芳根京子が研修医に! 「まどか26歳、研修医やってます!」髙橋ひかる、大西流星は同期役2024/11/24

TBS系では、2025年1月の火曜ドラマ枠で、芳根京子主演の「まどか26歳、研修医やってます!」(火曜午後10:00。開始日未定)を放送することを発表した。芳根がTBSドラマで主演を務めるのは10年ぶりで、医師1年目のイマドキ研修医を演じる。また、研修医憧れの外科の指導医には鈴木伸之、同期役で髙橋ひかる、大西流星(なにわ男子)の配役も決定した。
原作は、水谷緑氏によるマンガ「まどか26歳、研修医やってます!」「あたふた研修医やってます。」「離島で研修医やってきました。」(KADOKAWA刊)。令和の働き方改革で変わりゆく医療現場で主人公の研修医が「お医者さんだって、幸せになりたい!」と願いながら奮闘する姿を描く。「研修医はお客さま」と皮肉を言われ戸惑いながらも同期の仲間たちと励まし合ってベテラン医師たちの試練に立ち向かい、医師として女子として人生と向き合う濃厚な2年間を描いた成長物語だ。

芳根が演じる若月まどかは、医師1年目のイマドキ研修医。幼い頃から勉強が得意で周囲におだてられ医学部に進学。研修医の第一歩を踏み出すも、令和の働き方改革が進む医療現場の逆境に戸惑いを隠せない。研修医の2年間は医師としても女子としても人生の大きな選択を迫られる時期だが、「なんとかなるっしょ!」が口癖ののんきなまどかは、同期の研修医たちと日々過ごす中で自分の仲間が将来のビジョンや考えをしっかり持っていることに驚きを隠せずあたふたしてしまう。
まどかを演じる芳根は「『なんとかなるっしょ!』が口癖でほわほわした感じですが、責任感があって真っすぐな研修医の女の子なので、一生懸命でチャーミングに演じられたらなと思っています」と役へ向き合う意識を語り、「研修医はいろいろな科を回るというところの見せ方が新しいと思っていて、この作品の特徴の一つになるのではないかとも思っています。手術のシーンやセリフなど心配な面もありますが、同期の研修医仲間や個性あふれる先輩の先生方がいてくださるので、一緒に成長できたらという楽しみな気持ちが強いです。この作品を通してみんなで温かい冬にできたらと思っていますので、楽しんで見ていただけるとうれしいです」とまどかを通して、楽しみながら成長していきたいと抱負を述べた。
そんなまどかが最初に研修する先の外科での指導医・菅野尊役には、約6年ぶりの火曜ドラマ出演となる鈴木。ストイックでクールな性格で研修医たちが憧れている菅野は、仕事人間であるが故に、自分にも研修医であるまどかたちにも厳しくとっつきづらい部分はあるが、患者にはとても親切で時折優しい笑顔を見せることもある。加えて、方向音痴という意外な一面も…!? 演じる鈴木は、「感情をあまり表情や態度に出さないキャラクターですが、まどかや研修医たちと同じ道をたどった世代の近い先輩なので、陰でみんなをサポートできるような役作りも頑張りたいです」と意気込む。
今回初めて外科医役に挑戦する鈴木は「自分でもいろいろ調べて頭の中でどんな先生なのかなと想像しながら役作りに臨んでいます。実際の医療現場の先生方は、本当にたくさんの人たちの命を救っていて、皆さんの頼れる存在になっていると思うので、そこもしっかり演じられるよう頑張りたいです」と気を引き締める。さらに「時代と共に変わっていく医療現場の様子が手に取るように分かる作品ですので、ぜひ何かを感じていただけたらと思います」と作品の特徴をアピールした。
まどかの医学部時代からの同期でよき仲間である研修医・尾崎千冬を演じるのは髙橋。サバサバしていて意志が強く、焼酎好きで豪快な一面がある研修医の千冬。将来のビジョンがはっきり見えており、のんきなまどかに突っ込みを入れたりもするアグレッシブな性格で、研修医のうちに生涯のパートナーを見つけ“旦那と共に開業”を夢見て婚活にも奮闘しており、自立した医師を目指しているキャラクターでもある。
千冬役の髙橋は「すごくリアリストだなと思う一面と、心のどこかではロマンを持っている女の子だなと思う一面があるので、探りがいのある役だなと感じています」と興味津々。そして、「研修医同士の高め合う姿にもご注目いただきたいです。仕事も恋も欲張りたい方にピッタリな作品だと思いますので、ぜひご覧ください」と見どころを語る。
五十嵐翔役を務めるのは、TBS連続ドラマ初出演の大西。千冬と同じく、まどかとは医学部時代からの同期の研修医だ。「研修医はすごく大変というイメージがありました。でも、仲間がいるからこそ支え合って、時には笑いあったり、ちょっとぶつかり合ったりというような研修医の裏側も台本に描かれていて、そういったシーンを演じるのもとても楽しみになりましたし、共演してみたかった俳優の皆さんとたくさんお芝居できるのが今からすごく楽しみです」と胸を躍らせる。
親が医者だった影響で幼い頃から医療現場が身近にあり、医者になりたい思いが強い翔について、「親が病院を経営していることで葛藤はありながらも、みんなから愛されるキャラで、でもときには毒っ気があったり、みんなを俯瞰(ふかん)で見るような、すごく視野の広い子だなと思います」と分析。また、男女問わず愛されるキャラクターで、ときにはまどかや千冬の恋愛にもズケズケとアドバイスするという役回りを「研修医のリアルが描かれたところを楽しんでいただき、夢に向かって頑張っている皆さまの背中を押せるようなハートフルな作品にできるよう頑張ります!」と気合十分で作品に臨む。

自身のマンガがドラマ化されると聞き、「とてもびっくりでうれしい」と喜ぶ水谷氏は、「このマンガは、キャラクターのモデルにもなっているまどか先生やポチ先生など、協力してくれた医療従事者の方々、編集さんたち、さまざまな方とのご縁のおかげでできました。まどか先生の、まだお医者さんらしくない等身大の人間の新鮮な感動が伝わり、元気をもらえるドラマになりそうです」と期待を込める。「周りの医療従事者たちも今の時代らしくて一人一人魅力的です。私も観客として面白く見ながら、元気をもらおうと思っています」と、メッセージを送る。
制作担当の塩村香里プロデューサーは、「医師という職業は、常日頃から私たちもお世話になっている、とても尊い仕事です。そんなお医者さんが、水谷先生の原作コミックでは厳しい仕事に向き合いながらも、すごく人間くさく悩んだり、困ったり、時には毒を吐いたり、そして仕事を楽しんでいる様子が生き生きと描かれており、医師も私たちと同じなんだととても共感を抱きました」とドラマ化を決めた理由を明かす。
さらに「このドラマを作るにあたり、実際の研修医の方や、スーパーローテーションで回るそれぞれの科医師の方々にも取材をしながら、よりリアルな声を集め、台本や撮影に生かしています」という意識で制作に向き合っていると話す。さらに「今まで見たことのある“医療ドラマ”ではなく、白衣の裏に隠されたちょっと赤裸々な本音をのぞき見するような笑えて泣ける研修医の成長ドラマを、主演に芳根京子さんを迎え、魅力的な出演者の方々と、スタッフで力を合わせて作っています。視聴者の皆さまの真冬の火曜夜が心温まる時間になるように、まどかと医師たちの紡ぐ色鮮やかな物語をお届けできればと思っておりますので、春まで応援よろしくお願いします!」と力を込めた。

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