞台とはお客さまの層が変わり、若い方が増えました」と振り返る。続けて「若い人にも楽しんでもらえる作品になっています。笑いもあり“推し活”という言葉など現代用語もありで、若者も入りやすい内容になっています」とアピール。見どころについては「場面の入れ替わりが多く、早替えがあったり女装しておとりになってみたり…(笑)。そのあたりはお客さんにも楽しんでいただけています。(女装は)恥ずかしいですけど、皆さんが笑ってくれるのでまぁいいかな」と手応えを感じている様子だ。
第2部は「マツケン大感謝祭~歌って踊って~オーレ!」と題した歌謡ショー仕立て。舞台公演から生まれた「マツケンサンバⅡ」などマツケンシリーズ9曲を熱唱する。辰巳ゆうとと、ダブルキャストの北翔海莉・音波みのりが、第1部に続き第2部にもゲスト出演。辰巳の客席を巻き込むような演出や、宝塚歌劇団出身の北翔・音波の美しい歌声など、見どころ満載のステージが繰り広げられそうだ。東京と大阪の公演では客席に、うちわやペンライトを振るファンの姿もあり「アイドルってこんな気持ちか」と体感した松平。その一方で「“こっち見て”とか“指さして”と、うちわの文字を読んでいたら歌詞を間違えました」と明かし、報道陣を笑わせた。
松平は「いままでと違う、子どもからご年配の方まで楽しめる芝居、ショーになっています。ぜひ博多座までお越しください、お待ちしております」とコメントした。博多座公演のチケットは11月30日発売開始。
そして今回、上様の“成敗”ポスタービジュアルが福岡県警察の目に留まり、防犯ポスターとコラボレーション。連日報道されている特殊詐欺や闇バイトに歯止めをかけるべく、特別広報大使として吉宗にふんする松平を任命。取材会の場で福岡県警察本部生活安全部長が委嘱状を授与していた。
拝命した松平は「連日“闇バイト”関連のニュースを見かけ、腹立たしく思っていました。そんなにうまい話は世の中にない。高額な報酬には必ず裏がある。気軽な気持ちで応募してしまい、抜けられなくなるという手口も悪質。もしそうなった場合には早めに警察へ相談してほしい」と注意を呼びかけた。また、木刀を構え「成敗!」の発声とともに「詐欺」「闇バイト」と書かれた紙を斬るパフォーマンスも。福岡県内では、年末年始にかけて「成敗! 闇バイトは犯罪じゃ!」とキャッチコピーの入った公演ポスターが掲示される予定だ。
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