ナイナイ・岡村隆史「岡ぶら☆(スター)探訪」で、山口百恵と志村けんのゆかりの地をたどる!!2024/12/04 05:00
BS朝日では12月28日に、ナインティナインの岡村隆史のBS朝日冠番組・第2弾となる「岡ぶら☆(スター)探訪」(午後3:00)を放送。昭和を駆け抜けた伝説のスター、山口百恵と故・志村けんさんのゆかりの地を訪ねる。
街ぶらのパートナーは、“還暦60歳”で新人芸人、元は朝日放送テレビの制作局長という人物・とこわか吾郎。長きにわたり、芸能界に携わってきたとこわかのナビゲートで、引退から30年以上経ったいまも多くの人をひきつける歌姫“百恵ちゃん”が中学生の頃まで過ごした横須賀と、岡村が憧れ続けた志村さんゆかりの地、新宿・若松町と麻布十番に向かう。
百恵ちゃんは、岡村が小学生の時に芸能界を引退しただけに、「自分よりちょっと上の世代の方というイメージ」とコメント。とはいえ、ヒット曲を連発し、絶大な人気を誇ったことや、引退ステージでマイクを床に置く姿にインパクトがあったことなどを鮮明に覚えていると語る。そんな百恵ちゃんの軌跡をたどるべく、さっそく当時、彼女が家族と住んでいた団地を訪ねていく。
病弱な母親、6歳離れた妹との3人暮らしだったと聞き、どんな思いで日々を過ごしていたのか思いをはせる岡村。その後、百恵ちゃんが通っていた小学校、中学校、近所の商店街を訪ねながら、面影が感じられる場所を探す。街の人に話を聞くと、誰もが多少なりとも“百恵ちゃんエピソード”を持っていて、同時期、同じ中学に在籍していた人物から話を聞くことにも成功。1970年代から80年代にかけて、人気歌手を数多く排出したオーディション番組「スター誕生!」(日本テレビ系)に百恵ちゃんが出演直後、地元がどんな騒ぎだったのかリアルな体験談を語ってもらった。
さらに、人気絶頂の21歳の時に俳優の三浦友和と結婚し芸能界を去ったときの地元ファンならではの心境などを聞く。横須賀を訪れた岡村は、百恵ちゃんが幼い頃から決して恵まれた環境でなく、多くの苦労をしてきたことを知り、彼女の強い精神力がこの地で培われたものではないかと推測。百恵ちゃんの心情の一端に触れるような、味わい深い街ぶらとなった。また、岡村自身からはかなり遠いものの、貴重な“百恵ちゃんエピソード”があることが判明。果たしてどんなエピソードなのか?
番組後半は、岡村が「師匠のような存在」と語る志村さんにスポットを当てる。かつてフジテレビがあった新宿・若松町をスタート地点に、岡村が親交のあった志村との思い出話を披露する。若松町は、若かりし頃、志村さんが下宿していた場所であり、若き岡村が旧フジテレビに通った思い出深い場所でもあるため、懐かしさは人一倍。岡村自身がコントに打ち込んだ日々や、志村に加えて、明石家さんま、とんねるず、ダウンタウンなど、売れっ子芸人たちが集合するのを目の当たりにし、その華やかさ・まぶしさを回顧する場面も。
志村さんと加藤茶のコント収録を見学したこともあり、多くのことを志村さんから学び、「僕の芸のほとんどは志村さんから学んだもの」と明かす岡村が、若かりし頃の志村さんが当時、通っていた銭湯のオーナーから話を聞くと、サービス精神旺盛で漫才を披露してくれたエピソードや、時にはお金がなくて入浴料を払えなかったという苦労話も飛び出した。そんな志村さんの下積み時代を知るオーナーから、志村さんが亡くなる半年前に会った時の思い出なども語ってもらう。さらに晩年、志村さんが足しげく通っていた麻布十番も訪問。長くひいきにしていた料理店のオーナーから、志村さんとの交遊録を聞く。岡村も志村さんと食事を共にすることがあったため、食事の席での志村さんや、お酒を楽しむ時の志村さんのリラックスした様子を懐かしむ。
芸能史にその名を刻む2人のビッグスターの足跡を追った岡村は、「1970~80年代のスターが、今とは比べものにならないほどのすごさがあったことを感じました」と語り、両人とも強いハングリー精神があったからこそ、スターへの階段を駆け上がれたのではないかとコメント。当時のスターの輝きは色あせることなく、今後もいろいろな“昭和スター”ゆかりの地を訪ねたいと意欲を見せた。
岡村は収録を終えて、「百恵さんは僕自身リアルな世代ではないですが、それでも名前を聞けばすぐ分かる伝説のスターで、中学生の頃の話を伺ったら、僕なんかとは生きざまが全く違うと思いました。『スター誕生!』に出て地元で大騒ぎになっても、オーラを消していたと伺い、その心中はどんなものだったのか知りたいと思いました。僕は全国ネットのテレビに出て地元の大阪で大騒ぎになった時、気持ち良かったですから。肩で風切って歩いていましたから(笑)。自分と比べても、百恵さんがどんなことを考えていたのか興味があります」と振り返った。
また、「志村けんさんは、河田町の旧フジテレビでもご一緒する機会がありましたが、きちんとあいさつができてない時に、加藤茶さんとのコント収録を見学させてもらったこともあります。お笑いに対して全力で向き合い、『バッターボックスに立たないとお笑いは起きないんだよ』とおっしゃっていたのを、今も覚えています。僕自身もお笑い番組の収録ではプロデューサーさんや演出家の方に『志村さんならどうするか考えろ』とよく言われたものです。僕はあまりお酒が強くないのですが、志村さんにご飯に連れていってもらうようになってからは、一緒に飲むとうれしそうな顔をされていました。志村さんの前では一生懸命飲みました(笑)。失礼があってはいけないと思い、どうにか頑張りましたが、お帰りになったあとは緊張の糸がゆるんでお酒がまわって、それは大変でしたね(笑)」と、志村との交流エピソードを明かした。
さらに「百恵さんも志村さんもお若い頃、いろいろと苦労されていたんですね。だからこそ、強い精神力でスターへの階段を駆け上がったのだろうし、番組ではスターになる前の一般人だった頃の貴重なエピソードも紹介します。お二人とも自分たちと同じように普通の暮らしをしてきた中で、どんな過程を経てスターダムを駆け上がったのか、興味深いと思います。次も1970~80年代のスターにまつわる場所を訪ねたいです。あの年代の方って、やっぱり輝いていた人が多いというか、当時の方々の伝説をもっと知りたいです。一つ一つのエピソードが大きいし、生きざまも分厚いというか。興味深いエピソードがいっぱいあるでしょうから、深掘りしたいですね」とメッセージを寄せている。
関連リンク
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆