「御曹司に恋はムズすぎる」で永瀬廉がナルシスト御曹司に! 山下美月と初共演2024/11/25 05:00
フジテレビ系では、2025年1月7日より、火ドラ★イレブン枠で「御曹司に恋はムズすぎる」(火午後11:00=カンテレ制作)の放送を決定した。主演を務める永瀬廉(King & Prince)は、大手アパレルメーカーの会長の孫として思いっきり甘やかされ自由奔放に生きてきた御曹司を演じる。ヒロイン役は山下美月で、永瀬とは初共演となる。
オリジナルストーリーの本作は、働く大人たちの恋模様とともに、登場人物たちが仕事の苦悩や挫折・達成の喜びなどを感じながら、一生懸命に生きる姿を描くロマンティックコメディー。脚本は、「ナイト・ドクター」(2021年/フジテレビ系)、「ユニコーンに乗って」(22年/TBS系)を手がけた大北はるか氏が執筆。永瀬とは、「東京タワー」(24年/テレビ朝日系)以来、脚本と主演でのタッグとなる。
制作を担当する萩原崇プロデューサーは、永瀬が演じる御曹司について「こんな永瀬廉さん、見たことない!」と評する。「超わがままで天然で、世間知らずでナルシストで、洋服大好きでオシャレなのに恋愛偏差値は0の勘違い男。そんな主人公の、不器用ながらも一生懸命に思いを伝えようともがく姿は、すべての方を勇気づけ、元気づけてくれること間違いなし。永瀬さんの、影のある役の多いイメージを思いっきり裏切りつつも、どこか永瀬さん自身にも通じてしまう部分、たっぷり堪能できると思います」と永瀬の新たな表情が楽しめる作品を約束。
ヒロインのまどかを演じる山下自身についても「(まどかは昴に)負けじと個性強めのキャラクター。実際のお二人も息ピッタリで、顔を合わせたその日にお互いの変なとこを突っ込み合うほどです」と絶賛し、「主人公とヒロインのちゃめっけたっぷりの会話と恋模様は、この冬一番の心温まるストーリーになると思いますので、どうぞお楽しみにしていてください!」と自信を見せた。
永瀬が演じる天堂昴は、大手アパレルメーカー「服天」の会長・天堂亘の孫で、自己愛最強、ルックスと金だけで生きてきた性格欠陥だらけのうぬぼれ御曹司。その言動を見かねた祖父は、昴を新入社員として「服天」に入社させる。それだけではなく、昴を家から追い出し、社員寮での生活を命じる。
昴の教育係となるのは、彼とは真逆の環境で生まれ育った超倹約家のド庶民で、同じ社員寮に暮らす女子社員・花倉まどか(山下)。“会長の孫”という最強の肩書きゆえに本気で怒られたことのない昴に対して正面からぶつかっていく真面目で努力家のまどかに、昴は次第に特別な感情を抱いていくように…。そして、恋や愛という不確実なものを信用していないまどかを何とかほれさせたいと奮闘する展開が待っている。
本作の企画を聞いた永瀬は、「すっごく面白いやろうな、楽しくなるんだろうな」とタイトルを見て感じたと言い、「台本を読んでみたら、掛け合いだったり昴のキャラクターにクスっと来るような部分があって、撮影がすごく楽しみになりました」と撮影を待ち望む。続いて山下も「永瀬さんがおっしゃっていた、昴とまどかの掛け合いが面白くて」と同調。
楽しみにしているシーンを聞くと、永瀬は“掛け合い”と答え、「昴とまどかの掛け合いと昴と親友の友也の掛け合いは、それぞれにいい間合いでセリフを言っていかないと狙った方向とは別のところに飛んでいきそうだなと思います。だから、そこは難しそうだなと思いつつ、楽しみでもありますね」と答える。対する山下は「1話でいうと、拳を構えるシーンが楽しみです。ここを頑張りたいと思います」と意気込んだ。
それぞれのキャラクターで自分に似ているところを聞くと、永瀬は、「服が好きっていうところは似ています。(昴と同じで)自分のことは好きですけど、昴はぶっとんでいるじゃないですか。ちょっとレベルが高すぎる」と困惑。さらに、性格や芸風は昴に近いものはないかと尋ねると、「だいぶ誇張されています。数百倍、濃くされている。でも、役作りはいらないんじゃないかと言われれば…たしかに、言われてみればそうですね」と笑った。山下は「まどかちゃんは、真面目でお仕事に一生懸命な女の子なので、私かな、と(笑)。でも、ちょっと硬さもあるといいますか、不器用で誤解されがちなところもありますよね。節約が得意という部分では、私も節約が好きなので、そこは一緒かなと思います」と自分と重なる部分が多いことをうかがわせた。
テンポよくコメントを発していく永瀬と山下は、萩原プロデューサーが指摘するように、初対面から突っ込み合いをするほど呼吸がぴったり。お互いの印象を聞くと、永瀬が「お会いする前からしっかりされているんだろうなと思っていて。実際にお会いしてしゃべっていたりするとやっぱりしっかりした人だなっていう印象。弟が2人いるからか分からないですけど」と言うと、「え。弟?」と山下はキョトン。一人っ子の山下に「あれ、いなかったでしたっけ? 9歳と7歳の弟じゃなかったでしたっけ?」と永瀬が確認すると、「いないです(笑)。本当にこんな感じで、意外でした。(会う前は)クールな方なのかなって思っていました。職業イケメンです! みたいな。いい意味でラフというか、気さくで面白い方なんだなと思いました」と、ギャップを感じていることを明かす。
また、共演するにあたり、お互いに知っておいてもらったほうがいいことを伝え合ってもらうと、永瀬は「今みたいなことを言っていくと思うので、めげずに突っ込んでいただけると僕はテンションを保てます」とすかさずボケる。それに対し山下は「ちょっとめんどくさいですね(笑)。日々、戦いですね。小ボケをよく挟んでいらっしゃいます」とひるまない。しかし永瀬も「めげずに僕はボケ続けるので、3カ月間ぐらい最後まで付き合ってもらえたらなと思います。そうしないと脳がもたないんです(笑)」と負けじと応戦。最後は山下が「私、だんだん突っ込まなくなりそう」と未来の自分を予測して笑わせた。
最後に永瀬は「ラブコメということで、キュン要素があり、なおかつお仕事ドラマの要素もしっかり描かれています。さらに友情の部分もあり、三つの軸で話が面白く展開されていて、毎週、火曜日はまだかな、と思ってもらえるような作品になっています。仕事で疲れたあなたや、ちょっとクスっとしたいなって思うあなた、ぜひ火曜日に見ていただけると幸いです」とメッセージを寄せた。
さらに、山下は「毎週毎週、ほんとに展開が激しく変わっていくという、毎話見ていただくことでより面白くなる作品だと思います。この冬にカラッと笑える、そして元気になる温かい内容になっていると思いますので、2人の恋模様や、出演者の皆さんの個性的なキャラクターを、ぜひ全部楽しみに待っていてくださったらうれしいです」と期待してほしいポイントをアピールした。
ラブコメといえど、若者世代だけではなく、幅広い世代にも共感できる要素が盛り込まれている本作を、2人がどう表現していくかが楽しみだ。
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